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毎週月曜日定期更新
2005年6月8日
「結界」の技術を知ろう

 最近、私のところへ、雑誌『PANGAEA』の「No.7」が届きました。今年の春夏号で、今年5月に発刊されたものです。発刊元は(株)ミドルウェイ・ジーエス エイチ、編集人は西郷昌高さんです。
 その中には写真入りで、西郷さんの文と思えるつぎのような記事がありました。

2002年6月、林野庁の宮下正次氏がグラビトン・セラミックを使用し、奥日光に結界を張った。3ヶ月で蘇ったその土地や木立を見て、船井幸雄さんはこう記した。
「人間の手によって崩されていく自然がまた人間の手によって甦っていく様は、私たちに大きな勇気と希望を与えてくれます。」

グラビトン・セラミックによるイヤシロチ効果の実態があきらかに。甦る奥日光の森。

 知る人ぞ知る、株式会社船井総合研究所の船井幸雄最高顧問の最新著「イヤシロチ(評言社)」の反響がすさまじい。著書には数々の本物技術、本物商品が取り上げられていますが、とりわけ宮下正次氏とGSHとが共同で進める奥日光の酸性雨対策については、男体山を囲む5×10キロメートルの領域の森林を3ヶ月という短期間で甦らせたという事実は多くの人を驚かせました。
 2002年夏、私達GSHスタッフが船井幸雄さんを訪問して「日光の森が甦った」という事実を写真と土壌・水のサンプリングデータを元にお見せした所、「確かに変化している様だ。実際に現地で確かめたい」と言われていましたが、半年後までスケジュールがぎっしりとつまっている船井幸雄さんを、なかなか日光までお連れする機会が得られません。
 そうこうするうちに秋も深まり、冬を迎えてしまいました。奥日光を訪れた事のある方はご存知と思いますが、紅葉の季節をすぎると一気に温度が下がり冬を迎えます。深い雪に閉ざされた一帯は、約半年立ち入る事が出来ません。実は、森林にとって雪に埋もれた半年間はpH4の酸性雪のダメージを最も受ける季節でもあるのです。
 2003年6月、全国の経営者の方々と共に奥日光の現地を訪問した船井さんは一面の笹の原の様子を見て、その時の様子を著書の中でこう記されています。

「人間の手によって崩されていく自然が、又人間の手によって甦って行く様は私達に大きな勇気と希望を与えてくれます」

(以下、評言社発行 船井幸雄著「イヤシロチ」P.10−P.11より抜粋)

―2002年6月15日、林野庁の宮下正次さんが、GSH製グラビトンセラミックを使って、GSHの技術者と結界を奥日光一帯に張りました。(中略)
 同一場所における3ヶ月後と1年3ヶ月後の写真、そして結界のためにグラビトンセラミックを設置した場所の地図をカラー口絵に掲載していますから、まず、これを見てください。
 木も草も土地も、わずか3ヶ月でみごとに甦りました。土地がイヤシロチになったからです。
 これがイヤシロチ化の効果の一例なのです。
 グラビトンセラミックは地図上のP001からP006まで6ヶ所に設置されました。
 ちなみにP001とP002の距離は約6.5キロメートル、P001とP004の距離は約10キロメートル、わずか6個のグラビトンセラミックで約80平方キロメートルがケガレチからイヤシロチに変わり、P001―P002―P006―P003―P004を結んだ線内では、降る雨のpHが7.0前後(中性)になりました。この線外では、今でもpH3.5―5.0の強酸性の雨が降っています。ウソのような本当の話です。
 びっくりされたでしょう。私もびっくりしました。地図の中の赤線は2003年6月3日に現地へ見学に行ったときの私の動いた軌跡です。
 本書では、このようなイヤシロチのこととイヤシロチ化のことをできるだけ分かりやすく説明したいと思っています。


