
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

先週、私が何回もよんだのが届いたばかりの『ザ・フナイ』の’08年11月号です。1冊の月刊誌を数回も読み、ノートにポイントを書きました。
私が主幹をして出している雑誌なので、「手前みそ」のようなのですが、それくらい教えられることのしっかり語っている雑誌で、1万円でも安い…というか無限の値うちのある月刊誌のように思いました。
@副島隆彦さんや牧内泰道さんの文章から、「肉食は、できるだけ減らそう」と思いました。もちろん私は昨年10月来、まったく肉類を喰べられなくなったので「これでよかったようだ」とも思います。
A中矢伸一さんの文章から、「ゆっくり伊勢神宮の外宮に行ってみよう」と決心しました。何かがひらめくように思います。
B安保徹さんの文章から「ステロイドとは縁を切ろう」と決心しました。口内炎の薬として去年来、時々使用していたのですが、まちがっていたようです。
C小山政彦さんの文章からは「よい後継者を得て、僕は幸せだな」とうれしくなりました。
Dkoro先生の文章は、なつかしいことが多く、10回くらい読みました。プラズマ科学の時代を再認識し、よい世の中が来ることを確信しました。
E小山敬子さんの文章からは「すばらしい思いの力が何よりも効力がある」ことを知りました。
F中村陽子さんの文章からは、『ザ・フナイ』で、事実をもっともっと知らそうと決心しました。
同書74ページの彼女の文章をここへ紹介します。
調和につながる農業と、崩壊につながる農業
木の花ファミリーの心地よい世界から戻ってみると、恐ろしいことが起こっているので、お伝えします。
『悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」』船瀬俊介著(三五館)という本が出ています。その本によると、神経を侵す恐ろしい農薬を、世界で一番使用しているのが日本だそうです。今、世間を賑わしている中国やベトナムからの事故米・汚染米などで、驚いている場合ではありません。おそらく、田んぼの除草にも使われていると思います。減農薬と謳(うた)っているものが怪しいようです。減農薬というのは、薬の種類を変えたり回数を半分にすればいいので、一発で済むように、強くて長く効く農薬を使うからです。この方が、生態系を壊してしまうという古川農業試験場の研究もあります。
アメリカでは、ミツバチがいなくなったそうで、「沈黙の夏」が来ています。日本でもミツバチがいるのは都会ばかりで、農薬を多用する田舎に行くほど、生きものが棲めない環境になっています。
それから、遺伝子組み換え作物で食糧増産を促す呼びかけが、アメリカから日本に伝わってきています。虫がつかないように作られたトマトや大豆の葉を食べた虫は、数分でコロッと死ぬそうです。こんな危ないものを人間が食べてよいのでしょうか?
日本は平和に見えますが、あらゆる食物の中に農薬や人工甘味料や人工添加物などの「沈黙の兵器」が隠されています。ボヤッとしていると、虫のようにコロッと逝かないだけで、知らないうちに、難病奇病、うつ病、原因不明の病気になり、殺されかねません。日常の食生活がまさに戦場なのです。
どうぞ、農薬について調べてみてください。減農薬は、無農薬への途中段階というイメージがありますが、まったくつながっている世界が違うのです。無農薬は、生物多様性の平和な世界に、減農薬は生態系崩壊の世界につながっているのです。
さあ、まずは種をまいてみましょう。小さな単位から自給自足体制を始めましょう!(転載ここまで)
G山田豊文さん、蓮村誠さん、坪田一男さん、西万二郎さん、牧内泰道さんらによる『予防医学の叡智』特集からは、生きている以上は元気にぴんぴんして、「世の中につくし、楽しめる」多くのヒントを発見しました。これらの人々は、ほとんどが私と親しい人々ですが、「病気や人生に対する正しい考え方」について、彼らから多くのヒントをもらいました。
たとえば、ガンについては、正しく手当さえすれば決してこわがる必要のないものだし、むしろガンはカラダを正常化するために発生するものなので、感謝しなければならないことだ…とも知りました。
ともかくこんなよい雑誌を創ってくれた高岡編集長やスタッフ、さらに執筆者に、いま感謝しています。一字もムダのない雑誌でした。
今冬は、正月休みに、発刊以来の『ザ・フナイ』を全部読みなおそう…といま考えていますが、こんな自分にびっくりしています。いままではとばし読みをしていて、『ザ・フナイ』の値うちを知らなかった私だったようです。
みなさんも、ぜひ『ザ・フナイ』の11月号を、もう一度ゆっくりお読みください。また、既刊号にも目を通してみてください。よろしく。
=以上=

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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

