トップが語る、「いま、伝えたいこと」
先週(2月11〜17日)のことです。
「2月22日、23日の『直感研スタディツアー』ですが、今月はじめに定員いっぱい、宿泊ホテルも満員です。それでも、まだ参加したいと申し込みがあります。うれしい悲鳴をあげています」と担当者から報告がありました。私は「世の中は変ったのかな」とびっくりしました。これは満員になりにくいセミナーだったからです。
私は、いま三つの勉強会を主宰しています。奇数月に、大阪で開催している「本物研究会」(メンバーは約20社)、偶数月に東京で開催している「直感力研究会」(メンバーは30余社)、それから毎月、熱海で開催している「TOP塾」(メンバーは40余社)です。
「直感研」では直感力、「本物研」では本物、そして「TOP塾」では、もっとも大事な情報、ノウハウ、コツなどを中心に勉強しています。これらは、これからのトップやリーダーにとってもっとも大事と思えるものですから、ともに企業トップを対象とした勉強会です。それらの勉強会では私は知っていることの100%を、目前の経営のあり方を含め話すことにしています。
私は、仕事がらいろんなことを知りました。なかなかそのすべてを書いたり、話したりはできません。最近、気楽になり開けっぱなしになりましたが、著書では10−20%、一般講演では20−30%、「幸塾」「船井幸雄と楽しく生きる会」で30−40%「にんげんクラブ」の会合で50−60%くらいが、知っていることの中で発表している割合です。ただ「直感研」「本物研」「TOP塾」では100%発表しています。
ところで、2月の「直感研」と3月の「本物研」だけは、毎年一泊二日のスタディツアーとしています。バス一台に希望者に乗ってもらい、ともに旅行し、夜は一緒に一泊し楽しく過します。
会員だけでは、もったいないので、この2月の「直感研」と3月の「本物研」だけは、会員以外からも参加者を募集し、バス一台に乗れるところまで参加者を募集することにしています。2日間とも私が全行程をご一緒することにしています。
2月の直感研スタディツアーは、きのう、きょうたのしく行なっていますが、3月の本物研スタディツアーは、まだ15人くらい空席があります。以下にそのスケジュールや参加要項を載せますのでよろしければ、こちらの方へ参加をお申し込みください。
2007年度 第一回本物研究会スタディツアー
(3月8日(木)〜9日(金) 一泊二日)
訪問先ミニガイド(訪問先はすべて広島県)
【一日目】
オタフクソース株式会社
1922年創業、広島でソースと言えば、オタフクソースの名をあげない人はいないほどに有名なオタフクソース株式会社。戦時中には原爆の被害を受け、それでもなお、立ち上がり前に進み続けたオタフクソースの強さには、家族の団欒と健康、平和を願う心がありました。また、オタフクソースは、その経営方針から「宇宙の理に沿った経営を実践している会社」と、船井幸雄の多くの著書でも紹介されています。おいしいソースの人気の秘密は、単に味が良いというだけではありません。まずは、船井と一緒にオタフクソース株式会社へ行ってみて、敷地内で前屈などをしてみて、「本物」を作る場と「イヤシロチ」を実際に体感してみてください。
大和重工株式会社
大和重工の創業は、天保2年(1931年)、170余年の鋳物作りの長い歴史があります。
大和重工では、時代の大きな変革期を迎え、合理化とシステム化、ハード力とソフト力を上手にかみ合わせ、人へのやさしさを大切に生かしながら、本物の商品の姿を求めて開発を続けています。研鑽を忘れない「たたら」の精神は、いまでも大和重工のモノつくりの心として受け継がれています。今回のツアーでは五右衛門風呂の製造工場を見学、ものづくり体験を予定しています。
【二日目】
人生感が変わる宿 ここから
仙人が酔うほどに美しい島と言われ、その名を名づけられた仙酔島。国の指定国立公園となっており、自然環境が昔のままに保たれています。そこでは、島以外への電話はつながらず、テレビもなく、あるのはただ、ありのままの美しい自然です。ここでは野生のタヌキも人間を怖がりません。そんな美しい仙酔島で、人生感が変わるようなびっくりする仕掛けをいくつも提供してくれるお宿、「人生感が変わる宿ここから」。中でも、ここでの料理は(魚嫌いの船井をも)うならせたほどの絶品です。また、境界線のない大自然の海とサウナを行き来する「江戸風呂」は、自らの自然治癒力を呼び覚ましてくれるように思います。日本でここだけにしかない、願いごとが叶うと言われる五色岩の見学や、宿主である濱岡喜範さんの講演を聞き、「本物」についてたくさん学んでいただきたいと思います。
安田病院
安田病院の経営理念は、「患者様個人のニーズを探求・把握し、可能な限り日常生活に近いホスピタリティーのもとで疾病の予防から社会(家庭)復帰に至るまで、最高(最適)の(総合)医療(技術)と誠実な応対を、喜びを持って提供しよう。」です。医療制度の模索よりも、受診者側の立場での、真の医療のあり方を探求、実現へと情熱を注ぐ安田病院。この病院では、訪れた患者さんが、病気であることを忘れるような気配り、心配りがなされています。すぐにでも「健康」を取り戻してほしい、との願いとやさしさの込められた食事は、絶品です。ここでは、昼食をいただき、病院施設の見学をいたします。
万田発酵株式会社
万田発酵株式会社は、健康食品として知られている「万田酵素」の開発・製造元です。『万田酵素』は50数種もの植物を原材料に、発酵という自然の作用によってつくられた植物発酵食品です。「妊婦さんに食べてもらい、金太郎やかぐや姫のような元気な赤ちゃんを産んでほしい」という思いを込めて開発されました。瀬戸内海の穏やかな気候・美しい自然のもと、黒砂糖をベ−スに穀類・果実類・海草類など50数種類の原材料を3年3ヶ月の期間をかけ発酵・熟成させ「万田酵素」がつくられます。工場見学では、万田酵素が出来上がっていく過程を見学できる他、農業用に開発された「植物活性酵素」を使って育ったジャンボな野菜や色・つや・味の抜群な作物を季節毎に楽しむことができます。
※スケジュール、その他の詳細についてはこちらをご覧くださいhttp://www.ningenclub.jp/semi/image/20070308.pdf
にんげんクラブHP内案内ページ:http://ningenclub.jp/blog01/archives/010/
※本物研究会スタディツアーに関する連絡先はこちら→ TEL:0557−86−5155(船井本社 熱海オフィス、担当:兒玉(こだま)まで)
ともかく、これから一番大事なのは、@直感力を養うこと A本物を知り、本物と付きあうこと B大事な情報を知ること・・・です。それゆえ、きのう、きょうの「直感研スタディツアー」が早くから満員になったことは分りますが、「よりびっくりし、本物にふれられ、楽しいと思える」のが今年3月8日、9日の「本物研スタディツアー」です。こちらの方の集客の出足がよくないことにもいまのところびっくりしています。
時間が許し、興味のある方はぜひお出でください。
「本物以外のいろんな話し」についても、こちらの方では私が主導して知っていることを100%話しますので、よろしく。
=以上=
2007.02.23:【先週のびっくりより】2月22日、23日の直感研スタディツアーは満員御礼
2007.02.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】集ってくる情報の中に大事なことがある
2007.02.16:【先週のびっくりより】ツキを呼びこむ朝2時間の早起き
2007.02.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】毎日、感動がある
2007.02.09:【先週のびっくりより】開聞岳(薩摩富士 924m)周辺の「気」
2007.02.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】アメリカの良識
2007.02.02:【先週のびっくりより】アル・ゴアさんの顔の変化