船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
世界でただ一人の皇帝(エンペラー)
2023.5.17(Wed)
社名:(株)本物研究所
名前:長 博信

日本の長い歴史上、国のトップに君臨しているのが「天皇」ですが、世界には「国王」「女王」「皇帝」「大統領」「首相」「法王」などという呼び名で国のトップに君臨している人たちがいました。
それぞれの違いは何なのか? それぞれの立場における格にはどのような違いがあるのかについて、まとめてみました。


2022年時点で、君主制を取っている国家は43ヶ国あるそうです。
しかし、イギリス連邦諸国は15ヶ国で構成され、チャールズ国王を元首としているので、実際にいる君主は29人となります。

具体的には、天皇が1名、教皇が1名、国王・女王が18名、アミール(首長)が2名、大公が1名、公が2名、スルターンが2名、共同公が1名、大統領が1名、の計29名が在位しているようです。
(アフガニスタン・イスラム首長国は国連の代表権を保持している政府ではないため除外)

日本の天皇の国際的な肩書は皇帝(エンペラー)です。
現在、世界で「皇帝(エンペラー)」と呼ばれる人物はたった一人しかいません。
それが日本の天皇です。
世界に王(キング)はたくさんいますが、国際社会においては、日本の天皇だけが王(キング)よりも格上とされる皇帝(エンペラー)と見なされています。

ちなみに、「皇帝(エンペラー)」と国王(キング)」の違いは何かというと、
「皇帝(エンペラー)」とは、複数の地域・国・民族の王(キング)を配下に持ち国家を治める者であり、
「国王(キング)」とは、同じ血族・部族・民族をまとめて国家を治める者です。

そして、これらの君主の肩書きを地位の高さ順に表すと、

1.皇帝(Emperor)
2.法王(Pope)
3.国王(King)、女王(Queen)
4.大統領(President)
5.首相(Premier)

という順番となります。
つまり、日本の天皇(皇帝/エンペラー)は、世界で最も高い地位であるということになります。

<地位肩書きの意味>
1.皇帝(エンペラー)・・・複数の地域・国・民族の王(キング)を配下に持ち国家を治める者
2.法王・・・キリストの一番弟子の継承者
3.国王(キング)・女王(クイーン)・・・同じ血族・部族・民族をまとめて国家を治める者
4.大統領・・・共和制国家における元首の通称名
5.首相・・・一国の内閣における首席の大臣(内閣総理大臣)


日本の天皇は皇帝(エンペラー)なので、法王や国王・女王、大統領や首相よりも地位が高いということになります。
一方で、現在でも多くの国を束ねているイギリス王国は、皇帝(エンペラー)ではありません。
その理由は、イギリスはカトリックを国教としなかったために、皇帝(エンペラー)としては認められなかったからです。

しかも、現天皇陛下は126代目の天皇で、初代天皇は紀元前660年に即位した神武天皇にまで遡り、日本の皇室は世界で最も長い歴史があります。

<皇室の歴史の長さTOP10>
1位:日本(2,683年)
2位:デンマーク(約1,123年)
3位:イギリス(957年)
4位:スペイン(544年)
5位:スウェーデン(500年)
6位:タイ(241年)
7位:バーレーン(240年)
8位:オランダ(208年)
9位:ベルギー(193年)
10位:トンガ(178年)


外交の世界では国家元首は平等で、肩書きによる扱いの違いはありませんが、その中でも日本の天皇は特別な存在として世界から認識されています。
その理由が、日本の天皇とは万世一系で世界一古い君主の家系の皇帝(エンペラー)であるため、英国国王より格上だからです。しかも、カトリック圏では皇帝は国王より格上とされています。

天皇はそもそも、スメラミコト、スメラギ、オオキミなどと呼ばれており、7世紀から外交文書で「天皇」と表記するようになったのですが、中国などの対外向けに漢語表現で制定された法的な称号であり、日本国内では使われていた呼び名ではありませんでした。
日本人が一般的に「天皇」と呼ぶようになったのは、明治政府が天皇を中心とする新国家体制が整備されてからのことです。

