中村陽子の都会にいても自給自足生活
このページは、認定NPO法人「メダカのがっこう」 理事長の
舩井幸雄は生前、中村陽子さんの活動を大変応援していました。
これは、知らない方が多いので、お知らせします。
10月8日、長野県茅野市で全国メガソーラー問題シンポジウムが開催されました。300人の会場は450人以上の人で溢れるほどの反響があり、うれしい悲鳴でした。
国は太陽光発電を推進するために、買い取り価格を非常に高く設定したので、純粋に太陽光発電が推進されるというよりも、投資商品になってしまいました。しかもその財源は私たちの電気料金から徴収されています。その額は今では、消費税1%分にあたる2兆3000億円になっています。
しかもそれお金が、ふるさとの山を削り、コンクリートを打ち、除草剤を撒き、木や草を生えないようにするという自然破壊に使われているのです。これではますます台風などの豪雨に耐えられない山になってしまうでしょう。
今まで国は、田んぼや畑は国土の大事な部分なので、転用には厳しかったのですが、太陽光発電は緑化とみなすという法律をつくってしまい、国土を守る歯止めを失いました。
「田んぼから自然再生」を掲げるメダカのがっこうにとってもピンチです。
それでは、いくつか知っておきたい事実を箇条書きにしていきます。
1.原発と自然エネルギーには、火力発電と水力発電が必要だという事実
これには、電気の性質が関係しています。電力会社は、使用される電気量と同量の電気を送電しなければならないということ。北海道の地震の時のように、発電量が少なくても、九州の太陽光発電にストップがかかったように、発電量が多すぎても、停電が起きてしまうのです。これを同時同量の原則といいます。
原発と自然エネルギーはどちらも電気が必要なときに発電ができず、原発は制御棒を抜いてから臨界点に達するまで一週間ほどかかりますし、太陽光発電は昼だけでお天気次第、風力発電は風次第でコントロール不能です。しかも、町を動かすほどの蓄電はできないのです。
そこで、原発や自然エネルギー発電の近くには、同じ発電能力を持つ火力発電と水力発電をセットで作られています。火力発電は、コントロールが効くので調整役です。水力発電は、夜間など使用量が減った時に、止めることができない原発の電気を使って水を上にあげる(揚水発電ダムという)ためです。
これが、原発がほとんど稼働していない日本で、電力不足が起きない理由です。
2.自然エネルギーは、環境破壊になっているという事実
イ)メガソーラーから立ち上る上昇気流が突風や竜巻を引き起こしている疑惑
地表は水面であれば一番温度変化が少なく、次が森、次が草地です。ここから水蒸気が蒸散し、小さな低気圧ができて雲を呼び雨を降らせます。これが日本が極端に雨季と乾季に分かれず、穏やかな気候である理由です。ところがここにソーラーパネルが並ぶとどうなるでしょう? 太陽が照りつけるとパネルの温度は70℃80℃と熱せられ、ここから上昇気流が発生します。そこに風が吹き込むのです。メガソーラーが出来てから、日本に今まで聞いたことのない突風や竜巻が起きていると思いませんか? 限りなく怪しいです。
ロ)ソーラーパネルの下の地面は草1本生やさないよう除草剤を撒いている。
ソーラーパネルが草や木に覆われたら発電に支障が起こるので、強力な除草剤が撒かれます。食べ物ではないので、残留基準もありません。草や木の根っこが土壌菌の住処であり、栄養を保ち、土砂を抑え、水を蓄えている山の息の根を止めているのです。
ハ)ソーラーパネルは廃棄物業者も拒否するほど、危険で処分が難しい。
水害や地震で出てくるゴミの中で、一番困るのがソーラーパネルだそうです。ソーラーパネルは危険物質がいっぱいで、処分の目途が立っていません。この点ではごみ箱がないと言われている原子力発電の廃棄物と同じです。この問題を解決しないうちに、太陽光発電を推進するのは次世代に対して無責任です。
ニ)ソーラーパネルは火事になると消防士が感電するので消化に時間がかかる。
ソーラーパネルは火事の光でも発電をするので、消防士は感電しない装備をしないと消火にかかれないそうです。しかも水を安易に掛けられないので、消火に手間取ります。アスクル倉庫の火事がなかなか消せなかったのは、屋根にソーラーパネルが乗っていたからだそうです。ニュースでは教えてくれませんでしたね。
