船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。船井本社の佐々木愛です。
　先月より、品川事務所へ転勤となり、「にんげんクラブ」の入会受付や、会員様との連絡窓口業務を担当させていただくことになりました。
　今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

　ところで皆さまは、「あなたの健康法は？」と聞かれたら、どうお答えになりますか。
　ウォーキング、両手振り運動、半身浴、玄米菜食、健康食品や健康関連グッズ等々・・・。人によって様々でも、５〜１５個位は、ご自分なりの健康法を持っていらっしゃることと思います。

　そこで今回は、健康法の一つとして、私から皆さまにぜひおすすめしたいことを、ご紹介させていただきます。それは、歯を磨く時に歯磨き粉を使わない「ノンペーストブラッシング」です。

　これは、私が歯科医から教わった歯磨き法ですが、食後にうがいをしたら、歯ブラシには水だけを付けて、自分の唾液だけで歯を１本ずつ、丁寧にブラッシングしていきます。歯磨き粉を付けていると、どうしても歯を磨いた気分になって、食べかすや歯垢（プラーク）は落としきれていないことが多いからです。歯ブラシは柄の端のほうを鉛筆を持つように軽く持ち、歯１本につき２０回位、左右に小刻みに振動させる感じで静かに磨いていきます。また、歯を磨く順番を決めておくことも、磨き残しを防ぐコツです（左下奥歯の外側〜前歯の表側〜右下奥歯の外側〜内側へ・・・など）。

　歯磨き粉を付けないことに、最初は少し抵抗を感じるかもしれませんが、慣れると、歯磨き後の爽快感が以前より増して、とても気持ちが良いことが分かるかと思います。（もし、歯磨き粉を付けるとしたら、歯をひと通り磨き終わった後で、仕上げに使うと口の中がさっぱりして良いそうです。）

　実は、２年ほど前。私は歯に対する知識不足ゆえに、気がついた時には歯周病という病気にかかっていました。歯垢（プラーク）と呼ばれる嫌気性菌の塊が、歯周ポケットを深くし、歯を支えている骨を溶かし始めていたのです。今の専門医と出会い、歯磨きの指導と歯石除去の手術で、歯の状態はかなり改善されてきましたが、それに伴うように、全身の状態が良くなってきている（だるさがなくなってきている）ことを感じるにつけ、「歯周病は全身病」、村津和正先生の「歯は臓器」という言葉はまさにその通りだと実感する毎日です。そして、今頃になってようやく、歯のありがたさに気づいています。

　歯周病は、今や４０代の方の約８０％が、かかっていると言われているそうですが、正しい歯磨きと、半年に１度程の歯科検診で、予防することができるそうです。どうぞ、皆さまも、歯を大切にしてあげてくださいね。

　船井会長は、「歯と目と脊椎を正常にすることが、まず大事。」と、いつも言われています。そんな、基本中の基本に立ち戻ってみることが、前に進むための大きなヒントになるのではないかな・・・と思う今日この頃です。


１周目：「ＧＩＶＥについて考えてみました　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
２周目：「体温を上げて、身も心も温めよう　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
３周目：「まだまだ勉強が足りません　（テーマ：船井会長から学んだこと）」