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毎週月曜日定期更新
2009年2月16日
「日月神示」と「陰陽自然学」

 去年、私が一番びっくりしたのは、「聖書の暗号」で、私のことが解明されたことです。これは去年11月28日の、このホームページにも書きました。読み直してください。
 どうやら、先のことまで地球上のことは大体決められているのではないか…と思えます。
 そういう意味で「日月神示」の預言的内容が当ることは「なるほど」とも思えるのですが、「陰陽自然学」の研究者の飯田亨氏の未来予知学における予見も無視できないもので、私なりに注目していました。
 ところで、中矢伸一さんの出している『月刊 たまゆら』の今年2月号には、彼の研究している「日月神示」とともに、「陰陽自然学」の、現在から2013年までの予知が、対比されて実に分りやすく書かれています。
 ぜひ同誌を入手してお読みいただきたいのですが、そのポイントだけをここに転載します。
 ちょっと長文になりますが、大事なことだと思いますので、以下の文はぜひお読みください。
 また、読者なりに御研究ください。以下は中矢さんの文章です。

新潮流のビッグバンが始まる

〜日月神示にある「子の年真中にして前後十年が正念場」の記述が、2003、4年〜2012、3年まで続く十年間を示しているとすれば、2009年の今年は「前後十年」の後半の五年間に突入したことになる。
 以前にも紹介した「陰陽自然学」の飯田亨氏は、2008年には古いシステムのビッグクランチ(大崩壊)が表面化し、2009年には新たな潮流のビッグバンが起こると予測する。
 昨年九月に起きた「リーマン・ショック」は、今日に至るまで世界を支配してきた西欧型(アメリカ型)資本主義の大崩壊が表面化した象徴的な事件と言えるだろう。
 そしてもし、今年から新潮流のビッグバンが起こるなら、今までになかったような革新的な動きが、政治経済や産業技術、文化、思想、宗教などあらゆる面で表面化してくることになるだろう。
 今回は、もう一度「陰陽自然学」による未来予測にスポットを当てつつ、今年から始まるという世界の新たな動きをあぶり出してみることにする。〜

後半の「五年」に何が起こるか
 これまで何度も述べているが、日月神示『磐戸の巻』第十六帖の一節には、

「子(ね)の年真中にして前後十年が正念場」

 という、謎めいた短い言葉がある。この「子年」とはいつの年なのか、具体的な記述はないが、この言い回しが大正時代に大本開祖・出口なおに降りた「明治五十年を真中に前後十年が正念場」という筆先に酷似していることは明らかだ。
 当時の大本が“立て替え”の型を演出した、ということから類推すると、日月神示の記述はその型が日本や世界に現れることを示したものと言えるだろう。
 したがって、「子の年」を中心とした前五年、後五年の十年間が、神示の言う「正念場」の期間ということになる。そしてもし、これが2008年の子年を指しているとすれば、2008年を真中の年とし、2003、4年から2012、13年の十年間が、「正念場」の期間という予測が成り立つ。
 また、右の『磐戸の巻』の一節には、「世の立て替えは水と火とざぞ」という言葉が続く。そこで、正念場の十年の前半五年は「水の洗礼」、後半五年は「火の洗礼」があるのではないかと予測した。実際、前半五年の間には、スマトラ沖大地震による津波で二十五万人もの人が亡くなったり、アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーーナ」がニューオーリンズに壊滅的被害をもたらしたり、日本でも「ゲリラ豪雨」なる言葉が生まれるなど、水による被害が印象に残る五年間だった。
 すると、後半五年の「火の洗礼」は、火山の噴火や大地震などの天変地異、戦争やテロなどの人災が頻発することが考えられる。
 「真ん中」にあたる2008年に起きた出来事として私たちの記憶に一番刻まれることになったのは、何と言っても九月に起きたいわゆる「リーマン・ショック」を引き金として始まった経済の大混乱であろう。共産主義の崩壊以来アメリカ中心に世界を主導してきた自由資本主義も、いよいよその崩壊が誰の目にもわかる形になって現れたと言える。
 既存システムはことごとく崩壊し、新たなシステムが生まれる、ちょうどその転換点となったのが2008年であったように思われる。
 2009年、いよいよ突入した「後半五年」にいったい何が起きるのか。今月の本欄ではそれを推測してみよう。

