船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
最近、シンクロが起きてびっくりしたこと
2012.4.23(Mon)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 つい先日、朝日新聞の日曜日版、beという記事に日本文学者で有名な
ドナルド・キーン(89)博士が2ページに渡り紹介されており、
思わず夢中になって読みました。(こちらは、デジタル版です)
http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY201203080224.html

 キーン博士のこれまでのご活動の素晴らしさはもちろんですが、
3・11後に日本の永住を決めて日本国籍を取得されたという話を知り
とても感動したのです。

 3・11後は、被ばくを恐れて、日本をサッと脱出した外国人がほとんどだったことは皆さんもよくご存じかと思いますが、キーン博士は、痛ましい日本の状況を憂いアメリカから慌てて日本へ戻り、津波と被爆で悲惨を極めたこの小さな島国、愛すべきニッポンにずっといる!と決めたのです。
 ニッポン魂を持つ89歳というご年齢での一人のアメリカ人がいらしたことに涙がこぼれそうになりました。その後、また新聞広告で、瀬戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんの対談本も思わず購入して、お二人の骨のある生き方、考え方に唸っていました。

 鬼怒鳴門(きーん どなるど)というのが、彼の日本名です。
 ちょっと、笑いを誘いますが、よく考えられています。
 まるで、フルフォード(古歩道)・ベンジャミンみたいです。

 そんな折、あるパーティーで偶然(または必然的に)お会いした
ピータAマックミランさんという日本語の流暢なアイルランド人と名刺交換をしたところ、彼もまた日本文学博士でした。

 杏林大学で教鞭をとられておられる博士であり、さらに富士山に魅せられ
富嶽三十六景をご自身で、版画にされて個展も開くというではありませんか。
 しかも、非常にポップな版画で、私はすっかり気にいってしまいました。

 ピータ博士とはすぐに親しくなり、JUSTのビッグトーク6月号に出演いただくこととなり、博士の本を購入しましたところ、Amazonから届いた本を見てビックリしました。

 「英詩訳 百人一首 香り立つやまとごころ」の装丁には、
ドナルド・キーン博士の推薦文があり、冒頭には、博士のはじめに・・が書かれてあったのです。著書は、ドナルド・キーン博士の高評を得て、原著は2008年コロンビア大学出版より刊行。同年度日本翻訳文化特別賞等を受賞し、学問的にも評価されたのです。

 お二人が師弟関係として、深く繋がっていたことに、胸が熱くなりました。

 ピーター博士は、和歌を詠み、伊勢物語を解説し、この日本文学の
素晴らしさを、長くご研究され一生懸命に英訳されています。

 私たち日本人が、海外の先生に日本文学の古典を教えていただくのは
何とも恥ずかしいことですが、よくよく取材を進めていくうちに
分かってきたのは、アイルランド語にも言霊があり、日本語にもそれがある
ということでした。

 この内容は、JUSTの6月号で聞くことができますがピーター博士には、弊社のセミナーにもおいでいただき、ご参加者と一緒に百人一首で遊びながら、言霊の美しさを味わいたいと思っています。

 この数週間は、お二人の外国の博士たちから、あらためて日本の素晴らしさ、日本人の素晴らしさを知ることが出来、私にとりましても、日本の美学や言霊の素晴らしさを
世に広めるお手伝いをする役割なのだと、役不足ながら認識することができた日々でした。

 さらに、フェイスブックで繋がっている私の友人で、ジュピターが大ヒットした
作詞家の吉元由美さんと日本語の素晴らしさについて、たまたまお話をしていたところ
彼女もピーターさんについ最近お会いして感銘を受けた一人だったことが
分かりました。

 このシンクロを通じて、彼女いわく「宇宙って本当に、そういうことをしてくれるのね。宇宙って凄い!」と互いに魂が震えました。

 なにか、役割、天命があるときは、宇宙の力がこのように人と人と繋げて
シンクロを起こすのかも知れません。


1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」
2周目:「エジプト暴動から考える私の本音」
3周目:「大地震から3週間。そろそろ提案型でいこう!」
4周目:「「幸せの経済学」を見て」
5周目:「不思議で楽しいシンクロニシティ」
6周目:「運が拓かれ継続する人」
7周目:「アメリカ視察ツアー報告」
9周目:「インドツアー報告と春からヨガをやるぞの巻!」

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