船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
新社会人に贈りたい本
2026.4.28(Tue)
社名:(株)本物研究所
名前:藤原 かおり

こんにちは。もうすぐGWですね。いかがお過ごしでしょうか。『舩井幸雄.com』&『舩井メールクラブ』担当の藤原かおりです。

今月から新社会人になられた方々にとっては社会に出て初めてのGWですね。どのような気持ちで迎えられるのでしょうか。
社会人の先輩として言えるのは、この社会は、学生の頃に(おそらく)感じていた以上にまとまって整っているものではなく、混沌としているものだ、ということでしょうか。

もちろん社会人としてビジネスマナーの基本(挨拶の仕方や名刺交換の仕方、お茶の出し方、訪問先での席の座る位置、目上の人への対応 等)をまず覚えて習慣にすることはとても大切です。
さてこのようなことをひととおり身につけられて、次のステップに進むにあたり、ぜひ読んでほしい、と私がお勧めしたい本があります。
それは、精神分析者の岸田秀さんと柳澤健さんの共著「日本史を精神分析する ―自分を知るための史的唯幻論―」(2016年 亜紀書房)という本です。
こちらのコーナーで私は岸田秀さんの本を何度も紹介させていただいていますが、岸田さんの本は個人の精神分析を日本の歴史に当てはめて(“日本さん”という一つの人格として)解釈しているのでとてもダイナミックで的を射ていてどの本からも大きな気づきが得られます。今回ご紹介させていただく本は柳澤健さんとの対談形式になっていて、日本の歴史の流れに沿ってその特長や癖に焦点を当てて解釈しています。

まず、最近の流行りと言ってもいい「縄文時代」についても解釈されています。
永年平和が続いた「縄文時代」がなぜ終わったのか?
そもそも日本という国はどのようにできたのか(仮説)。
「天皇」の誕生(なぜ天皇は誕生したのか)
古事記にある「天孫降臨」の話は事実を隠蔽するための嘘?

というような日本という国の根幹の部分がとてもシンプルに語られています。

アメリカについてもその建国に遡って語られています。
昨今のイランへの攻撃をはじめ、なぜアメリカはあんなに他国と戦争ばかりして暴力的なのかが納得できます。

読み進めていくと、(個人的な意見ですが)永年平和が続いた江戸時代は縄文時代ととても似ていたのではないかな、と思えました。そこにアメリカからペリーがやってきて無理矢理の開国、大慌ての西洋化・・と続きます。悔しい思いはあっても軍事的な差があまりにも大きいので欧米諸国の子分としてのポジションに甘んじざるを得ず、屈辱の思いをふつふつと持ち続けました。そんな中、軍事力も身につけ、日露戦争に勝利したことで自信もつき(調子にも乗ってきて)ついに積年の怒りを爆発させたのが第二次世界大戦です。
「特攻や玉砕はプライドを守るための日本軍の行動だった」と語る岸田さんの論に少し涙が出そうになったのでその箇所を転載させていただきます。

〜プライドを守るということが日本軍の戦争目的だったとすれば、特攻も玉砕も理解できないこともないですね。玉砕なんて、機関銃を並べている敵の陣地に向かって突撃するのだから、敵に損害を与える効果がないことは言うまでもありませんが、「死を賭して、命を捨てて戦う日本兵」というプライドは守ることができます。アッツ島やサイパン島での玉砕作戦がいたずらに戦死者を増やすだけで、効果がないことに気づいて、さすがにペリリュー島や硫黄島や沖縄では玉砕作戦、バンザイ突撃はやりませんでしたが。
戦艦大和も、出撃すればすぐ沈められることはわかっていた。しかしなぜ出撃したか。戦艦大和は大日本帝国海軍の象徴として擬人化されていたのです。その大和をアメリカに生け捕りにされてたまるか、という考えがあったようです。敗戦後、戦艦長門は核兵器の実験に使われて沈められましたが、日本が敗北するのはもうわかっていたから、大和を温存していれば、アメリカ軍に戦利品としてメチャクチャにされると予想して、「戦って壮烈な最期を遂げさせたい」というのが動機だったんじゃないでしょうか。大和の乗組員は三千人も死んでいます。アホらしいと言えばアホらしい話です。連合艦隊のシンボルである戦艦大和がみじめな最期を遂げるのを避けるためだけに、三千人が命を失ったのですから。しかし、日本人の多くは戦艦大和の最後の特攻出撃をアホらしい話だとは思っていないようです。その証拠に、『宇宙戦艦ヤマト』というアニメ映画が製作されたし、呉には、大和ミュージアムがあり、十分の一サイズの精密な戦艦大和が建造され、別室の壁には出身都道府県別の乗組員全員の名前が彫り込まれています。
玉砕や特攻にしても、「日本人は死を恐れずに戦うんだ」ということを示したかったのでしょう。でも、日本人のプライドに基づく主張は、アメリカ人には通じなかったようです。〜