江戸の幕末期には、将軍が欧米向けに皇帝(エンペラー)を名乗っていましたが、明治になると天皇=皇帝(エンペラー)と英訳され、統一されました。
第一次世界大戦後には世界のほとんどの皇帝は廃絶しており、第二次世界戦後には、皇帝(エンペラー)は、日本、エチオピア、イランの3カ国だけとなりました。
そして、エチオピアで1974年、イランでは1978年に革命が起きて帝政が崩壊すると、日本の天皇が世界でたった一人の皇帝(エンペラー)となります。

天皇が「特別な存在」である理由として、
日本建国が紀元前660年に神武天皇によってなされたかはともかくとして、日本の皇室が現存する世界最古の王朝であり、現存する唯一の神話をバックボーンにもつ血統を持ち、2,700年近くにわたって存続しているということは、世界的に見てもズバ抜けており、ヨーロッパ人からは尊敬されています。
ギネスブックでも認定されており、ここまで長く続いている系譜の王朝は世界中どこにもありません。

加えて、世界第11位の人口、世界第3位の経済大国、中国と韓国以外の他国からの好感度が非常に高い、ということが挙げられています。

さらに、第二次世界大戦後は、昭和天皇が日本の民主化と平和国家としての発展、西側諸国との同盟に尽力したこと、その威厳により世界から尊敬される地位を回復し、上皇陛下が国内のみならず海外にも頻繁に出かけ、各国の人々とも海外の王室と交流を深められたことが、日本の皇室、天皇が文化的にも道徳的にも評価されています。

また、現代において日本は複数民族や国家を治めてはいないのに、なぜ天皇は今でも皇帝(エンペラー)と呼ばれているかというと、
@日清・日露戦争で、当時の清朝皇帝やロシア皇帝を破っている
A その後、韓国併合や台湾・南洋諸島を広く統治した時代があった
B 他の諸国からの属国支配の歴史が一度も無い(アジアでは驚異的な出来事)
ということも大きな理由となっています。


日本の天皇は、17世紀には欧米人からすでに「皇帝(エンペラー)」と呼ばれており、1,690年に来日したドイツ人医師のエンゲルベルト・ケンペルが帰国後にまとめた著書『日本誌』において、「日本には2人の皇帝がおり、その2人とは聖職的皇帝の天皇と世俗的皇帝の将軍である」と書いています。
その当時は、天皇とともに将軍も「皇帝(エンペラー)」とされていました。

1727年、大ヒットとなったケンペルの著書『日本誌』が英訳されて『The History of Japan』というタイトルで出版されると、フランス語、オランダ語にも翻訳出版され、ヨーロッパ中で大ベストセラーとなり、ヨーロッパ諸国で日本の天皇および将軍が「皇帝(エンペラー)」として完全に定着しました。

皇帝(エンペラー)とは、広大な領域を支配する君主で、複数の地域や国、民族の王(キング)を配下に持ちます。つまり、王の中の王が皇帝だということです。
大和朝廷の成立以前には、大小さまざまな国が存在しており、大陸からの渡来系民族もかなり入り込んでいましたから、それをひとつにまとめ上げたということは、まさに皇帝(エンペラー)に値するといえます。

「万世一系」の皇統を持つとされる天皇は、血統による正統な君主という意味では王(キング)でもありながら、様々な民族国家を束ねていた皇帝でもり、天皇が中国皇帝に対抗したという歴史的経緯もあることから、日本の天皇は皇帝(エンペラー)という称号で扱うことを国際儀礼としたのです。

亡くなったエリザベス女王でさえも、握手の際には自らが一歩前に出られるという行動をとっていたように、天皇の前では一歩引くことを王室間の流儀としていましたし、1995 年に故ダイアナ妃が日本訪問されたときも、天皇皇后両陛下に対して見事な跪礼をしていました。
また、アメリカ大統領が白ネクタイの正装で空港までお迎えに出るのは、天皇陛下・ローマ法王・イギリス女王の3人だけでした。しかも、中国共産党政府でさえ、天皇家に対しては敬意を態度で示しています。

