船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

皆様、こんにちは。
(株)本物研究所にて企画・研究グループに所属しております吉住麗奈と申します。

太陽と新緑が眩しいほどに輝いているこの季節
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

私は先日、思いもかけない火傷を両手首に負ってしまいました。
これは私にとって人生最大の火傷になるのではないかと思うほど
広範囲にわたるものでした。

ある晩キッチンで料理をしている際、ちょっとした気のゆるみで
ぐらぐらと沸き立つ熱湯を両手首にかぶってしまったのです。

想像を絶する熱さに悲鳴をあげ
流水で１時間程冷やしつづけたものの
痛みは時間と共に増していく一方……。

両手首が冷水に浸かっていなければ
１分もじっとして耐えることができませんでした。

私の悲痛な訴えを聞いて心配してくれた母が
ついには救急車を呼んでしまいました。
しかし、いざ車体に乗り込むと
なんとそこには氷も水もないのです！

まるで両腕が火あぶりにされているような激痛に
何度、救急車を飛び降りてしまおうかと考えたことでしょう……。
結局、病院にたどり着くまでの数分間が
私にとっては地獄となってしまいました。

病院から施された塗り薬と痛み止めを試すものの
痛みが鎮まることはなく、その晩は冷水の入ったバケツに
両手首を突っ込んだまま、一睡もできずに夜を明かすことに……。
その間、様々な思いが私に語りかけてきました。

しかし陽が昇る明け方頃でしょうか、
自然とこんな心境にたどり着いたのです。

「すべてが原因結果なのだ。これでよかったのだ……。」

不思議と魂が癒されてゆくような感覚でした。
波動や因果の法など、船井会長から日々学んでいることが
生身の苦悩を脱する大きな手助けとなったのです。

翌々日、会社に出勤すると
私の火傷に気づいたグループ社員の皆さん誰もが
真心溢れるお見舞いの言葉を投げかけてくださり
その愛情に、傷が更に癒されてゆくようでした。

「火傷には馬油がいいから」と自宅から持ってきてくださった人。
「竹布のガーゼは火傷にも良いそうなので」とプレゼントしてくださった人。
「火傷には、つわの葉が一番効くから」と、つわの葉をたくさん送ってくださった人。

また多忙にもかかわらず、一社員が火傷を負ったことを知って
わざわざ火傷の様子を診てくださった船井会長の温かい心に
大変恐縮すると共に、深く感動する思いでした。

多くの方々に、もったいないくらいのたくさんの愛情をいただいたおかげで
火傷を負った細胞たちは、医者も驚く程奇跡的なスピードで再生してきています！


想像もしていなかったことですが
今回の火傷の経験は、「人のあたたかさ」と
そして大きな「癒し」をプレゼントしてくれました。

ご心配をおかけしてしまった皆さん、
ほんとうにほんとうにありがとうございました。


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１周目：「この世でもっともパワフルな存在とは　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「どんな物語を生きていますか？　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
３周目：「ココロとカラダをほっと癒してくれるアイスクリーム　（テーマ：私のストレス解消法）」