日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書　相澤智子-

このページは、２００９年１１月から（株）船井本社　熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子（あいざわ　さとこ）によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。

船井も半袖シャツで夏の装いです。

　皆さまこんにちは。

　いっせいに鳴きはじめたセミの声が本格的な夏を告げています。
　熱海では、海水浴を楽しむ人や日焼けした人の姿がよく見られるようになりました。

　熱海事務所は山のほうにあるため、虫がたくさんいます。朝や夜の通勤、帰宅途中には、カブトムシやクワガタなどもたまに見かけます。東京に住んでいたときにはなかったことなので驚いてしまいます。事務所の社員は、「朝散歩をしていたら竹林で、ざっと数えるだけで３０匹くらい見かけた」と言っていました。
　夕方には、「カナカナカナ…」というヒグラシの哀調のある声も聞こえてきます。

　豊かな自然の中、虫たちからも夏を感じる今日この頃です。

　さて、船井は集中力がとても強いと感じることがあります。
　
　船井が書いたホームページや書籍の原稿を私がパソコンで打ち、船井に校正をしてもらうことがあるのですが、原稿を書いているときの船井は、いつもの穏やかな雰囲気とは違い、キリリ！としています。まさに「仕事の顔」です。

　用事があって、船井が原稿を書いているときに会長室に入る時は少し緊張します。
　「会長、失礼致します」と部屋に入っても、気がつかないときもあります。声をかけると、「あれ、なんだい？＾＾」と船井はいつもの穏やかな表情に戻ります。原稿を書いているときはとても集中しているようです。

　船井は、まだ口内が痛い時があるのですが、原稿を書いているときと、講演をしている時は痛みを忘れるのだそうです。
　私などは、自分だったらどうやっても痛みに気が行ってしまい忘れることなどできないだろうと思ってしまいます。痛みを忘れるくらい集中するとはどんな状態なのだろうと驚いてしまいます。

　「想造力」という言葉があります。
　これは船井が作った言葉ですが、頭の中で確信を持ったことを現実に創ることができるという人間のすばらしい力のことです。船井は強く思ったことが現実になるという体験を多くしたそうです。そのような体験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
　船井は「思いの力」が強いのだと思います。それは、いろんなことに気が散らず、一点に集中して強く「思い」を注ぐことができる船井の特性だと思います。
　私が船井の側にいて、船井が普通の人とは違うなと感じるのはそのようなところです。

事務所近くにいたカブトムシ

事務所に咲いている花