 あれから一年、奥日光の森は更に輝きを増していました。緑の男体山が甦る日も遠い未来のことではないでしょう。

 また同書の中に、林野庁の宮下正次さん(奥日光に結界を張った人)が以下のような文を書かれていました。

1500年前の天皇陵の木々は古代テクノロジー「結界」により青々と守られていた
宮下正次


 私たちの目の前に広がる青々とした緑は、きっとブロッコリーのように樹木が生い茂り、生き生きとして、とてもすがすがしい印象なのだろう。その森の中へ飛び込んでいったら、さぞかし楽しいだろうと、わくわくするような想像を掻き立てていたら・・・。
 しかし、それは、森ではなかった。原生と思われる木々も、人の手が入っている。しかも、1500年前の人々の・・・。
 そう、ここは、天皇陵。古代の人々が当時最高のテクノロジーをかけ築いた建造物。眼前の風景は、そこだけ切り取られた幻のように、時空を超えて存在していた。
 古代の謎が、畠中卓明氏によって解き明かされる。なぜ、天皇陵というものを建造したのか、その形の意味するところは・・・。そして今、その「結界」技術が現代によみがえる。1500年の時を超え、関英男博士の理論のもと、畠中氏とGSHの手によって。
 今、私たちは、その原点ともいうべき古代テクノロジーの証を体験している。それは、まさに切り取られ、外界と風景を異にしていた。外界の樹木たちは、力なく、しな垂れているのではなかったか。
 そして、さらに、私たちは、衝撃的な事実を目の当たりにする。そこは、古代テクノロジーである天皇陵を体験した後の、現代のテクノロジーを検証するために訪れた北海道摩周湖で。
 林とついたその土地に、林はなかった。摩周湖のすぐ脇だ。木々が立ち枯れていた。ふと目を移せば、緑の中に赤い土が見えていた。山肌だ。山が崩れているのだ。崩壊する森。私たちは森がなくては生きていけない。なのに、その森が今、崩れようとしている。森林(やま)に何が起こっているのか。
 摩周湖の青い眺めは美しい。サロマ湖湖畔のサイクリングで出会った、原生の花々の可憐さ、高山植物の色の淡さに見入った。次に訪れた釧路湿原は、ラムサール条約にも指定されている。湿原を一望できる場所に立つ。見渡すかぎり一面の樹木。湿度を感じる眺め。よかった、ここはまだ命を保っている。
 しかし、そのどれもが、「いつまで・・・?」との言葉をともなう。この素晴らしい景色を守りたい。樹木を守りたい。生命を守りたい。この素晴らしい地球を守りたい。そう思わずにいられない。
 天皇陵の木々たちは、みな生き生きとその生命力を溢れさせていた。そこに施された古代テクノロジー「結界」。カギはここにある。
 それは今、グラビトンセラミックとして、現代によみがえった。すでに、奥日光、ドイツ・シュバルツバルトでも実証されている。そして、ここ北海道でも。それを私たちは、検証しに来たのだ。北海道に広域結界、垂れ下がった枝が力強く持ち上がっているのを見た。第1次南極波動変換施術による南極の結界を、ここオホーツク海に確認した。確実に変わりつつある。この後、第2第3の南極波動変換施術が予定されている。世界遺産・絶滅動物などの各保護プロジェクトも始動中だ。私たちは、その真っ只中にいる(抜粋ここまで)。

 私は、10年来結界技術の研究をしてきました。原理は完全に分ったと自負しています。
 それとともにグラビトン(重力)やグラビトンセラミックのことも調べてきたのですが、こちらの方は、私なりにしか分りません。畠中さんや西郷さんとは理解の仕方がちがうようです。
 ともあれ「GSH製のグラビトンセラミック」といわれているセラミックで、とんでもない効果のあがっていることは、まちがいありません。
 結界の技術からはじまった研究ですが、このセラミックの開発者の畠中卓明さんにきいても、私にはまだこの効果の理由が畠中さんの確信というとらえ方以外には分らないのです。
 効果がはっきりしているだけに、一日も早く解明したいと思っています。とはいえ、私は、私の理解法が一番正しいと思っています。
 このことに興味のおありの方、あるいは研究されている方は、ぜひお分りになったことを教えてください。お願いします。
                                                 =以上=

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