トップが語る、「いま、伝えたいこと」
先週は東京、札幌、大阪、八尾、四日市、熱海と走り回りました。
もっともたのしかったのは、「いま日本一の発明家かもわからない」と私が思っている若松博司さんとお目にかかったことです。大阪から四日市への移動の途次、八尾にある彼の会社を訪ねました。そこでは、多くの彼の発明品を見せていただき説明をききました。
帰りぎわ、若松さんに「ゼロ磁場をつくるセラミックを考案してください。分りやすくいうと、そのセラミックの上では、北半球では水が時計回りに吸いこまれるものです。お願いします」といって、二人で、ニコッと笑って帰途につきました。彼は私の言うことが分ってくれました。
ところで、私の忙しさを知っている人からは、よく「船井先生、あなたは何が楽しみで、そんなに忙しく生きているのですか?」と言われます。
私のスケジュールを少しきくと、たいていびっくりされて、そのような質問が出てきます。先週も数人の方から問われました。
次に掲載するのは、いま原稿を書いている私の新著『これから5年、いよいよ正念場』(2006年6月 徳間書店刊予定)の第4章「これで時流が分る」の中の「私の生きざま」についての文章の一部です。先週5月13日、朝3時から書きはじめた文章の一部をコピーしてここへ掲載します。
一、 講演8回、会合9回、睡眠時間は一日平均約5時間
私は70才になった後、関連していた各社の株主総会時に、創業した船井総研をはじめそれらの会社の役員をすべて辞めました。いま船井総研や船井財産コンサルタンツ、船井メディアなど十社くらいでは顧問になっていますが、役員はゼロで、どこからも給与はもらっていません。
そして、グループ各社の持株会社的性格の強い(株)船井本社の代表取締役だけに役職をしぼりました。
ともかく、このような私ですが、現実にどのような生き方をしているかをストレートに、この週を実例に、生きざまを述べます。私ごとですが、少しお付きあいください。いま73才ですが、講演依頼は一向に減りません。かえって増えました。ともかく断っても断りきれないものだけと付きあっていますが、70才以降も、毎年二百数十回は講演をしています。一回で1時間半くらいから2時間、立ったまま話しますので、これは健康にはよいようです。
今年4月の最初の週も8回話しました。どこで話したかは、前ページに載せた表(ホームページのプリントアウトしたもの)を御覧ください。講演はふつう会合の中での行事として行ないますので、この週は会合は9回ありました。その中の8回では講演をしたことになります。
ともかく、いまもっとも時間を割いているのは、会合と講演会です。この週の会合や講演会の対象者は、船井総研の新入社員、船井総研の役員、国会議員や中央官庁の公務員、学者や開発研究者、経営者(本物商品に興味のある人、新規ビジネス参入者、株式に興味のある人、直感力に興味のある人)などの他、一般人や病院経営者、そして医師にまでわたっています。年齢も22才〜90才くらいの方を相手に、2000人強の人たちに私が中心になって話しました。
そのつぎにいま時間を割いているのは、来客との対応で、この週は土曜日や日曜日を含めて、120人(60組)ほどの方にお目にかかりました。1組平均15分間として、20時間くらいの時間を当てました。いま、毎日、平均しますと100人強の方が「会いたい」と言ってきてくださるのでうれしいことなのですが、私の方の時間の都合で10%ぐらいの方にしかお目にかかれず本当に申しわけないと思っています。
さらに本業の船井本社のトップとしての仕事にも、かなりの時間が必要です。この週には、船井本社で新しく運営する「にんげんクラブ」や、グループ全体の今後の方針など10余件の大事なことの意志決定をしました。
後は、いま私がもっとも興味を持っている「フリーエネルギーの研究」についてですが、この週には、この分野での日本の第一人者といっていい井出 治さん(日本緑十字社 クリーンエネルギー研究所長)に会ったり、画期的な装置を造ったイスラエル人の研究者の某博士に来訪してもらって説明をきいたり、エンジン排出物をきれいにするというインテーク・マジックの説明と実演を開発者の徳本敏高さんからしてもらいました。これは本当にたのしい時間でした。
これらのこと以外に、私は一人のふつうの人間ですから、移動に時間が必要です。喰べたり睡眠も必要です。執筆もしなければならないし読書もしたい。毎日百数十通はくる手紙やメール類も読まねばならない・・・ということになりますから、どうしても時間が足りなくなるのです。
結局、睡眠時間が、ようやく5時間という毎日ですが、超健康で、たのしく過しています。
ともかく、世の中でおこることは、すべて必要、必然だし、「世のために必要な人間はますます忙しくなる」と言いますから、どうやら、「これからの世のために私は必要なんだな」と思って忙しさをたのしんでいます。
人間は、しなければならないことは何であっても喜んで全力投球して行ない、そのうえ興味のあることに上手に注力し、すべてにプラス発想して生きるのが正しい生き方のようだ・・・と最近はつくづく考えるようになりました(転載ここまで)。
私は、こんな生きざまをしている人間です。客観的にみますと、超がつくほど忙しく生きているのに楽しいからびっくりしています。皆さまもぜひ「プラス発想で楽しく」生きてください。
また、私はこんな人間なので、ぜひ皆さまのために時間を使いたいと思ってつくった「にんげんクラブ」にお入りください。ここでは、毎月、特別の会員用の月刊の会員誌も発行しますし、会員限定のホームページもあります。それで年会費は、消費税別で1万円、1ヵ月約833円です。ぜひ御入会ください。よろしく。
=以上=
2006.05.29:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年5月21日〜5月27日)の主な行動と主として感じたこと
2006.05.26:【先週のびっくりより】副島隆彦さんの“船井幸雄評”
2006.05.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】「にんげんクラブ」5月号を読もう
2006.05.22:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年5月14日〜5月20日)の主な行動と主として感じたこと
2006.05.19:【先週のびっくりより】私の「生きざま」は「プラス発想で楽しく」
2006.05.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】闇の世界権力(?)
2006.05.15:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年5月7日〜5月13日)の主な行動と主として感じたこと
2006.05.12:【先週のびっくりより】去年11月にもらった「シクラメン」がまだ花を咲かせている
2006.05.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】いよいよ正念場(そのII)
2006.05.08:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年4月30日〜5月6日)の主な行動と主として感じたこと
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