日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2010年7月6日
熱海のお祭り

  事務所に咲いていた花
 皆さまこんにちは。

 7月15日、16日に熱海 来宮神社例大祭の『熱海こがし祭り』があります。
 来宮神社は、古代より鎮守として祭られている来宮神社は樹齢2千年といわれる天然記念物の大楠が有名で、1回りすると寿命が1年延びると伝えられています。また漁業・禁酒・禁煙の神も有名です。

 『こがし祭り』の由来は…
 おおよそ、今から1300年前、和銅三年六月十五日に熱海湾で漁夫が網をおろしていたとき、御木像らしき物がこれに入ったので、不思議に思っていると、童子が現れ、
『我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない、七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。しからば村人は勿論いり来るものも守護しよう』

 と告げられ、村民達が探し当てたのが、熱海の西山の地だったそうです(船井本社の熱海事務所はこの西山にあります)。
 熱海に住む人々、熱海に入り来る人々を守ってくださる来宮神社の神さまに感謝をする神事です。海辺で神様に『麦こがし』を供えたと云う故事から、別名『こがし祭り』とも云われ、例大祭には必ずお供えをします。

 このお祭りでは30基を超える山車(だし)と、神輿が練り歩きます。盛大でにぎやかなお祭りです。
 御祭神と御縁の深い「麦こがし」を撒きながら道中を御案内し、この「麦こがし」に触れると無病息災・身体健康になると伝えられています。

 この日のために市内の子供達は、7月1日から太鼓の練習に励んでいて、毎夜7時を過ぎると、あちこちで笛や太鼓の音色が聞こえます。「エーどっこい!」という掛け声とともに、子供たちは夜9時まで一生懸命練習をしています。練習場所では近所のおじさん、おばさん、兄さん姉さんが集まって、子供たちに太古や笛を教えています。

 都会に住むとなかなか忘れがちですが、地元で自分が教わった太鼓や笛の音を、また子供たちに伝えたり、みんなが一緒になって何かをしようとすることはとてもよいことだなと感じます。
 お祭りは、神さまに感謝する日でもありますが、そこに住む人々が一致団結することができたり、その時を一緒に楽しむことができるよい機会だなと思います。

 私は熱海で過ごす夏は初めてなので、とても楽しみにしています。
 皆さまの住む地元でもお祭りはありますか?夏のイベントをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?

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2010.07.27:船井の集中力
2010.07.20:熱海が最も熱い日
2010.07.13:クセづけが大事
2010.07.06:熱海のお祭り


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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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