船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
奇想のクリエイティブ
2019.2.27(Wed)
社名:(株)51コラボレーションズ
名前:服部 真和

皆様、こんにちは!51コラボの服部です。

現在、上野の東京都美術館で4月7日まで開催されている「江戸絵画ミラクルワールド 奇想の系譜展」。

この奇想の系譜とは、美術史家の辻惟雄氏が1970年代に出版した『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫)という書籍からスタートしています。そこに紹介されたのは、当時ほとんど知られていなかった絵師たちの自由で奇抜、斬新な発想の絵。当時、その本は僅かしか売れなかったそうです。

しかし後に、その絵師らはどんどん評価されるようになり、ブームとなった伊藤若冲や江戸絵画への注目に繋がっていくのです。つまり「奇想の系譜」は、日本美術史研究の中でもエポック的な本となったのです。

私もこの上野で開催されている「奇想の系譜展」を観に行きましたが、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳、白隠、鈴木其一を加えた8人の絵師を紹介。江戸奇想絵画の決定版的な展覧会でした。

私は、彼らの絵に胸騒ぎのように惹かれるものを感じ、これまで足繁く彼らの絵が展示される展覧会があれば、そこに通ったものです。

特に私は美術の専門では、ありません。三度の飯より美術が好きというわけでもありません。ただ、月に一度くらい美術館で絵画鑑賞をするようになり(最近はあまり行かなくなりましたが・・・)、美術に関する情報もだんだんと気になるようになっていきました。

その中で、江戸絵画のヘンさに気がついて。あれ? これ、面白くない? メディアが発達する前の、人の想像力、創造力がまさに<爆発>しているように感じたのです。

古典なのに超アバンギャルド、そんな魅力にひかれました。そして今、一冊の本がきっかけで、その奇想のクリエイティブが大注目されるようになりました。

この展覧会で展示されていた絵は数多く惹かれるものがありましたが、特に、鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」が、現代に通じるくらいモダンすぎてビックリしました。

時代を超えていく完成とは、奇想にあり。そう、現代美術の代表的なピカソだって、今ではあたりまえのように受け入れていますが、初めてその絵を見た時は、びっくりしたに違いないのです。


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」

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