トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　まず私の健康について体験したことを言いますと、去年５月６日、ミゾに落ち、右肩、右手を痛めました。多くの名医、整体師、気功師などにお世話になったのですが、まったくよくなりません。それが８月３１日に東　隆明さんを知り、彼のおかげであっというまによくなりました。東　隆明さんは昭和初期の政治家、故・近衛文麿さんのお孫さんですが、彼がどのようにして私の体調をよくするアドバイスをしてくれたかはこのホームページの去年９月−１０月ころのものを見ればよく分りますし、拙著にも紹介しました。
　ところで今年の５月ころから、私は軽いセキがとまらず、ノドが痛く、講演時に声が出にくく、苦痛になりはじめました。ともかく話すのが苦痛なのです。それでも週に４−５回の講演を、一応はやっていました。もちろん私なりにあらゆる治療法はつづけていました。しかしよくならないのです。ともかく、もっとも状態の悪化したのが７月１３日（水）です。前日からカゼ気味で、微熱もありました。この日は早朝からセキがとまらず、品川のオフィスに出社したのですが、来客と接するのも苦痛でした。
　私は年齢のわりに体調が若々しく、４０代後半のカラダの状態だったのですが、この日の計測数値では一挙に年齢なみの７２才にもどったようでした。
　しかし、この日、所用があって私を訪れた桜井正智医師が、私の顔を見るなり、「船井先生、いけませんね。急性気管支炎をおこしておられますよ。これからこうして治療してください。」と適確なアドバイスをしてくれました。彼は私のカラダをもっともよく知っている医師の一人です。彼のアドバイスどおりに行なったところ、７月１７日にはノドの痛みもセキもほとんど無くなり、体温も正常にもどりました。声も正常に出るようになりました。
　ここ７０日ほどの体調の悪さ、特に声が出ず、話すのが苦痛だったのは何だったのだろうかと思うほどです。　　　
　もちろん病気というのは、本人が自分の治癒力を活用、向上させて自らのカラダをよくするためのものですが、それについてアドバイスしてくれる名人や達人を見つけ、活用するのが、何よりも大事なことです。私の例はよい実例だと思います。
　私の専門だった経営コンサルタントの分野についても同様です。
　いろんな会社、いろんな企業の現場に行きます。私の場合、だいたい現場について４−５分間で、「このようにすればよくなるだろう」と、さっとひらめきます。そのとおりアドバイスし、よくなった例が、ここ４０余年で１万例以上あります。だから経営コンサルタントをやり、経営コンサルタント会社を経営してこれたのだと思いますが、経営コンサルタントとしては私は名人か達人だったのかもしれません。
　東　隆明さんや桜井正智さんが、ある専門の分野では、カラダを正常にするアドバイスの名人、達人であるのと、同じような立場と能力を経営コンサルタントの分野では私にあったようです。
　ともあれ、東さんや桜井さん、また私のような人間を、時に応じて、どのように活用するかを知り、それのできることが上手に人生を生きるコツだと思います。
このホームページで、それらの一部でもになえるようになりたいと思っています。
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