幼い頃に見たアニメの「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌の歌詞をいまも覚えていますが、そんな意味があったとは・・と思うと泣けてきます。また最近、映画になったりオンライン配信もされている『沈黙の艦隊』は、核ミサイルを搭載した原子力潜水艦「シーバット」を奪い、独立国家「やまと」を宣言した艦長・海江田四郎の闘いを描いた政治軍事アクションですが、このような物語が制作されて人気だということは、日本は戦後の状態がまだまだ変わらず続いているのだと実感させられました。

表面は平和に思えても日本の内情はこのような歴史の大きな葛藤がまだまだ解消されていないのです。社会に出て生きていく上で、教科書では決して学べない、精神面からの日本の歴史と“現在地”を知ることは、自分やまわりの人、さらには日本や世界の情勢を理解したり、ぶれない自分軸を形成していくためにもとても大切ではないでしょうか。
社会に出て間もない人にこそとくに読んでもらいたいな、と思う一冊です。

また、神道研究家の中矢伸一さんもまさに同じような「大和心」を持たれて今後の日本の行く末を大切に考えた活動をされています。
無料で佐野浩一との対談動画(全2回)のショートバージョンも視聴できますので、以下をぜひチェックしてみてください。→ https://honmono-pro.com/2026nakaya-funai-mailclub/ (4月末までに本編企画にご参加いただければ、素敵なプレゼントを差し上げます。)