飯田亨氏の「陰陽自然学」が導き出す未来予測

 日月神示から導き出されるこうした予測を裏付けるものとして、三年前に本誌でも取り上げたのが、飯田亨氏の書かれた『地球核力激震10年――180年暦が映し出す鮮明な未来』(産業能率大学出版部)という本だ。
 「2004年からの天変地異カタストロフィと全地球規模の文明、政治経済、科学技術の価値変換・大逆転現象は、2008〜2009年を境に本格激化して、2013年に当面の収束を見る…。陰陽自然学によるシミュレートを公開」とブックレビューにあるとおり、その内容は極めて具体的で明確であり、驚きを禁じ得ない。
 とくに私がびっくりしたのは、激動の期間を2004年〜2013年までの十年間としたことと、「前半五年(2004年〜2008年)は大水害、伝染病蔓延の傾向で2006年が核心。後半五年(2009年〜2013年)は戦火、火災事故を含む大火災傾向で2011年が核心」と書かれてあることだ。
 前半の五年間は「水」の災害に見舞われ、後半の五年間は「火」の災害に見舞われる、としている。飯田氏はもちろん日月神示を参考にしたわけではないと思うが、「世の立て替えは水と火とざぞ」という神示の記述にそっくり符合するのだ。
 以前に本誌で取り上げた記事内容についてご存じない方は、No.141(平成十八年四月号)およびNo.142(同五月号)をご参照頂きたいが、どちらもあいにく在庫切れである。拙著『日月神示 神か獣か!魂の超選択』(徳間書店)にも同じ記事を載せたので、書店で手に入る人は読んでほしいが、読者の便宜をはかるために、ここでざっと紹介させて頂こう。
 飯田亨氏は一九四七年生まれ。陰陽自然学の開祖。現代最強の未来予知学である独自の陰陽自然学を編み出し、祖父である飯田天涯、父飯田黄庸に継ぐ陰陽学研究の三代目で、一家の研究歴は百年に及ぶ。
 東洋の叡智である「十干・十二支・九星」を組み合わせ、独自の分析法を編み出し、この地球に起こる出来事が、ある周期性にもとづき、必然的に巡って来るものであることをつきとめ、そのやり方で未来予測を行っている。
 はたして、「陰陽自然学」にもとづく未来予測とはどのようなものか。
 飯田氏によれば、時間は「矢」のように一直線に流れるものではなく、グルグルと巡る「渦」をなしている。その渦の中心核を「無の一瞬」(現在)として、過去と未来という時間が対称的に桔抗しているという考え方が、「陰陽自然学」なのだという。
 時間には隠された特性――すなわち、現在の一時点に対し、対称点としての過去と未来が無限に存在するという特性がある。これを「輪廻周期対称性」と呼ぶ。常に現在という分岐点に立って「陰陽自然学」の手法で観察すると、過去から反転する未来が読み取れるのだそうだ。
 飯田氏はこの手法により、「1996年来、各種の出版物で2004〜2013年の十年間に、世界の政治経済が根底から変化する大激動の時代に入ること、また自然界では世界で天変地異の続発することを、その発生する年月から、激動の時代に出現する指導者まで詳細に予測」してきたという(転載ここまで)。


 私も、ここに述べられた飯田さんの本は読みました。
 発売された2006年1月に著者が贈呈してくれたのです。その後、90%以上も当っているので、びっくりしていました。また飯田さんのマクロな予測は、中矢さんや拙著に紹介しています「T少年のコトバ」や、坂本政道さんの「宇宙知性から教えられたこと」などともほとんど一致しますので、ぜひ注目してください。そしてこれから必ず来ると思える近未来の大変化に上手に対処しようではありませんか。
                                           =以上=

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