ホ)風力発電の建設は山の尾根などで、建設する過程での自然破壊が甚だしい。
あれだけ高い支柱を立てるためには、数十メートル地面を掘らなければならず、その重機を上げるための道路を整備しなければならず、山はズタズタに傷つけられてしまいます。このことが山の自然環境を破壊し、災害を人災にするでしょう。
ヘ)風力発電は、気流を乱している。
風力発電の羽の長さは、新幹線1両分〜3両分、突端のスピードは数百キロ、地球の気流を乱していて、そのことによる気象への影響は必ずあるはずです。
ト)風力発電の低周波は人の身体を不調にする。
世の中には、目に見えない毒物がいっぱいあります。放射線も電磁波も低周波も同じように人間にとって有害なのです。化学物質過敏症の方たちは、低周波にも非常に過敏に反応され、多くの方が苦しんでおられます。その方たちが犠牲となって、人間にとって良くないものであることを教えてくれているのだと思います。
太陽光発電や風力発電などの再生エネルギーと言われているものが、実は環境を破壊するものであり、廃棄物が処理できないものであること。しかしそのための太陽光発電推進賦課金が電気代に含まれ、全額私たちが支払っていること。この税金と同じように義務付けられたお金は、柏木孝夫氏が理事長の低炭素投資促進機構という一般社団法人に行っており、この方は原発推進の第一人者であるという事実です。ですから、私たちは、原発を止めたければ自然エネルギーを増やさなければならないというフレーズに騙されているのです。さよなら原発の有名な方たちもそう思っているのですから、この悪夢から覚めるには、本当のことを知らなければなりません。
どうぞ皆様も、ご自分で調べてみてください。参考文献として、『ご存知ですか、自然エネルギーのホントのこと』山田征著を推薦します。自費出版なので、直接問い合わせてください。発行ヤドカリハウス 山田征さんです。メダカのがっこう事務局にも置いてあります。
彼女は、この太陽光発電推進賦課金を払わないことで7年前から電気を切られていて、仕方なく電気のない生活をされています。彼女は、40年前に武蔵野市の境南小学校の給食を自然栽培や有機栽培の米や野菜、本物の調味料に変えてくれた先駆者です。まねはできなくても、世の中には、とことん突き詰めなければ得られない真実の情報があるのです。彼女はそういう役目の方だと思います。口コミ拡散お願いします。
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首のタオルにシュレーゲル青ガエルが
いるので、とてもうれしそうな顔を
してい ます。
1953年東京生まれ。武蔵野市在住。母、夫の3人家族。3人の子どもはすべて独立、孫は3人。
長男の不登校を機に1994年「登校拒否の子供たちの進路を考える研究会」の事務局長。母の病気を機に1996年から海のミネラル研究会主宰、随時、講演会主催。2001年、瑞穂(みずほ)の国の自然再生を可能にする、“薬を使わず生きものに配慮した田んぼ=草も虫も人もみんなが元氣に生きられる田んぼ”に魅せられて「NPO法人 メダカのがっこう」設立。理事長に就任。2007年神田神保町に、食から日本人の心身を立て直すため、原料から無農薬・無添加で、肉、卵、乳製品、砂糖を使わないお米中心のお食事が食べられる「お米ダイニング」というメダカのがっこうのショールームを開く。自給自足くらぶ実践編で、米、味噌、醤油、梅干し、たくあん、オイル」を手造りし、「都会に居ても自給自足生活」の二重生活を提案。神田神保町のお米ダイニングでは毎週水曜と土曜に自給自足くらぶの教室を開催。生きる力アップを提供。2014年、NPO法人メダカのがっこうが東京都の認定NPO法人に承認される。「いのちを大切にする農家と手を結んで、生きる環境と食糧に困らない日本を子や孫に残せるような先祖になる」というのが目標である。尊敬する人は、風の谷のナウシカ。怒りで真っ赤になったオームの目が、一つの命を群れに返すことで怒りが消え、大地との絆を取り戻すシーンを胸に秘め、焦らず迷わずに1つ1つの命が生きていける環境を取り戻していく覚悟である。
★認定NPO法人メダカのがっこうHP: http://npomedaka.net/