トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　８月の中旬から書きはじめていた『にんげん』という著書の原稿をようやく書き終りました。多分１０月上旬にビジネス社より発刊されると思います。
　同著は大激変のいま、これからの『にんげん』は、どうあるべきかということを書きたくて、世に問うことにした本です。ぜひ御一読ください。
　ところで、同書、第２章に、これからのリーダー（有識者）について、詳述しました。結論は、以下の三つの条件を満たす人・・・と言ってもいいと私は思うのです。
　その一つは、日本経済新聞に日々、目を通している人です。
　その二つは、精神世界に興味を持ち、少なくともスウェーデンボルグやエドガーケイシーのことをかなり知っている人ということです。
　その三つは、Ｏ−ＲＩＮＧ−ＴＥＳＴ（オーリング・テスト）というコトバを知り、自ら何回か試したことのある人という条件を充たす人です。
　いまこの三つの条件を充たしていなくとも、この文章を読み、できれば今年中くらいに充たしていただければ充分だと思います。
　以下は月刊『Funai Media』の今年１０月号の巻頭言の私の文章の予定原稿の一部ですが、いま私が何を言いたいか、ぜひ知ってください。

　昔から、リーダーというのは有識者だと言われています。有識者というのは、大事なことについての知識のある人のことですが、これからのリーダーにとって大事なこととは何でしょうか？
　私の独善にしたがって条件づけますと、日本人ではつぎの三条件を充たす人がよいリーダーであり、有識者だといっていいと思うのです。
　その一つは、「日本経済新聞を毎日、読んでいる人」といえるでしょう。これは、現在の日本社会でリーダーであるか、リーダー予備軍の特性といってもいいということです。
　同新聞の内容がよいから・・・というわけではなく、他に、リーダー向けに、いまのところ同新聞より優れた日刊紙がないのです。
　二つめは、「精神世界に興味があり、少なくとも、スウェーデンボルグとエドガーケイシーの名前と彼らの功績を知っている人」と言えると思います。
　「世の中の構造」とか「人間のあり方」は、見えない世界（いまのところ「精神世界」といわれています）を知らなければ、分りません。したがってアタマから精神世界を否定したり、興味を持たない人は、これからのリーダーとしては、まちがいなく不適格といえるでしょう。
　多くの有識者が体脱に興味を示し、『死後体験』（ハート出版刊　坂本政道　著）や、『天国の法則』（ビジネス社刊　藤崎ちえこ　著）が、話題になるのが、いまの時代特性なのです。
　三つめは、Ｏ−ＲＩＮＧ−ＴＥＳＴ（オーリング・テスト）のことを知り、何回か試したことがある人・・・といっておきたいのです。
　私なども、十数年前からオーリング・テストについては何回も拙著で紹介しています。９３年２月にアメリカで特許になったこのテストのノウハウは欧米では有識者の常識ですし、開発者が日本人（大村恵昭　医学博士）ということもあり、大きな書店では、何十冊もオーリング・テストの本が並んでいます。
　いまだにこのテストの名前も知らない人は、勉強ぎらいな人といってもいいと思います。
　そのような人はリーダーには適さないでしょう。
　
いかがでしょうか？　独善で三条件をつくって発表しましたが、これが、これからのリーダーであり有識者の条件だと私は思います。　
　読者の皆さんも、できればなるべく早くこの全条件を充たし、よい未来づくりのためのリーダーにおなりください（抜粋ここまで）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝以上＝