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2010年4月19日
日本人の特性

 世の中には分りにくいことを言う人が多くいます。そのうちの半分くらいは味のある天才名人だから大変です。そういう分りにくい話しを、分りやすく解説できる名人の兒玉(上田)裕子さんがドイツへ行ったので、さっそく困っています。
 その一人が数学の天才と言われた岡潔さんです。文化勲章受章者ですが、晩年の十数年は数学を離れて、人間、特に日本人の研究をしておられました。
 これがなかなかむつかしいのです。彼は京大卒だし、いまの私と同じ年齢の1978年3月1日に数え年78才で亡くなっています。
 1963年にさいごの数学の論文「論文X」を発表後は、1963年の『春宵十話』(毎日新聞社刊)から亡くなるまで実にむつかしい本を何冊か書いています。
 日本人の特性は「情」の分ることで、これは世界でたった一つの民族であるというのがその主張なんですが、これがむつかしいのです。ようやく少し分ってきました。
 ちょっと長文ですが、その一部を紹介します。

 これは岡潔研究会の横山賢二さん(TEL:090−3789−1935)が私に送ってくれた資料の一部のものです。
 私はここに書かれている大意は正しいと思います。一度ゆっくりくりかえし、天才の言を読んでください。分らない方は横山さんにでも、詳しくきいてください。これがいまのところ天才岡潔研究の第一歩です。よろしく。

市民大学東京校 ’74 岡 潔 1974年


 耳命。自動閉鎖扉があると云うことも始によって見せてもらった。本当に聞こえない。聞こえてるのに返辞しよらんのかと思うて……。そんなん試してみれば直ぐわかる。本当に聞こえない。あれは本当に仕事に没頭する為に要る耳と云ったら、心の耳(心耳)、即ち内耳だけですからね。内耳は視覚中枢と呼ばれてる所へ真直ぐ開いてるでしょう。それから(※)心眼(心耳)(…心眼で見る、心耳で聞く、純粋直観で見る。とNO.17にある)があそこへ開いてる。もう一つ、純粋直観の目があそこから出てるんですね、視覚中枢から。で、天押穂耳命、あれ何するかは古事記に書いてませんが、ともかくそんな風。神々は、天つ神々って云うんですが、無数に居るんだけど、柱数はそう沢山はない。で、そんなのが生まれ――いやあ、送ってよこしたんです。大体、みんな僕の所へ送ってよこす。僕は捜さなくっていい。その代り、対座できる程の近くへ来たら丁寧に調べる。その内には意味のないのもありますが、非常に重要な意味を持ったのもある。この始なんか最も重要な意味を持ってる。これが生まれて来なかったら…。ともかく自覚したかったんです。大自然を未だかつて自覚したことがないんです。「今度こそ」って云うんで、自覚する決意で60万年位前に移ったんです。そして、やっと自覚した。滅びるのが早いか、自覚するのが早いか。何時もそうなんです。
 そして何時も滅びるのが早かった。それで絶えず星を移った。そりゃ段々わかって来るから。「今度こそ」と言うんで――いや、まだ4年位前は滅びるのが早いだろうと思ってた。やっとすり抜けた。自覚するのが早かったら、自覚するなり止めっちまいますから!滅びられない。自覚しない間は何をどうしていいかわからん。つまり、どちらが先その部屋へ飛び込むかによって、先飛び込んだ者がスイッチをパチッとやったら、もうそれで決まるでしょう。そんな有様です。この3月に飛び込んだ。だから自覚する為には僕一人さえ、ぜひ要るのは。人に生まれて来てなかったら自覚できんのですよ。自覚するには大脳前頭葉を使うんだから。大脳前頭葉は体に着いてんだから。だから、それをさすにぜひ要る始と、主は二人あれば出来る訳ですね。が、まあ始は残ってる部分が送って来たんですけど。だから、それを見て調べたんでしょう。大体、人は認識の主体だと云った人が居らんのです。仏教なんかの云う所を信じないで、私の云う所を信じてもらわなければ。大体、自覚するや否や、大脳前頭葉の有り方を変えたんです。だから最早、新人類であって、旧時代の人類じゃありません。そうしなきゃ…。それをやってしまいたい。つまり認識の主体であるのが自分である、と云うことがわからん様になってるでしょう。それをわからざるを得ん様に変えたんです。だけど、こう変えたって残像は長く残りますよ!残像が少うし薄れるまでには、三、七、二百十年はかかるでしょう。消え去るまでには何十万年かかる。何が残るかったら、習性が残るんです。考えてご覧なさい、犬が犬になるのは、犬の習性による、猫が猫になるのは猫の習性による。本質によるんじゃない。だから西洋人は日本民族になりますけどね――数十万年、早くて十万年はかかる――残像が残る。あんなん自分の目を全く、見える筈の目をめくらにする所まで、あれはやっちまってあるんだから、そーう急には行かん。東洋人も大分かかりますが、西洋人程はかからんと思う。目は見えてる。日本人なら二百十年目だと思う。だけど既にそうしてしまってるから、残像によって滅びると云うことは決してありません。で、絶対安心。あのう、本、もう一月もすれば書けるって云ったでしょう。書けてから出してもらうまで、ちょっと時間かかるんですけどね。毎日新聞社から出そうと思ったら、筆者が気遣いでないと云うことを丁寧に調べないと、新聞社の名に関わるでしょう。それに三月はかかるだろうと思う。どう調べても気違いじゃないとわかったら、それなら新聞社の名にも関わるまいとなって初めて、お引き受けいたしましょうと云うことになる。そりゃ今年中には出ますから。あのう、気違いじゃありませんからね。アハハハ(笑)。だから調べりゃ、長くかかったって結局出さざるを得んから。で、今年中には出ますから、それ読んでください。そうして頂こうと思う。しかし、一月もすれば書き上げる。書き上げてからなら大分話しやすくなります。今日あと一時間あるんだけど、どう云うお話をしようかな。何とか偉そうなこと云うたが、質問してもらって、そちらについて話した方がよろしいね。漫然と全体の人に、つまり普遍的…。この、一時間で一般論したらほんの浅いものになるが、一人の人の興味持ってる方向に向かって話したら、かなり話せますね。じゃあ君子豹変して、質問して頂きたいと云うことにしましょう。これは到底ある深さがなきゃ聞いてわかりゃしません。それだけの深さに話を溜める程の時間ありませんから。非常に、この、丸で日本の常識変えてしもうたことわかるでしょう。つまり自然と云うものがあって、その中に人が住んでと思ってるのは間違い。茶の間にテレビがあって、それを自分が見てるのだと、こう認識変えてもらわなきゃ。ここ変えたら、もう常識、百八十度変わるどころの騒ぎじゃないでしょう。丸で、これまでやってたのは無駄で、無駄ではないことは何もやってなかったと…。それはそうなんです。これまでは無自覚の時代、これからは自覚の時代。いったん得た自覚は永久になくならない。

