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このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2009年12月14日
飽衣飽食時代の一方で
  世界の飢餓人口

 いま地球上には67億人以上の人たちが生活しています。
 そのうち1年間に5,000万人が現実に飢え死にをしています。一方、日本人が捨てている食糧(調理したが喰べのこして捨てた食物)が1年間に2,500万人から4,000万人分くらいあると言われています。
 以下は地球村通信12月号に載っていた「国連FAO」などの報告ということです。

飢餓人口、10億人突破!

 国連食糧農業機関(FAO)の2009年の推計では、飢餓人口は前年より1億人増えて10億2千万人となった(右上資料参照)。バイオ燃料として穀物が大量に転用され、さらに温暖化がもたらした干ばつや洪水などで食料価格が上昇し、昨年秋の世界的な金融危機後、世界的な経済の混乱が追い打ちをかけた。FAOは、多くの途上国で経済的な混乱から食料の輸入が滞ったことや、海外への出稼ぎ労働者の多くが経済危機で仕事を失ったこと、さらに中国などが海外の農地への投資を加速させたことも飢餓人口を増加させる原因となったとしている。
 これまで農地への投資は、生産量や雇用の増加を通じて、貧困地域にメリットをもたらすとされていた。しかし、アフリカや南米では、地元民が農地として使っていた国有地を、政府が外国企業に売ったり、貸し出した結果、逆に貧困を深刻化させているケースもある。国連は事態を重く見ており、11月16日より開催の食料サミットでは、2025年までに世界から飢餓を根絶、2050年までに食料生産を7割増やす必要があることや、食料危機に対する国際的な枠組みや農地への投資のあり方について話し合われた(転載ここまで)。


 このことについて、われわれも真剣に考えようではありませんか?
 現実に近いうちに日本にも食糧難が来る可能性が、かなりあります。
 私は最近、時々、家内に弁当をつくってもらいます。質素なものです。しかし、まったくおいしいです。それを喰べながら、戦中、戦後を思い出したりしています。
 一度、自分でもいいし、奥さんにつくってもらってもいいから弁当を持って会社や出張にお出かけください。そしていろいろ考えてほしいのです。いろんなことに気がつくと思います。ムダは、できるだけやめようではありませんか?
                                           =以上=

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