船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:坂本 眞一
皆さんこんにちは!
1月も中旬が過ぎて、正月気分も抜けたころですが、寒さが本格化して体調を壊されている方も多いかと思いますが、免疫力をUPして、健康管理に十分留意されてください。
さて、今回は本物研究所が故舩井幸雄の想いを継承して、会社組織の在り方に浸透させために取り組んでいることを述べたいと思います。
弊社の代表の佐野浩一も推奨されている書籍で『あなたのチームは、機能してますか?』(翔泳社)という書籍です。
著者はパトリック・レンシオーニというアメリカで組織と経営チーム育成を専門とする経営コンサルティング会社、テーブル・グループ社長が書いたものです。
故舩井幸雄が様々な書籍を書いた中での実践版ともいえる書籍だと思っています。
皆さんの会社もそうだと思いますが、会社は社長のものでなく、「人財育成」という観点で生成発展される結果として、会社が成り立ち、ひいては社会貢献になるものだと思います。
故舩井幸雄が提唱し続けた「社会性」「教育性」「人財育成」を実施するために、この書籍を読みました。
一番印象に残ったのは、下記の内容によって、会社もチームも一体化されていくプロセスがあるということです。これは舩井流でいうと「コツ」であるともいえます。
1、信頼の欠如 ………… 完全無欠
2、衝突の恐怖 ………… 表面的な調和
3、責任感の不足 ……… あいまいな態度
4、説明責任の回避 …… 基準の低さ
5、結果への無関心 …… 地位と自尊心
チームや会社組織を充実させ、結果を出すための業務フローとして上記の1から5までのステップを踏むことが、一致団結するコツだと思います。
この部分で少しだけ負に陥りやすい項目だけ述べたいと思います。
2の「衝突の恐怖」と5の「結果への無関心」です。
2は日本人の特徴でもある「調和」を取ることの重視から来ているものだと思います。
人とのコミュニケーションは、生まれも育ちも考え方も違う人々との対話から生まれるものです。だから、経緯が違って当たり前だと思います。そのために、意見が違って当然ですし、「包み込みの発想」に達するまでには、それまでの経験なども関わって生まれるものです。
そのためにも、意見を交わしながら相手の存在価値を認めた上で、謙虚さを踏まえて議論を交わすことが重要であると思います。もちろんその上でケンカになりそうになったりする場合もあると思いますが、そんな際には「必然・必要・ベスト」を思い浮かべ、相手との対応を考えていくとうまくいくと思います。
また、5に関しては、よく言われることですが「自分はここまでやってきたから、結果は神のみぞしる」という言葉があります。しかし、これは基礎・基本に基づいて創意・工夫を施してからの話だと思います。
人はそれぞれ経験からやり方にこだわって進む生き物です。だからこそ、自尊心を捨てた考えが必要になると感じます。私は父から常々「若いうちは年配者に学べ。年配になったら若者に学べ」を教えてもらいました。今だからこそ、50代の私にとって新しい発想と斬新なアイデアを追求していくことが私の人生において、会社の将来において重要だと自負して邁進していきたい所存です。
3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
2016.01.27: 想い出の地 来宮神社を巡る
2016.01.26: “呼吸”について
2016.01.25: 本当の自分とは
2016.01.22: 一球入魂
2016.01.21: 自分の天命って?
2016.01.20: 球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・
2016.01.19: 奇跡のレストラン“Casita(カシータ)”に学ぶ
2016.01.18: 本物研究所が取り組んでいること
2016.01.15: 腸内の新情報!?
2016.01.14: 空海から義経へ
2016.01.08: 髭剃り
2016.01.07: 意味を考える