トップが語る、「いま、伝えたいこと」

家電製品別の電磁波の発生量について　（（株）レジナ資料より）

　建坪５０坪の家の中で電線は６００〜１０００ｍ配線されています。これが２０年前は、１００ｍ以下でした。
　当然、電磁波が家の中にも多く発生しています。
　今年１１月１５日に評言社より発刊された拙者『イヤシロチ�U』には、「イヤシロチ化には電磁波対策も大きなテーマ」ということで、そのポイントを少し書きました。少し掲載します。

　電磁波が原因と考えられる心身異常が、近年、数多く報告されるようになってきました。電磁波問題の歴史は浅く、まだほんの２０年ほどしか経っていません。
　電磁波がもたらす健康障害に関しては、いろんな意見があって、まだ研究中の段階ですから確定的なことはいえません。
　しかし、電磁波の害をどうやって防ぐかをしっかり考えておくことは、イヤシロチ化を考える人にとっては欠かせないことです。
　電磁波が一番関係している病気は、「ＶＤＴ症候群」といわれています。パソコン、ワープロ、テレビゲームなどの端末のあるＶＤＴ（Ｖｉｓｕａｌ　Ｄｉｓｐｌａｙ　Ｔｅｒｍｉｎａｌ）を用いた長時間作業により、目、体、心などに影響が出る病気で、テクノストレスといったいい方もされています。
　この他に、慢性疲労症候群、電磁波過敏症、化学物資過敏症なども、広い意味では電磁波による健康障害と見られています。しかし、これらの中で病気として公式に認められているのは、化学物質過敏症と慢性疲労症候群の二つだけです。電磁波による障害は、公式には病気とされていません。
　しかし、慢性疲労症候群の人の九割には、電磁波過敏症も見られるのです。体には微弱な電流が流れていて、そのエネルギーで細胞や器官などを機能させていますが、電磁波を受けるとその働きに狂いが生じる可能性が心配されているのです。
　地球というのは、大きな磁石といってもよく、空気が地球全体を覆っているように、地磁気によっても覆われているのです。そのため、地球上のすべての生物は、毎日、磁力線の影響を受けています。
　私たちの体に流れる微弱な生体電流は、１００〜２００マイクロアンペアと小さい値ですから、地球の磁力線からも、電気や電波を発する器具からもすぐ影響を受けてしまうことになります。
　とくに近年は電波を使用した道具、器具、装置が多くあります（抜粋ここまで）。

　ところでヨーロッパのほとんどの国では電磁波は「カラダに悪いようだから」というのでガイドラインで規制されています。
　たとえばスウェーデンでは電界発生量は２５ボルト／メーターですし、磁界発生量は、２．５ミリガウスが規制ガイドラインになります。それらと、いま、われわれの使用している家電製品別の一覧表を示します（右上）。
　
　ところで、先週私宅を、いま家庭内での電磁波の発生量を減らそうと力を入れている株式会社本物研究所のスタッフたちに測定してもらいました。磁場（界）については問題はなかったのですが電場（界）については、パソコンやファクシミリやテレビは８００ボルト／メーター以上を示し、びっくりしました。
　エルマクリーンなどを装着することにより私の家の電気製品の電場（界）は２５ボルト／メーター以下にしてもらいましたが、携帯電話、ノートパソコンなどから発生する電磁波をどうするかを含めて、いろいろ考えさせられました。
　私の対処法についての結論は「やはり毎日両手ふり運動を１０００回以上やることと、それらを専門に研究している研究者たちに対応法をきくことしかないということ」ですが、読者の皆様もぜひ本物研究所（ＴＥＬ：０３−５７６９−０２７１）にお問い合わせください。
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