日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
皆さまこんにちは。
7月中旬に、船井幸雄と小宮一慶さんの対談書『人生で一番大事なことは正しい生き方を「クセづけ」すること』(海竜社刊)が出版されます。
小宮一慶さんは経営コンサルタントをされている方です。船井は「小宮さんとは90%以上も意見が合うのでびっくりしたよ」と言っていました。同じような考えを持った人に出会えて、話ができて船井はきっと嬉しかったことだろうと思います。今から読むのが楽しみな本です。
以前、事務所にある大きな本棚の中に小宮さんの書籍があるのを見つけ、船井に貸してもらい読んだことがあります。それは『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』(サンマーク出版)という書籍でした。
小宮さんの著書には、「基本的なことをおざなりにしてはいけない」ということが書かれていました。読んでいると、小さなことを徹底できない人に、大きなことはできないのだというお考えが伝わってきます。小宮さんは会社のトイレ掃除を13年間欠かさず行っているのだそうです。実際にこのように行動を続けているというのはすごいことだと思います。
小宮さんの著書には、船井が話す「天の理に従った人間の正しい生き方」に通ずる言葉がたくさん出てきました。本当に船井の考えと共通している部分が多く、読んでいてとても勉強になりました。
船井の話の中には、「クセづけ」という言葉が出てきます。
船井は現在も勉強好きです。なぜ勉強嫌いにならないかというと、船井は「たぶん若いときから勉強が好きで、勉強するクセづけができていたからだろう」と言っています。はじめはわからなかった事も勉強を進めるにつれて自分なりに解釈できるようになると、だんだんとおもしろくなっていき、もっと勉強したくなるのだそうです。
子どもが勉強する時、はじめは1時間勉強するのも苦痛に感じていたのが、集中して何度も取り組むことを続けるうちに、2時間、3時間と勉強するのが嫌でなくなり、勉強することがだんだんと楽しくなってくるということがあるそうです。ある活動をこつこつ反復してやり続けると、集中して苦痛を感じずに時間も忘れて取り組めるゾーンに頭が入ることができ、そういう時は、本もたくさん読むことができたり、どんどん頭の中に入ってくるのだそうです。歯みがきや掃除なども、習慣になっていないと面倒くさいと感じてしまいますが、毎日の習慣になってしまえば、苦痛には感じません。続けるということがポイントのようです。
正しく生きるクセづけとは、考え方や行動を習慣になるまで続けること。続けるとういうことが慣れていないとはじめは大変に感じてしまいがちですが、そこを乗り越え、自分のものにしたいものだと感じます。
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。