トップが語る、「いま、伝えたいこと」
私は多くの異国人の友人を持っています。その中でいまもっとも親しいのはイギリス人のジュード・カリヴァンさんと日本に帰化しましたが、カナダ人だったベンジャミン・フルフォードさんだと思います。
このお2人とは気が合うのです。
このフルフォードさんは、『ザ・フナイ』の定期執筆者で、毎回びっくりするような情報を書いて私を驚かせてくれます。本当か(?)と思うようなことが50%くらい毎回あるのです。
私の友人には超能力者というか霊能力者が多いのですが、彼らは一様にフルフォードさんやカリヴァンさんは、「本当に魂のきれいな人」だと言います。私もそのように思って付きあっています。
ただしフルフォードさんの情報の内容は信じがたいことが多いのもたしかです。
いつも「どうして?」と思っていました。
ところで先週ふとしたことで彼が今年7月に(株)ヴォイスより出した『闇の権力と闘う男―ベンジャミン・フルフォードという生き方』という本を読みました。
多分7月に出版社から送られてきた本でしょうが、目を通していなかったのです。
この本の表紙には出版社が書いたのでしょう。つぎのように書かれています。
私たちは、ほんとうの世界を知らない!
カナダの名門フルフォード家の曾祖父の死に隠された真実。
それは闘う男ベンジャミンの「魂の刻印」であったかもしれない。
ひとりの男が、最も巨大で最も危険な相手と闘うために用いた
さまざまな「情報」「駆け引き」「危険担保」「味方」。
そして、その闇の権力、イルミナティとの長い闘いは、まさに今
最終章に近づいているかもしれない。
私たちの未来には、新しい光が射そうとしているのだ!
■ジェネレーションを越えた因縁が曾祖父の時代からあった。
■お金の「非現実性」を、アマゾンの原住民に教えられる。
■世界をだまし続けてきたイルミナティの全工作サマリー。
■イルミナティのトップたちは悪魔教を信じ、表の人格が瞬時に豹変する。
■中国の秘密結社「青幇」(チンパン)、「紅幇」(ホンパン)と共闘する。
■イルミナティの内紛と有色人種の目覚めにより、悪魔支配は急速に終焉に向かう。
■闘う男マニュアル。情報チェック法、巨大で危険な相手との闘い方、リスク管理。
以下は同書の目次です。
第一章:闘いは、曾祖父の時代から始まった
第二章:子供の頃に出会った悪魔
第三章:答えを探す旅へ
第四章:たどり着いたのは、日本
ベンジャミン事件簿@ 石井紘基氏刺殺事件
第五章:悪魔の正体に気付いた9.11
ベンジャミン事件簿A 真実の追求に命を捧げた、ジャーナリストたち
第六章:悪魔教を信じるイルミナティとは?
第七章:イルミナティが、この世に生み出した数々の悪魔
第八章:悪魔からの誘い
第九章:悪魔と闘うことができるのは、中国
第十章:悪魔の悪あがき―闇に日が当たるとき
第十一章:悪魔との戦いが終わる日―新しい世界のはじまり
最終章:そして、これからのベンジャミン・フルフォード
巻末付録:闘うためのマニュアル(転載ここまで)
私は、この種の本は、どうしても読みたくなく、もう読まないでおこうと思っていたのですが、なぜか本書は終りまで読みました。フルフォードさんのことは本書でよく分りました。
つぎは彼の「まえがき」の一部です。
まえがき
私は、ずっと闘ってきた。
四十八年間の人生を振り返ると、いつも、“何か”と闘っていた。
その“何か”は、自分の人生の目の前に、常に見えない敵となって立ちはだかっていた。
ある時は、私を苦しませ、悩ませたりした。また、あるときは私を怒らせ、絶望させたりした。時には、私を誘惑し、魂を奪おうとすることもあった。さらには、私の命までをも奪おうとさえした。
その“何か”は私を困らせ、怒らせるさまざまな悪魔だった。
それらは、「人種差別」「貧困と飽食」であり、あるときは「環境破壊」、そして「テロと戦争」「汚職や横領」「天災」「金融危機」…。
私がどこにいようとも、彼らは追いかけてきた。
けれども、彼らから逃げずに、彼らと真正面から対峙すれば、その向こうには、かすかな希望も見えてくる。
だから、悪魔に立ち向かうことにした。
「殺されてもいい!」と覚悟も決めた。
私の人生において、“闘い”とは、“謎解き”であった。また“真実の探求”でもあった。武器を持たずに、一本のペンだけによる闘いでもあった。そして、“闘わない、という闘い”でもあった。私は本来、争い事は嫌いなのだ。
「どうして、この世界に人種差別があるのだろう?」
「どうして、世界に平和は訪れないのだろう?」
「どうして、貧困にあえぐ人々がいる一方で、飽食を貪る人々がいるんだろう?」etc.
幼いころから、自分の中で湧き上がってくる、「なぜ?」「どうして?」という疑問の数々。
私の人生の旅は、この「なぜ?」の答え探しの旅路でもあった。
答えを探りながら、扉をおそるおそる開けてみると、続々と扉が開きはじめた。
そして最後の扉の向こうには、すべての「なぜ」の根源であった悪魔の親玉が君臨していた(転載ここまで)。
読後の「あと味」はよくありません。もう。この種の本は、私は読みたくないという気持です。フルフォードさんと同じようなことは船瀬俊介さんも言っていました。「闇の権力」のような存在が、地球人を支配している…というようなことです。
ただ、「聖書の暗号」ではありませんが、「闇の権力の本体は地球から去った」ということです。彼らとも仲よくできるでしょう。
フルフォードさんも書いているように、また「日月神示」にもありますように、近未来に「よい世の中」が地球に到来する可能性は高いと思います。船瀬さんも同意見でした。
ともかくこの世におきることはすべてに意味があるはずです。
先週は私がいまこの本を読んだことにびっくりしたのです。その内容は大体そんなことが言われていると知っていることが多かったのですが、本書を読んだのはフシギなびっくりすることでした。
少なくとも日本の政治家には斜め飛ばし読みでもいいから読んでほしい本のように思います。
=以上=
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