トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　１１月９日のこのホームページに書きましたように、現在までの「人口のふえ方」「人間のエゴ的生き方」だけでなく、「地磁気の減少」「生物種の滅亡スピードの増え方」などいろんなことをマクロに考えますと、後２０−５０年くらいで人類は滅びるか、滅びないまでも原始人から再スタートするようになるかのどちらかだろうと常識的には悲観的にならざるをえません。
なんとか、その辺のことを知ってほしいと思い『にんげん』（今年１０月、ビジネス社刊）を出しました。
　「アセンション」の可能性までも『にんげん』の書中には書きましたが、はっきりいって可能性は否定できません。とはいえ、それを１００％信じることは、いまのところ私には不可能です。そのような可能性もあるということです。
　ここ数年来、地球や宇宙が変りつつあるという論があります。「フォトンベルト」や「シューマン振動波」のことも話題になっています。これらは拙著では２００３年８月にビジネス社から出した『この世の役割は「人間塾」』で紹介しました。
　その後、これらについても、あくまでも「そのような説」があるが、世の中で大きく取りざたされている説だと言っておくぐらいの方が、いいことも分ってきました。とはいえ、人間はハイレベルのエネルギーや波動を「フォトン＝光」と認識するようですから、「地球がフォトンベルトに２０１２年１２月２２日に入る」という説は、それなりに無視できないと思います。純科学的に否定するのは考えものでしょう。
　ともかく「未来に希望を持ちたい」と私は１９８０年ごろから考えつづけてきました。多くの情報も集めました。
　その結果、私のところへは「本物技術」の情報が集ってきたのです。
　それらは「エネルギー問題を解決すると思われる倉田大嗣さんの技術」「人工頭脳というか最先端コンピューターとロボットによる五味隆志さんの技術」「蘇生化のヒントになると思える神坂新太郎さんや畠中卓明さんの技術」などを中心に２０技術ぐらいになりました。
　その主なものは’９４年から今年まで「オープンワールド」という催しの中で、私のできる範囲で紹介してきました。
　一方、それら技術の実用化のために’９０年からいままで私なりのあらゆる努力をしてきましたが、ようやく有力な協力してくれる人が２−３年前から出てきたのです。
　たとえば、関西アーバン銀行の伊藤忠彦頭取などで、伊藤さんの力により倉田さんの技術は近々に実用化レベルに達するように思われます。
　１１月１日に、そのような人の一人と神坂新太郎さんを訪ねました。
　その時、神坂さんから「五次元の話」「プラズマの話」そして「ある人とコンピューターの話」などを聞きました。いくつかは本当にびっくりする話でした。
　ここ十数年来、「多分、これが本当だろうな」と、考えていた私の仮説が、それらの話の中に出てきて、びっくりしたのです。
　かつて関英男さんや池田邦吉さんと一緒に私を訪ねてくれたカナダ人のオスカー・マゴッチさんが、私に強調した技術と人の意識のことについてのヒントが神坂さんの話の中に多くあり、先週から今週にかけて、オスカー・マゴッチ著、石井弘幸訳、関　英男監修の『わが深宇宙探訪記』を読み返しました。
　近々、オスカー・マゴッチさんの親友である池田邦吉さんに、この本での不明の点をきき、それでも分らねばマゴッチさんに直接問い合わせようと思っていますが、「本物技術の出現」と「その実用化」に、ここ１週間あまり私なりに強い希望を持てるようになったのです。
　それとともに気分が一挙に明るくなりました。
　人間にとっては、「前向きの希望」が常に必要だ・・・ということをあらためて知り、われながらびっくりしています。
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