トップが語る、「いま、伝えたいこと」
私の友人に、能の研究家であり、作家としても活躍している宮西ナオ子さんがいます。
彼女は総合社会文化博士の博士号をもつ学者でもあるのですが、『更年期の夫とつきあうレシピ』などの著書もあり、夫婦仲のよいかわいい女らしいマルチ人間です。語学の達人でもあります。
先週彼女から新著『ツキを呼びこむ!朝2時間の早起き』(2007年2月3日、宝島社刊)を送ってきてくれました。
その本のはじめの方で、『早起きの継続は「ツイている人」を作る宇宙の法則』と題して彼女はつぎのように書いています。
例えば「早寝早起き、健康のもと、財産を殖やし、知識を増す」といっているのは、アメリカ建国の父、ベンジャミン・フランクリン(B.Franklin)です。彼は18世紀アメリカの政治家。避雷針を発明したことで知られていますが、アメリカ独立宣言の起草委員の一人でもあります。
節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔という13の徳目を創り上げ、それを実行し、「富に至る道」を説いています。
「夜遅くまで起きているよりも、早寝早起きして、夜のことを朝する方がいい。早朝は空気はきれい、気分は爽やか、散歩をすれば健康になり、読書をすれば賢くなり、仕事をすれば捗(はかど)る」ということですが、まったくその通り。
昔の賢人達は早寝早起きについて、多くの素晴らしい格言を残してくれています。それなのに今の世の中は朝と夜の時間帯が逆転してしまい、朝寝坊をしている人が多いようです。それはあまりにモッタイナイ!
朝の素敵な時間を活用しないのは、新鮮な果実を食べないのと同じです。
一日2時間早起きすれば、一ヵ月で60時間、一年で720時間、即ち30日、一ヵ月分の時間をトクすることができるのです。そして一日のわずかな「運のツキ」が積み重なれば、あなたは運の良い人になれるのです。
仕事の成功も、家族の幸せも、美容と健康も早起きから。一銭の経費もかからず、三文(現代では三億円?)以上のトクが得られる!コストパフォーマンス最高なのが、早起きです。
さあ手に入れましょう。早起き人生の明るい暮らしを!明日の朝から早起きをしましょう!(転載ここまで)
いかがでしょう。
ところで、私は、この本を読んでびっくりしました。たしかにこの本の帯に、「若返る!美人になる!お金持ちになる」・・・とあり、それは「誰もが実践できて誰もが幸せになれる螺旋(らせん)の法則」によるからだ・・・と書かれています。早起きをすると「宇宙の法則」に叶って、上手に生きられることが、例をあげて書いている本なのですが、実は私も早起きなのです。3時すぎに起きます(もちろん10時前に睡りますから、睡眠は充分にとっています)。その理由は、しなければならないことが多すぎ、朝、早くにそれらを片づけないと仕事などが回らないからです。また猛烈に私は仕事のスピードが早いようです。ふつうの人の3−5倍くらいのスピードが出ます。そうでないと間に合わないからでもあるのです。
それで思い出したのですが、この本の著者の宮西さんも、何を頼んでも本当に猛スピードで仕上げてくれるので、いつもびっくりしていたのです。
「ひまだから早いのかな?」とも思っていたのですが、どうやら、そうではなさそうなことが、この本で分りました。
彼女は、私同様、忙しい人だったのです。だから何でも早い・・・というかスピーディなのだと思います。
マルチ人間、即時処理型、スピーディな仕事好き人間・・・そして早起き人間――「私とよく似ているな」とびっくりしながら、この本を読んだのですが、この本は決して読んで損をしない本です。それどころか、必ず得をすると思います。
ぜひ御一読ください。そして、できれば「早寝、早起き」人間になってください。
人生が何倍にも豊かになり、仕事も趣味も悠々とこなせますよ。
=以上=
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