船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:服部 真和
みなさんこんにちは!船井メディアの服部です。
今回は言い古されているかもしれませんが、「ありがとう」という言葉の力について書いてみたいと思います。この「ありがとう」の言葉の力で、奇跡的な生還を果たし、さらには自分の夢を実現されている1人の方がいます。
その方は、表現者・たけさんこと河村武明さんです。
たけさんは、京都でミュージシャンとしてCDを出したり、ライヴ・ハウスで活動していましたが、38歳の時に突然脳梗塞で倒れてしまいました。しかし、1人暮らしのため発見されたのが48時間後。発見時間が遅かったため、失語症と言語障害、聴覚障害、右手障害という重い後遺症を残してしまうこととなります。
声が出ない、右半身が動かない、小便はチューブ、大便はオムツの中、食事は鼻からチューブ……。もし、自分にそのようなことが起こったらと想像するだけで目の前が真っ暗になってしまいます。たけさんは深い絶望感に陥ったそうです。
しかし、たけさんは与えられたことを無理矢理でも感謝しようと、「ありがとう」の言葉を心の中で発しはじめたそうです。感謝の心「ありがとう」。たけさんは絶望の淵から「ありがとう」の言葉の力を借りて、残った左手で絵と詩を書き始めます。
そしてなんと発病後、半年後にまだリハビリ中にもかかわらず、京都のストリート(路上)で絵の販売を始めたのです。その活動がマスコミの注目を集め、ビートたけしさんと絵画展を開くまでになりました。
ハンディを背負いながらも夢を実現していくたけさんの源は「ありがとう」。言い尽くされた言葉ですが、たけさんのエピソードを知るにつれ、やっぱり「ありがとう」のパワーはすごいんだなと思わされます。そんなたけさんを知ったのは、本物研究所社長の佐野の紹介からです。
日本橋の高島屋で個展を開催しているので、ぜひ訪ねてみて欲しいと言われ、たけさんとお会いすることができました。筆談させていただき、「ありがとう」の感謝の心で満ちた絵を見ました。その言葉の大切さを伝えているたけさんから、私も小さな勇気をいただき、当たり前ですが、日頃忘れがちな感謝する心の大切さをあらためて教わりました。それに、たけさんは船井幸雄からも勇気をもらったことを知り、さらにびっくりしました。
船井メディアでは、たけさんの「無口な講演会」(8月29日)を開催します。皆さまとたけさんと「ありがとう」のパワーを共有する時間です。ぜひお越しください。
お申込みはこちらをクリックしてください。
http://www.funaimedia.com/seminars/130801.html
2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
2013.08.29: 奇跡の牛乳
2013.08.28: 資本主義から新しい時代への超具体的実践
2013.08.27: 素敵なお仕事
2013.08.26: 『めづめづ和文化研究所 京都』を読んで
2013.08.23: 美術館は妖怪ブーム
2013.08.21: 深まる宇宙の謎
2013.08.20: 毎日が新鮮で感謝の日々
2013.08.19: インドの叡智
2013.08.13: 感動のご来光!世界文化遺産 富士山登頂
2013.08.12: 学生から社会人へ
2013.08.09: 河村武明さんから学ぶこと
2013.08.08: 「ありがとう」の言葉の力
2013.08.07: 愛と光のセッション
2013.08.06: 「こだわり」と向き合う
2013.08.05: 良縁
2013.08.02: やりたいことを叶えて生きていく
2013.08.01: 素直に生きる