 今はそう云う時だからね。一体、誰がこの日本民族を指揮して行くか。考えてご覧なさい。大体こうだと本が書けるのは私一人しか居ない。本さえ書けん者に指揮できますか、実際。できないに決ってるでしょう。だから、大体あの本に書いた通りにやって行くんだけど…。大体も何も、すっかりそうなってる。「大体」って云うのは、多少書き間違いはあるでしょう。これはみんなして調べたら直ぐわかるから、そんな所しやしません。認識だからね。

 認識って云うのは、写生する時、デッサン書くようなもんだから、段々近か寄せて行くんだから、多少の間違いはあるから。そんな所は、だから…。そりゃ、これは皆やってみればこうする積りだろうと、そうなりますから。だから「大体」。が、大体あの通り。本さえ書けん者に指揮のできる筈がない云うことがわかるでしょう。だから僕だって、本当に僕の指揮通りになるのかなあと思ってたけど、そこを念入れて安心した。本が書けるのは明らかに僕だけ。本さえ書けん者に実際行為できる訳がない、指揮のできる訳がない。そうするとやはり僕が指揮してるのに違いない、気の所為(せい)じゃない。これは時間かけりゃわかるんです。どうせ段々わかって行くんだろうと思う。自分で自信を得る時にだって、その順に考えて行く。まあ、一番はっきりしてることは、今実相はこうであると云う本の書ける者は僕以外に絶対にない。そう云う人は居ない、まして神をや。人でなけりゃ書かりゃしませんよ。大脳前頭葉がないから。大脳前頭葉がなかったらね、いっぺんにわかり過ぎる位わかっちまうんです。それで何故わかったかわからん。困るんです、そればかりではね。そればかりでは困ると云う証拠に、頻々として死んだから。死骸が並んでるのは夜空に輝く星の数。しかも、あれ老死ですよ、皆。老病で死んだんです。老病で死ぬんなら、若返らせたら良さそうなもの。これが認識がなきゃできんのですな。だけど、そうやりたくないから、「今度こそ、今度こそ」と思って失敗ばかりやって来た。それで、そうしてる内に、「どうすればどうなる」がすっかりわかっちまった訳や。それで、いよいよ今度と云う決意で、この地球へ移って来たのが六十万年前。それで、その通りやり上げて、自覚を得て、最早星を変らなくっても良いようにしたのが今度です。あれは第九識が死ぬんです。視覚中枢も第九識が違う、前頭葉も第九識が違う。で、死ぬのも第九識です。そっから上は死なない、十識から上は。第九識って、体が死ぬぐらいじゃ死にませんけどね。星を移らなきゃならんて云うぐらいの大きな目で見たら死ぬんです。決して死なないのは第十二識から上です。見る目の長さが違っている。それから下だったら何……(以下続く。転載ここまで)。


 いかがでしょうか? むつかしいけれど、たのしいでしょう。
                                               =以上=

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