船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
<二十四節気(23)小寒・七十二候(末候) 雉始雊>に思う
2022.1.18(Tue)
社名:(株)本物研究所
名前:松本 和子

時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日からこの社員コラム「本音で生きよう!」は92周目を迎えます。

今日もお読みくださり有難うございます。

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日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた「二十四節気」があります。

この記事がアップされるころ、新暦1月5日〜1月19日の季節は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)『小寒(しょうかん)』  二十四節気の23番目に当たります。22番目の冬至から小寒へ移りました。
小寒とは、「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といいます。この寒さを利用して氷餅や、凍み豆腐、寒天作りなどの仕事が始まります。寒稽古や寒中水泳が行われるのも、この「寒」の時期で、この間に出すのが「寒中見舞い」です。寒が明けると立春になります。
 
◎七十二候(しちじゅうにこう) 
●1/5〜1/9頃は初候:『芹乃栄(せりすなわちさかう)』 
芹が生え始める頃。芹は春の七草のひとつで、冷たい水辺で育ちます。空気が澄んだこの時期に、一箇所から競り合うようによく育つことから、芹(セリ)という名前になりました。4月ころまでが旬となっています。

●1/10〜1/14頃は次候:『水泉動(しみずあたたかをふくむ)』
地中で凍った泉の水が溶け、動き始める頃。「水泉」は湧き出る水を指しています。空気は冷たく、地上のものも凍る寒さ厳しい時期ですが、地中では春に向けて少しずつ動き出しています。

●1/15〜1/19頃は末侯:『雉始雊(きじはじめてなく)』
雉が鳴き始める頃。雄が雌への求愛のしるしとして「ケーンケーン」と甲高い声で鳴きます。また雉は地震を察知して鳴くと言われています。足の裏で震動を敏感に察知することができるからだそうで、地震や雷のときに雉が鳴くことを「音合わせ」と言います。数秒早く地震を知らせることができるといわれています。

◆旬の花は『蝋梅』、木は『柊(ひいらぎ)』、野菜は『七草』、そして行事は『十日戎(とおかえびす)』。 七福神の一人である「戎神」を奉る、年初めのお祭りです。参拝者は笹に小判や米俵などの縁起物をつけ、商売繁盛を願います。また、福を集める熊手やざるなども売られています。

★1/20からは「(24)大寒(だいかん)」です。そして2/4立春には「寒の明け」を迎えます。旧暦の新年です。春の足音が聞こえています。
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小寒は1/5から始まりましたが、早くも次の節季へ移ろうとしています。今年も日が経つのが早い様子ですが、この年末年始は、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいましたか。

私は、某店舗でマネージャとして働く友人におせちの注文をし、大晦日の晩に彼女が届けてくれる予定でしたが、何かあったのでしょう、20時過ぎに「本日中には届けられず、明日(つまり元日)も6時から出勤のため、申し訳ないが買い取らせて。。。」と連絡が入りました。全力で頑張って働く友人の健康へ思いを馳せながら、お雑煮だけのお正月となりました。
年末年始から予定通りにならず、果たして今年はどんな年になるやらと思っていたところ、コロナのオミクロン株が広がり、あっという間に感染者数が4桁になりました。寒気がやってきて雪が降ったと思えば、トンガでは大規模な海底火山の噴火があり、あまりの世界の変化について行けないくらいです。

しかし、ついて行けない!と思って、ふと、ついて行かなくてもいいのではないか?と思うに至りました。
河の流れも、水面に顔を近づけたら早すぎて、目の前を流れて行く葉の形も何も見えませんが、岸辺から離れて大きく河を見渡せば、ゆったりとした流れを見、葉の形を目で追いかけることができます。
一種の諦観とでもいいましょうか、物事をどう見るか、どう捉えるかを変えることで、気持ちの持ち方も変えられるように思います。そうであるには、自分の軸をしっかりと持つということです。 台風が来たとき、大雨と風の中、傘をさしてしっかりと足を踏ん張る、あの感覚です。
どんな大型台風でも、来たら必ず去ってくれました。
あの、台風が去った後の晴天を思い出しましょう。未来は確かに不安ですが、それはたぶん、昔も今も一緒です。不安は小脇に抱えながら、共に励ましあい、歩み進もうではありませんか。

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<ザ・フナイは、一定の思想にかたよることなく、日本と世界の将来、地球と人類の行く末を真剣に考える人たちの意見を自由に掲載し、読者の皆さまに、さまざまな見方、意見、視点があることを充分にお知りいただいたうえで、どのような世界に自分は住みたいのか? をご自身で判断していく材料にしていただけるよう、多方面からの情報をお届けしています。>

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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
71周目:「<二十四節気 立冬・七十二候 地鴻雁来>に思う」
72周目:「<二十四節気 冬至・七十二候 乃東生>に思う」
73周目:「<二十四節気 小寒・七十二候 雉始雊>に思う」
74周目:「<二十四節気 立春・七十二候 魚上氷>に思う」
75周目:「二十四節気 立春・七十二候 桜始開>に思う」
76周目:「<二十四節気 穀雨・七十二候 葭始生>に思う」
77周目:「<二十四節気 小満・七十二候 紅花栄>に思う」
78周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 半夏生>に思う」
79周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 大雨時行>に思う」
80周目:「<二十四節気(15)白露・七十二候(末候) 玄鳥去>に思う」
81周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
82周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
83周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(次候) 水泉動>に思う」
84周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(初候) 土脉潤起>に思う」
85周目:「<二十四節気(4)春分・七十二候(次候)桜始開>に思う」
86周目:「<二十四節気(6)穀雨・七十二候(末候)牡丹華>に思う」
87周目:「<二十四節気(9)芒種・七十二候(次候) 腐草為蛍>に思う」
88周目:「<二十四節気(11)小暑・七十二候(末候) 鷹乃学習>に思う」
89周目:「<二十四節気(14)処暑・七十二候(末候) 禾乃登>に思う」
90周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
91周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」

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