船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
母校の強さはここにあり・・・
2022.1.7(Fri)
社名:(株)本物研究所 執行役員&マネージメントチーム マネージャ
名前:坂本 眞一

皆さん 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、正月恒例の箱根駅伝が今年も開催されました。
今年は我が母校である、青山学院大学がぶっちぎりの記録で総合優勝しました。
様々な批判などがありますが、改めて監督の偉大さに感銘した駅伝でした。
その強さの秘訣は監督、原晋氏の「組織作り」にあるとされています。
2015年から驚異の連覇を続ける青学は、突然強いチームになったわけでは
なく、連覇達成までに12年間の時間を費やしたそうです。勝てるチームは
一夜にしてならず。チーム作りの基礎、個人が考えることの大切さ、指導者
のあるべき姿に関して書かれた著書『勝ち続ける理由』(祥伝社)を読んで考えさせられたので、感想を述べたいと思います。

本書の中で共感した4点
チーム作りのノウハウなどに関して沢山のアイディアが盛り込まれていましたが、その中でも特に覚えておきたいと思った部分は4点。
•個人目標の管理と表現の大切さ
•指導者が理論重視である必要性
•好調不調のコントロール
•時代に合わせた柔軟性

個人目標の管理と表現の大切さ
原監督はチームメイト一人一人が「自分で考えること」の大切さを繰り返しています。 指導者は「とにかくやれ」という指導法ではなく、相手の意見を引き出す指導法がメイン。
中でも青学選手の「目標管理」は有名で、個々人にA4用紙1枚分の目標管理シートを作らせ、廊下に張り出して全員が見えるようにします。
特に数字で書かせ、その数値を達成できるかということに重きをおきます。数字で書かせるという点が目標具体化のポイントになっているのでしょう。

ポイント
•目標は数字に落とし込み、具体化する
•数字を達成するための具体的な方法を自分で提示させる

指導者が理論重視である必要性

原晋監督は指導者として「文句言わずやれ」ではなく、「なぜこれが必要なのか」といった理論重視の指導を重視します。
どこに向かいたいのかという目標(ゴール)を自分がわかっていれば、その方法は調べれば大抵答えが出てきます。 大切なのは、適切なタイミングで適切な方法を試すこと。

ゴールに向かって
•今すべきこと
•1週間後にすべきこと
•1ヶ月にすべきこと
•1年後にすべきこと

どのタイミングですべきことかを考えることが大切で、適切なタイミングで適切な選択をさせることが指導者の役目。
適切なタイミングというのを理解するためにも、指導者は経験が必要であると述べています。今のうちから私も沢山の経験を積み重ねていきたいと改めて感じました。

ポイント
•問題解決の方法はたくさんある。大切なのは実施する適切なタイミング。
•適切なタイミングを知るためにも、沢山の経験が必要。

好調不調のコントロール

選手の好調不調をコントロールするのは指導者の役目ですが、指導者は365日という長いスパンで、ここ一番という試合に選手の好調を合わせることが必要です。これはスケートの羽生結弦選手のコーチ、ブライアン・オーサーさんも同様のことを言っています。
•365日、24時間、いつも好調である必要はない。
•調子の波が下がっても慌てない。むしろ少し休んで回復をはかるべし。
1年間という長いスパンで自分の生活を見たとき、自分はどこに一番ピークを持っていきたいのかということを考えて自らのスケジューリングを行っていく必要があります。指導者の腕の見せ所がここにあります。

ポイント
•長いスパンでピークを持っていきたいところを考える
•好調不調の波をいかにピークに合わせられるかが指導者の役割

時代に合わせた柔軟性

陸上選手は「勤勉、真面目、ストイック」というイメージが強いですが、青学の原晋監督は選手のSNSやメディアを活用しながら、自分を外にアピールしていく大切さを説いています。テレビに出るも良し。勤勉な選手であることをアピールするよりも、周りに華やかな姿をどんどん出していく。そうすることで、陸上に興味を持つ人が増えれば、業界全体が活性化していくと述べています。
指導法も従来のスパルタ方式でなく、休憩中はチーム全体で和気藹々と楽しく、でも練習は真面目に。若い世代が「陸上界、楽しそう!」と思えるような業界を作ることが、発展へのヒントになっていくと考えられます。

ポイント
•時代に合わせて発展していく方法を考案する
•若者が入りたがる活性化する組織づくりは、今の時代に合わせたものを作っていく必要がある

総括として・・・
•個人目標は具体的な数字に落とし込むことを意識(締め切りをいつにするか、締め切りまでに何をどれぐらい達成するか)
•指導に必要なアドバイスを必要なタイミングで行えるよう、経験を積む。



3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
35周目:「本物研究所が取り組んでいること」
36周目:「「ベストセラー作家 ひすいこたろう氏の講演会」に参加して」
37周目:「食を理解して、健幸に生きよう!」
38周目:「波動の第一人者 山梨浩利氏の講演会の感想その1」
39周目:「メンタル&スキルによってプロを目指す・・・」
40周目:「リオ・オリンピックで一番感じたこと」
41周目:「運命を拓くとは・・・」
42周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・」
43周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・第2弾」
44周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは・・・」
45周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは その3・・・」
46周目:「運命を拓く」
47周目:「藤井聡太四段から学んだこと…」
48周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その1」
49周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その2」
50周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第1話)〜」
51周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第2話)〜」
52周目:「新時代は健康のキーワードは抗糖化へ…」
53周目:「新入社員を迎える上で人財とは」
54周目:「新時代は健康のキーワドは抗糖化へ PART2」
55周目:「居酒屋さんでも健康提案」
56周目:「PLANの目的と立て方について」
57周目:「2018年本物研究所 感謝祭を終えて」
58周目:「あのホリエモンの発想力と行動力は素晴らしい」
60周目:「中村天風 言葉には強大な力が宿っている」
61周目:「人生の岐路にたったら この本を読んでみよう!」
62周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで その➀」
63周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで そのA」
64周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
65周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
66周目:「米大統領トランプ来日と真実の日本史について」
67周目:「すいません、ほぼ日の経営の書籍をみて・・・」
68周目:「熱中症対策について」
69周目:「ルパン三世から自由を学ぼう!〜自分を大切に、人に優しく〜」
70周目:「〜理想の上司を目指して〜」
71周目:「アドラー心理学書籍「嫌われる勇気」の感想文」
72周目:「光本勇介氏「実験思考」の感想文」
73周目:「「漫画バビロンの大富豪の教え」を読んで…」
74周目:「Fukushima 50を見ての感想」
75周目:「<リーチ マイケル>現在の生活とコロナ禍で求められる『ONE TEAM』についての感想」
76周目:「夏の甲子園中止で失うもの、得るもの」
77周目:「わが町の史訓 新渡戸稲造について」
78周目:「渋沢栄一の「論語講義」を読んで」
79周目:「ドラマ『半沢直樹』が倍返しで面白くなるかもしれないポイント」
80周目:「塚澤健二氏の『暴落はまだ終わっていない!』のまとめ」
81周目:「「コロナの明日へ」を読んで・・・」
82周目:「ストレスに負けない心と体をつくる!」
83周目:「マーケティング3.0が目指す世界観とSDGsについて」
84周目:「『「与える人」こそ成功する時代』を読んでの感想」
85周目:「<「原因」と「結果」の法則の書籍を読んで・・・前編>」
86周目:「<「原因」と「結果」の法則の書籍を読んで・・・後編>」
87周目:「東京オリンピック開催について」
88周目:「60代からの生き方について」
90周目:「亡き父親に学んだこと」

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