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2005年9月21日
『にんげん』の「あとがき」と「これからこう生きよう」

 8月7日から書きはじめ9月3日に脱稿した拙著の『にんげん』の初校を終り、「あとがき」を書いたのが、9月11日の夜でした。
 総選挙の投票日の日で、「自民圧勝」のテレビ解説を聞きながら、夜8時半ころから、1時間弱の時間で「あとがき」の原稿を書きました。
 私がいま一番訴えたいことを書いた本がこの『にんげん』です。
 「あとがき」をそのまま以下に転載します。お読みください。この本の再校は9月18日に終わりました。ビジネス社から出版されますが、来月8−9日には書店に並ぶ予定です。
 とりあえず「あとがき」をお読みください。

あとがき
 この「あとがき」の原稿を書きはじめたいまの時刻は、2005年9月11日の午後8時半すぎです。
 きょうは衆議院議員選挙の投票日でした。午後8時から開票がはじまったばかりですが、NHKの総合テレビは、出口調査の結果、自民党の単独過半数はすでに、まちがいなく、小泉自民党が圧勝すると伝えています。
 私は今回だけは自民党に勝たせたくなく、衆議院議員選挙でははじめて民主党候補に投票し、比例代表の投票でも民主党に一票を投じたのです。郵政民営化は、しなければならないと思うのですが、小泉流のそれは日本人のためにならないと思うからです。その理由は、本書内に書きました。アタマをクリアーにして読者の皆さんも再度お考えください。ともかく小泉政権がしばらくはつづくようです。
 とはいえ、本書内でいろいろ記したように人たちの意識の変化が、はっきり分った選挙戦でした。本書で予見したことが近未来に実現すると自信を持ちました。
 この選挙によって、世の中の変化は、まちがいなく加速すると思います。心ある日本人たちの意識がすでに変わりつつありますし、さらに急変するだろうと思われるからです。
 これは私の直感ですが、多分、この直感は当ると思うのです。

 ところで8月7日から本書の原稿を書きはじめました。毎日、日中は仕事に追われていそがしいので、毎早朝に、ほとんどを書きました。本文の原稿を書き終わったのが9月3日朝で、その日の午前中に出版社に全原稿を渡しました。
 本書は、私の近著では珍しく、全文をペンで書き下しました。10年ぶりくらいのことです。ここ10年ぐらいの拙著は、テープに書きたいことを吹き込み、テープアップされてきた原稿に加筆、補正していたからです。
 それと、本書ではいろんな本や資料から引用しましたが、引用内容につきましては、できるだけ正確を期するため出典を明記し、ほとんど原文のまま転載しました。

 全文をペンで書き下した理由は、20年くらい前からの現象なのですが、書いている間に、つぎつぎと閃きが出てきて、ちょうど「お筆先」のようにコトバが表出し、ペンが走るのです。そして、それらは実にすばらしいと思えることを書いていたゆえなのです。ちょうど、本書の第3章、第4章は、久しぶりにペンが走り出し、まとめるのに困ったくらいです。「創造主も、ブラックボックスの中身を知らない」とか、「こだわらなくなった時に、真の芸術や本物ができる」などはペンが走って出てきたコトバです。
 そういう意味で、第3章、第4章を吟味してお読みいただくと幸せです。また、なぜか、いま出口なおさんのお筆先の「ひっかけもどし」と「大峠」というコトバが突然に出てきました。このことも吟味したいと思いながらペンを走らせています。
 9月9日の夕方に初校が届きました。9月10日の午前中と、きょう夕方までに初校の校正を終り、この「あとがき」に取りかかったのですが、全文を校正しながら、ゆっくりと読み返しました。とりあえず、言いたいことは、みんな述べましたし、「これから、こう生きよう」という結論も第4章にまとめました。
 
 ところで、きょう初校を終わってから、夕食まで2時間弱の時間がありましたので、本書第3章で、述べました出口王仁三郎さんの世界を分りやすくまとめた『みろくの世』(2005年8月、天声社刊 出口王仁三郎言行録刊行委員会編)を、読み返しました。「みろくの世」とは、同書によりますと「理想的な地上天国のこと」ということです。
 この本は、私と親しい大本教本部の出口眞人さんと曙さん夫婦が送ってくれたものです。今年10月に結婚する同夫妻の長女の出口さゆりさん(この人は、そこにいるだけで周囲が明るく暖かくなる雰囲気のお嬢さんです)が、今年の4月まで、(株)船井本社の社員として秘書室で働いていたこともあり、私のホームページを見て、本書の執筆のことと、その中で出口王仁三郎さんのことを書くことを知り、同書をプレゼントしてくれたのだと思います。送られてきた時、一度読みました。非常に教えられることの多い本でした。しかし、きょう同書をゆっくり読み返すことにより、私が本書で書いたことは、まちがいないと、あらためて本書の内容について確信を強めました。
 いま、地球やわれわれ人類の未来が、すばらしい世になるのか、逆に破滅するのかの分岐点にさしかかっています。多分、どちらかで中間はなさそうです。
 未来は、われわれによってつくられます。
 われわれは、すばらしい近未来をつくらねばなりません。
 その意味で、とりあえず本書に記したことを充分に御理解いただきたいのです。
 よい近未来の到来を確信し、読者に期待し、この「あとがき」を終わります。
  2005年9月11日夜8時35分〜9時20分に記す      著者
                            (抜粋ここまで)


 ところで本書の結論は、これからの大激変の時代に、「こう生きよう」ということです。本書第4章の一番さいごに、その結論をかんたんに整理して書きました。
 それも、ここに紹介します。御一読ください。

 それは@エゴ意識、損得意識、執着心をできるだけへらしましょう。Aできるだけ、こだわりをへらし自由に生きましょう。B自分のよい特性を活かし、自分のため、人のため、世のために貢献しましょう。Cどんなことも肯定、感謝し、プラス発想を心がけましょう。D実現できると考えられるよいことを、勉強して確信を持ち、実現のイメージ化もしてその実現を決心し、思い続けましょう。
 この5つがくせづけられ、常にできるようになると、人は解脱できる方向へ急速に進むようです。それが、人としての究極の目的ともいえましょう。
 そうなりますと、地球にアセンションがあろうとなかろうと、そんなことには関係なく、その人や、その人の魂は生成発展します。そのことを深く、強く本書で伝えたかったのです。
                               =以上=

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