船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
被害者意識の中の盲点
2023.3.22(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:松本 大

舩井幸雄ドットコムをご覧のみなさま、こんにちは。

-36kgのダイエットに成功したオリエンタルベジタリアン
本物研究所の松本大です。


世界的な動きを経験させられた数年でしたが、
日本もようやく、少しだけ個々の思考が
はたらき始めているような感じがします。

世間を巻き込む大きな出来事というのは、
総じて『当事者意識』を忘れがちな気がします。

まさに、この数年は
そのような感覚でいた方が多かったように思います。


私はとても不思議なのです。


「自分のことなのに、皆もそうだから、自分事ではない。」
という感覚がどうにも不思議で仕方がないのです。

ことに、
言われていたことと違った事実が明るみになったりすると、
「騙された」、「聞いていない」、「知らされていない」
などと、いわゆる『被害者意識』に溺れたりします。

しかし、
自身のアンテナの張り方、選択の積み重ねという
最もリアリティのある『当事者意識』をさておいて、
自分は悪くないという『被害者意識』を
振りかざすのは、やはり自分自身に対して
不義理なのではないかと思ってしまうのです。

そしてそれは、自己責任という言葉で
完結させられてしまうこともあるのですが、
『被害者』を演じることによって起こるのは、
自分自身への不義理だけではありません。

自分を『被害者』としてしまうと、
その瞬間に『加害者』を対角線上に
生み出すことになってしまうと思うのです。

つまり、『被害者意識』を持つということは、
『当事者意識』を投げ出し、自分の枠を超えて
他者をも巻き込む事態になるということです。

責任の範囲が刻一刻と拡がり続け、
手に負えない負の相乗効果を
生み出してしまうのではないかと。

ただでさえ、
『当事者意識』を投げてしまっているのですから
焦点の定まらない環境に身を置くことになってしまい、
より一層、『自分事』から遠ざかってしまうことに
なりかねないと思います。

『被害者意識』をちょっと持ってしまったが故に、
解決することができる人生・霊性のテーマ・課題が
どんどん大きくなって、いろいろなものを巻き込んでいき、
その結果、対処できなくてなってしまい、
さらに重大なお知らせという形で、また自分自身に返ってくる、
というのが、自然の摂理なのかもしれません。

『被害者意識』の盲点を意識して、
『当事者意識』をもって、自分事と向かい合えば、
必ず、絶対にこの課題は解消・解決することが
できると思うのです。

今、感染症騒動を借りて、
ここにポイントを置けるか、
私はとても大事なことだと感じています。


58周目:「自分自身の使命を感じながら」
59周目:「腑に落ちる選択の繰り返し」
60周目:「楽しみが広がること」
61周目:「『あの命、この命』」
62周目:「とある週末の夜」
63周目:「その時その時の縁」
64周目:「経験」
65周目:「プロレスの完全復活に隠された秘密」
66周目:「自身に問う」
67周目:「トワニワカク」
68周目:「だったらあげちゃえよ」
69周目:「明日また陽が昇るなら」
70周目:「逆境にくじけるな」
71周目:「あたりまえはもはや、あたりまえじゃなくて」
72周目:「love me, I love you」
73周目:「あなたがいなけりゃ、悔しさに泣くこともない」
74周目:「すくわれる」
75周目:「Whole Lotta NEW LOVE」
76周目:「有頂天」
77周目:「SIGNAL」
78周目:「plantbased underfoot」
79周目:「流行過多」
80周目:「『3 ERAS』」
81周目:「ROOTS」
82周目:「『YES YES YES』」
83周目:「『Fake my mind』」
84周目:「『Wonderful Opportunity』」
85周目:「価値観を繰り返すこと」
86周目:「理解」
87周目:「SNSの世界」
88周目:「『根っこ』」
89周目:「二極化、分断を防ぐ方法」
90周目:「究極のハッピーエンド」
91周目:「ベースライン」
92周目:「周りを見ること、自分を見ること」
93周目:「無畏施(むいせ)」
94周目:「あそび」
95周目:「自身の行くべき道」
96周目:「『先にあるのは、今この瞬間の連続』」
97周目:「『UNITE』」
98周目:「「そもそも」から考える」
99周目:「核心」
100周目:「『自分が打ち震えるのは』」
101周目:「隣の芝生はパラレルワールド」
102周目:「『思考と配慮と想像と』」

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