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」
23周目:「後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。」
24周目:「竹中平蔵とは何者か。」
25周目:「足指から目覚める?」
26周目:「舩井SAKIGAKEフォーラムが無事終わりました。」
27周目:「私にとっての12月25日」
28周目:「“本物の健康”を追求するセミナー」
29周目:「最近ビックリした、アンチエイジングのエネルギー」
30周目:「舩井幸雄の「氣」の力を想う」
31周目:「「願い」のちから」
32周目:「本物時代の到来」
33周目:「Dr.コパさん」
34周目:「一神教vs多神教」
35周目:「空海から義経へ」
36周目:「“ミンパク”を知っていますか?」
37周目:「人生に難がやってくる意味」
38周目:「旅先でのシンクロ」
39周目:「オザケンの「うさぎ!」」
40周目:「宇宙での生活」
41周目:「最近のおススメ!2つ」
42周目:「竹田和平さんがメンターと出会われた神社」
43周目:「『君の名は。』とムー」
44周目:「卵がけごはんがごちそうになる・・・」
45周目:「「雑草魂」はもう古い?」
46周目:「銀座のはちみつ」
47周目:「ひょっこり見つかった舩井幸雄の健康情報」
48周目:「加計学園問題で揺れる今治市の可能性」
49周目:「“品格”について考えてみる。」
50周目:「“差別”から歴史を読み解く岸田秀さん」
51周目:「おすすめワイン」
52周目:「会津への旅」
53周目:「究極の“じっくりコトコト”」
54周目:「バリ島でのニュピ体験」
55周目:「「舩井フォーラム ザ・ファイナル」と生アーモンド」
56周目:「リピート必至の逸品」
57周目:「ドアーを閉めさせていただきます」
58周目:「都内でも八十八ヵ所巡り」
59周目:「健康指南 〜アーユルヴェーダより〜」
60周目:「おやつの力」
61周目:「昭和が歴史になる前に読んでおきたい本」
62周目:「わたしの太宰治」
63周目:「パリでも一風堂」
64周目:「カリスマの生き方」
65周目:「奄美大島に伝わる“ミキ”」
66周目:「お茶の力」
67周目:「みんなの力 〜「本物研究所感謝総会&“ほんもの”未来フォーラム2019」開催〜」
68周目:「二つの「こうどうかん」」
69周目:「モノを捨てよ世界へ出よう」
70周目:「自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール」
71周目:「インフルエンザ対策にオススメの健康法」
72周目:「「総理」と「草履」は使い捨て」
73周目:「オーストラリアの森林火災とバンクシア」
74周目:「肺炎のウイルスから思うこと」
75周目:「いまは「本物時代」を迎えるための準備期間?」
76周目:「元号について改めて考えてみる」
77周目:「白も、黒も。みんな違って、みんないい」
78周目:「いつか、Go To ごと」
79周目:「千島学説のびっくりするウイルスの捉え方」
80周目:「やっと読めた『裏切られた三人の天皇』」
81周目:「やっと読めた『陰謀の日』(上・下)」
82周目:「伊藤詩織さん事件の真相」
83周目:「一寸の虫の五分の魂を輝かせている鈴虫寺」
84周目:「やっと読めた『風の王国』」
85周目:「私の最近の2つの愛用品」
86周目:「日本新生」
87周目:「キャベツの可能性」
88周目:「日月神示と将棋」
89周目:「目まいがするほどショックだった本、『新版 悪魔の飽食』」
90周目:「「スパイの妻」と「新版 悪魔の飽食」」
91周目:「電力契約のプランを変えてみました」
92周目:「女のアホが世界を救う!」
93周目:「舩井幸雄の手土産」
94周目:「舩井幸雄からのメッセージ」
95周目:「「数霊REIWA」と百匹目の猿現象」
96周目:「「アイカサ」を使ってみました」
97周目:「ミステリーによく合うコーヒー」
98周目:「高島康司さんや佐藤じゅん子さんのお話をぜひ聴いてください!」
99周目:「ペリー公園と東京湾フェリー」
100周目:「「幸福な死」」
101周目:「今年やりたいこと100」
102周目:「マイノリティによるアメリカ史」
103周目:「『ゴールデンカムイ』」
104周目:「無料動画、ご視聴いただきましたか?」
105周目:「熱海で土石流が起こった本当の理由」
106周目:「防衛費拡大は本当に必要か?」
107周目:「再び原発事故が起こる前に」
108周目:「川端康成」
109周目:「河合隼雄さんの『ケルト巡り』からケルトと日本のつながりを想う」
110周目:「下田でペリーの足跡をたどってみました」
111周目:「創立20年を迎えられた本物研究所、21年目からの小さな変化とは?」
112周目:「「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」という言葉に「??」と感じ・・・」
113周目:「「喉元過ぎて熱さを忘れている」としか思えない日本の原発政策」
114周目:「Kan.さんのワークプログラムに参加して」
115周目:「間取りに違和感のある「変な家」」
116周目:「国会図書館にびっくり」
117周目:「がん・ステージ4の森永卓郎氏が命がけで伝えたいこと」
118周目:「「七号食」を試してみました」
119周目:「「古事記」をマンガで読む」
120周目:「秋の実りと米大統領選」
121周目:「日本経済 本当はどうなってる?」
122周目:「やっぱり決め手は「マクロの善」のよう」
123周目:「巳年にこそ久高島!?」
124周目:「“ほんもの”未来フォーラムで感じたこと」
125周目:「変化こそ不変の原則」
126周目:「いま、世界平和のためにも ♡一人ひとりが「運」を上げよう♡」
127周目:「続・いま、世界平和のためにも ♡一人ひとりが「運」を上げよう♡」
128周目:「「阿波(徳島)=ヤマト」!? いま、徳島が熱い!」
129周目:「参院選までにぜひご視聴いただきたい動画」
130周目:「「ストレル」のケーキ」
131周目:「となりの小さいおじさん」
132周目:「「気軽に必死に」生きていきましょう!」
133周目:「京都の魅力、再確認」
134周目:「花粉症について」

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