船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:門脇 宥希
私の過去のコラムでも、投稿してきた頻度が一番高いテーマ、「人と人との関係性」。またそのテーマについて、違う角度から新たな発見がありました。まずは、こちらの衝撃映像をご覧ください。
https://youtu.be/ohQLiLrD9vk
相手が「笑いながら」くずれていく様……。武学士レノンリー先生のセミナーでの1コマなのですが、このように1対1の人間関係は、「生死を分ける」ような武術だけでなく、仕事、家庭、友人……ありとあらゆる場面で見受けられます。よって、2人で身体と身体の反応を確かめることが、ありとあらゆる人間関係の現場で応用できるのです。実際、このような現場は超稀少と言え、レノンリー先生のもとには、座学の限界を知った、将来を有望な若手経営者など、多くの人が集まってきています。
実際、私もそれを体験してみましたが、相手を倒そうとすると、力を入れた個所に直感的に反応し、相手は「倒されまい」と力が反応します。人間の身体は、そもそもそのようにできているようなのです。では、どうしたら……相手は、「笑いながら」「気持ちよく」倒れるのか? 嫌がるような表情にならず、この「笑いながら」「気持ちよく」というのは大きなポイントのようですが、言い換えれば、相手を意のままにコントロールできるのか? 自分が考える思い通りに、相手が動いてくれるか? ということです。常にどのような人間関係でも、自分の意に沿って欲しいという願望、欲望を人は抱いているはずです。
そのキーワードがこちら…争いを避けて生きる…「上善如水(上善は水の如し)」。
2500年前の聖人と言われる老子は、「上善如水」や「無為自然」という言葉で有名ですが、老子の基本的なスタンスは「競争しない」。水のように「争わず、低きところに留まる」生き方……弱さに徹した水の性質を変えさせるものはない、だからこそ、水に勝るものはないと老子は言っています。
実際、このような「達人技」と呼べるレベルには、稽古が必要になってきますが、私はすぐその「達人領域」に達する特別な方法で、体験させていただきました。倒す側を。そうすると、自分自身に相手を倒そうという意識がなくても、相手が勝手に倒れていくのです!相手をコントロールしようとしない時、コントロールしようとする自我(エゴ)が外れた時に、相手が倒れる。
面白くありませんか?
そこで、相手の全エネルギーを限りなく理解することも特に重要になるようです。そう、相手の歴史、つらかったこと、言いたいこと、抱えてきたこと、持っている感情、すべて吐き出してもらい、全エネルギーを限りなく理解する……そうすると「一体化」する。受け入れたくないという自我(エゴ)を外し、相手の全エネルギーを受け入れる……そうなると自由自在になる。深い!
このように文章にするだけでは、理解に限界があり、「体験知」とは理解度に格段に差が出るように思いますが、この「体験知」については、レノンリー先生も老子も言っていることです。振り返れば、舩井幸雄もことあるごとに言っていました。「上善如水」だけでなく、実際の体験、経験が血となり肉となることを。
「上善如水」や「無為自然」……この老子が説いた言葉を総称した「道(タオ)」の世界。今、51コラボでは、レノンリー先生にも登場いただいている、道(タオ)企画を実施していますが、副島隆彦先生の「舩井幸雄道教論」についても注目です。私も副島先生の文章を読んで、改めて舩井幸雄が好きで、船井本社グループの門を叩いた理由を再確認したものです。そう、舩井幸雄の思想の源流にあった道(タオ)の考え方……それはこの世を貫く一本の天地自然の法則であれば、万人が惚れることは必然です。学者が説く道(タオ)ではなく、実際の経営の現場を知り、実際に経営を経験した人間から説かれる、道(タオ)の世界は、確かに一味も二味も違っていたはずです。私は10年前に船井グループの門を叩き、今こうして考え方の源流と言える、道(タオ)の世界に携われることは、仕事冥利に尽きます。
2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
2017.06.29: 動物に触れる
2017.06.28: 人に頼る
2017.06.27: 電磁波について考える!−1
2017.06.26: ぞくぞくと見つかってます。
2017.06.23: 糖化について
2017.06.22: 簡単が一番難しい
2017.06.21: ゼロ磁場に行ってみて
2017.06.20: 我が家の梅の実
2017.06.19: ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報
2017.06.16: 舩井幸雄が想いを込めた本物商品
2017.06.15: なりたい自分になる
2017.06.14: 世代交代
2017.06.13: 夏に向けて
2017.06.12: 7/8(土)小山政彦氏 近未来予報が聴けます!
2017.06.09: ドラゴン・イン台湾
2017.06.08: 本は「わかろう」としてはいけない。
2017.06.07: 私が舩井幸雄に惚れた理由
2017.06.06: Dr.マウルヤのアーユルヴェーダレクチャー
2017.06.05: 舩井幸雄 想い出の地 「ホテル鐘山苑」へ
2017.06.02: 「あくび」健康法
2017.06.01: 愛の経営