船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
予防医学の新しい概念 “抗糖化” について
2016.7.12(Tue)
社名:(株)本物研究所
名前:長 博信

 現在の日本は、生活習慣病をはじめ、脳機能に関する疾病や精神疾患などの患者数が年々増加しています。加えて、超高齢化社会に突入していることなどから、2013年度の国民医療費が過去最高の40兆610億円となり、国の財政に大きな負担となって、危機的な状況に陥っています。

 そして、現代の日本人の生活は大変便利になりましたが、一方で、有害ミネラル(食品添加物/防腐剤/抗生物質/農薬/薬物/大気汚染/環境汚染)や電磁波、ストレス、生活リズムの変化、運動不足などにより、悪影響を受けており、さらに間違った「食」を摂っていることなどの影響から、体内は汚れ、“酸性”の状態となっています。これが病気の要因となるのですが、健康意識の高い日本では、これまで「抗酸化」という考えが主流となって、医学界・健康産業界・民間医療現場・一般人に至るまで浸透してきました。

 しかし近年、特に注目されているキーワードが、「抗糖化」なのです。
 私たちの体は、様々な物質で構成されていますが、その中で体内に蓄積して、生活習慣病をはじめとして、様々な病気の発症や老化に関わるものが発見されました。
それが、「AGEs(エージーイー)」です。

 AGEsは、ガン、動脈硬化や血栓、認知症、糖尿病、骨粗しょう症、白内障や緑内障などを引き起こしたり、肌のシワやシミ・たるみ・くすみ、髪のハリ・コシ・ツヤなどに影響を与えることが明らかとなったのです。

 糖化とは、食事によりタンパク質と糖が結合することであり、糖化によって変性したタンパク質が「AGEs」です。また、油とタンパク質が結合することでも同様に起こります。

 近年、「糖質オフ!」という言葉をよく耳にしていませんか?
 2010年頃から食品業界で「抗糖化」というキーワードが注目を浴び、ビールをはじめとしたアルコール類や清涼飲料、麺類、パン、おにぎり、サラダ、スイーツお菓子まで、様々な「糖質オフ!」食品が現在市場に出回っております。各種健康本などでも特集され、“糖質オフ!ダイエット”も流行っていますが、糖質制限すると、体内に「AGEs」をため込もうとする働きが促進されてしまうため、最近では「糖質オフは危険!」と指摘されていますので、注意が必要です。

 最近CMなどでもよく流れている“ゼロカロリー”と表記した炭酸飲料などは、カロリーがゼロなので良さそうに見えますが、その実態は非常に危険です。砂糖の量も実は多いので、飲み過ぎには注意が必要です。それらに含まれている「人工甘味料」には、薬物並みの危険な中毒性があると指摘されており、さらに、様々な病気や障害を誘発するリスクが潜んでいるとして、欧米諸国では注意喚起しています。

 糖質を制限することで、食後の血糖値を抑える効果はあるのですが、根本的に、私たちは生きていく限り、糖化を避けることはできないのです。

 血糖(ブドウ糖)/油とタンパク質が結合し、体のタンパク質の機能が変化すると、人体にとって“毒性100%”の有害物質であるAGEs(糖化最終生成物)ができるのですが、それにより細胞が劣化してしまうため、老化を早め、生活習慣病をはじめ様々な疾患の原因となります。

 例えば、日本人の死因第一位となっている“ガン”の場合、健康な細胞は生まれ替わっていますが、ガン細胞が生まれ変わらず増殖します。実は、ガン細胞の細胞膜は糖化したP糖タンパクでできています。抗ガン剤を打っても効果が出にくいのは、この糖化したP糖タンパクが、抗ガン剤をプロックしてしまい、細胞の中に入らないためといわれています。

 また、平成26年に厚生労働省が実施した調査によれば、糖尿病の総患者数は、316.6万人といわれ、これは、国民(成人)の3〜4人に1人が糖尿病を発症しているという驚くべき結果です。
 さらに、糖尿病予備軍にいたっては、推定で2,050万人といわれています。
 糖尿病は、「糖化」のスピードが速まっている状態であり、「糖化」は、老化危険因子として、様々な疾病や症状に関与しているのです!
 そして、糖尿病合併症の進展には糖化が関与しており、神経障害、網膜症、腎症、ガン、歯周病、認知症などへとつながっていくのです。
 糖尿病患者の認知症発症率は、糖尿病である期間が長いほど高くなります。
 また、高血糖状態が続くことで血液がドロドロになるため、脳の血管や血流に障害が起きやすくなるというわけです。そして、認知症の人の大半が血糖値が高いという特徴があります。

 AGEsが血管内に溜まると、血管の粥状化により、動脈硬化・脳血管疾患・心筋梗塞・血液循環不良を引き起こします。これまではコレステロールが原因とされてきましたが、コレステロールが糖化した結果、血管内で硬くなり貼りついてしまうことで起こるのです。


●優れた抗糖化食材“黒ガリンガル”
 黒ガリンガルとは、東南アジア山岳地帯原産のウコンや生姜の仲間にあたる別種植物です。
 東南アジアでも一部の限られた気候と土壌でしか栽培できない幻の植物であり、この地域に住む山岳民族達は、“黒ガリンガル”のことを「山の神様の贈り物」と読んでいます。“黒”というけれど、本当は“濃い紫色”の根茎です。

 タイ王朝では、1200年も前から伝統生薬として黒ガリンガルが重宝されており、新しい王様が即位すると、王様の健康と子孫繁栄を願い、黒ガリンガルを食べさせていたということがアンコール王朝時代の文献に記載されています。また、東南アジア地域の人々の平均寿命は55〜58歳なのですが、黒ガリンガルの原産地である山岳民族のお年寄り達の平均寿命は、介護無しでナント!85〜88歳という長寿で超元気なのです。

 そして、黒ガリンガルのスゴイところは、人間の老化と病気になる大きな要因に優れた効果を発揮するということです。つまり、「抗酸化」「抗炎症」「抗糖化」作用のトリプル効果があることがわかったからです。
 同志社大学での成分分析結果によれば、黒ガリンガルは、他のウコンや生姜類とは全く違う成分と効能が発表されており、「血糖値を上げすぎない」「AGEsをつくらせない」「AGEsをため込まない」という特徴があり、世界最高の抗糖化植物とのことです。

 株式会社本物研究所では、“優れた効能を持つ栄養成分の宝庫である黒ガリンガル”を栄養成分を損なわずに、効果効能を発揮する製品に仕上げました!
 もう間もなくリリースしますので、ご興味ご感心のある方は、一度お試しください。


2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」
34周目:「ヤマト人とは」
35周目:「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
37周目:「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰(まこも)・・・」
38周目:「波動・大自然の摂理とは・・・」

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