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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2007年6月22日
ストーンヒーリング

 健康のためには、「一日一回汗を出す」というのが正しい常識です。
 そのためには、体温より4℃以上高温の湯のフロに10分間以上入るとか、サウナに15分以上入るのが、もっとも簡単なのですが、ともに問題点があります。
 塩素の入っているお湯に10分間も浸っているとマイナスの影響があるようですし、サウナは入るだけで気分の悪くなる人がいます。私などは普通のサウナには、5分間でも絶対に入りたくありません。
 ところで、先週、船井本社の熱海オフィスに、「ストーンヒーリング」という特別仕様の桐製サウナが設置されました。私の要望に応えて、おいてもらったのです。
 というのは、この製品を(株)本物研究所が扱い好評だからです。
 桐の箱の中で40℃で約15分座るだけで汗が出るし、癒されます。
 それは遠赤外線効果の出るセラミックが背中、ふとももの下、足の裏の当るところに使用され、それぞれの温度コントロールが出来ますし、抗菌、脱臭システムなども万全だからです。大腸菌や黄色ブドウ球菌もほとんど死滅するもようです。
 つぎは、ストーンヒーリングを使用する上での説明書の一部です。

■ストーンヒーリングの上手なやり方
・岩盤浴のスイッチを入れます。
・岩盤浴の温度を40度から45度くらいに設定し、設定温度になるまでお待ち下さい(私は38度で入っています。自由に設定できます)。
・岩盤が暖まる間に、シャワーやお風呂に入りましょう。
・シャワーやお風呂後に岩盤浴に入浴すると効果的です。
・入浴前にお茶や水などで水分補給を充分に行って下さい。
・岩盤の上に必ずバスタオル等を敷きます。
・必ずバスタオルやバスローブ等を着て入浴して下さい。
・15分程度入浴したら、5分間休憩を取り、充分水分補給をしてから、体調に合わせて2、3回入浴を繰り返してください(私は、いまのところ1回10分間で充分です)。
※無理は禁物です。

(ただし、温度設定や入浴時間の長さは、個人差があります。最初のうちは低温・短時間でご使用になることをお勧めします。その後、体調が悪くないか確認をしながら温度を上げたり、時間を延長して下さい。) 

・入浴後は、岩盤浴のスイッチを切ってください。
・最後に、汗をやさしく拭いて着替えてください。


 ともかく桐が好きで、短時間で汗を出したいせっかちな人間で、特にサウナぎらいの私には、ベストの製品で、このようなものができたことにびっくりするとともに喜んでおります。
 なお、私は4年前、新築の自宅の床、壁、天井の80%強を桐材にしました。桐が大好きなのです。
 以下に桐の特性を書いておきます。というのはこのサウナは100%桐材の箱の中に装置があるからです。

【桐の特性】
桐は湿度調節に優れ、多湿の日本では大切な物を収めるのに愛用されてきました。

桐といえば高級家具が思い出されますが、桐には軽い・収縮率が少ない・熱伝導率が低い・恒湿作用が高い・虫が付きにくい・腐食に強いなどの特徴があります。

《桐はエコロジーな伝統素材》
桐はきわめて軽く柔かいので実は傷がつきやすい。また吸湿性も高いので汚れもつきやすいという側面があります。

しかし華奢な表情に反して芯部の強さは並はずれています。表面がキズついたり汚れたりしても、材の中までだめになるということはまずありません。何十年も経った桐タンスが洗い直したりして、新品同様に再生されるのも桐ならではのことです。

桐は20〜30年でかなりの大木になり、それが木材になって家具や工芸品などさまざまな作品になります。その後再生を繰り返して何十年何百年にわたり使い継がれていきます。

エコロジーの観点からみても貴重な素材といえそうです。

日本の気候は年間湿度が18%から80%まで上下するといわれ、非常に収納物が傷みやすいのです。
桐は湿度が高くなると膨張して気密性を高め、乾燥時には収縮することにより、まるで呼吸しているかのように乾湿調整を行うので、桐箱の内部は一定の快適な状態に保たれます。

 ところで、このストーンヒーリングも桐も、価格の安くないのが難点ですが、価格以上の効果はありそうです。
 それは桐の家に住み、ストーンヒーリングに入った後の私の感想です。
 興味のある方は(株)本物研究所(TEL:03−5769−0271)にお問い合せください。私は、「なかなかよいものができたな」とびっくり、感動したのでここに紹介しました。よろしく。
                                                =以上=

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