天地開闢以来、創造の時代(霊主体従) → 自在の時代(体主霊従)を経て、これからは限定の時代(霊主体主)を迎えるといわれています。
「世界の雛型である日本」「世界=駒の軸である日本」の精神が世界に浸透し、統合したときに、真の平和が訪れるような気がします。


2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」
34周目:「ヤマト人とは」
35周目:「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
37周目:「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰(まこも)・・・」
38周目:「波動・大自然の摂理とは・・・」
39周目:「予防医学の新しい概念 “抗糖化” について」
40周目:「常識は疑ってみる」
41周目:「こうすれば喜ぶ、あなたの60兆個の細胞」
42周目:「麻とは?」
43周目:「生命活動を支えている“マグネシウム”の働き」
44周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「ロゴストロンNigi」
45周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「成功している人の共通点」
46周目:「現代人にとって必要な「マコモ」」
47周目:「形而上学(けいじじょうがく)とは・・・」
48周目:「形而上学から見た仕事とは」
49周目:「〜マスメディアには載らない本当の情報〜 船瀬俊介&山田豊文&長典男 特別講演会!のご案内」
50周目:「最近おこなっている習慣と不思議な現象」
51周目:「「死」について」
52周目:「相撲界が荒れると土地も荒れる!」
53周目:「木内鶴彦さん講演会 2018.1.21(東京)」
54周目:「アマゾンの万能薬「コパイバマリマリ」とは・・・」
55周目:「『君たちはどう生きるか』語録」
56周目:「持続可能な開発のためのグローバル目標」
57周目:「日本にもやって来る徴兵制度」
58周目:「自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」」
59周目:「丸山修寛先生還暦記念!クスリ絵のパワー」
60周目:「日本と真反対の国で今起きていること」
61周目:「ガンの仕組みと最新療法について」
62周目:「日本の水道が危機的状況に陥っている!」
63周目:「東洋のシンドラー 杉原千畝(すぎはらちうね)」
64周目:「3.11と原発事故」
65周目:「日本は幸せな国なのか?」
66周目:「「消費税」の引き上げ問題について」
67周目:「丸山アレルギークリニック 丸山修寛先生のお話」
68周目:「生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる!」
69周目:「世界と日本の「食料廃棄」問題について」
70周目:「火山大国ニッポン!南海トラフ大地震と富士山」
71周目:「日本の「食」が危ない!」
72周目:「インフルエンザワクチンよりも「日光浴」」
73周目:「外国人が働きたくない国“日本”」
74周目:「コロナウィルスの実態とに有効な対策法!」
75周目:「5G と 新型コロナウイルスの意外な関連性とは・・・」
76周目:「デイヴィッド・アイクによるこれからの世界情勢とは」
77周目:「日本は超監視国家となる」
78周目:「ストロング系チューハイが危ない!」
79周目:「遊びが足りないとネガティブになる」
80周目:「2020年後半は「火」のエレメントがカギ」
81周目:「シュメール文明と宇宙人」
82周目:「新型コロナウイルスは地球規模の人類に対する因縁」
83周目:「2021年の世相を占う粥占神事」
84周目:「サブ・カルチャーとカウンター・カルチャー」
85周目:「いつの間にか「貧しい国」となった日本」
86周目:「ホントは怖ろしい!大間違いな神社参拝と風習」
87周目:「「5Gの脅威」と「丸山修寛先生のコメント」」
88周目:「東京オリンピック2020とバイブレーション」
89周目:「電磁波対策の重要性について」
90周目:「日本沈没」
91周目:「波動機器「ソマヴェディック」」
92周目:「2022年のテーマは「変容」「生まれ変わり」」
93周目:「奇跡を起こす魔法の輪(ループ)」
94周目:「環境問題解決の矛盾」
95周目:「「マコモ」とは何ぞや? 〜天地植動の愛〜」
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99周目:「形態波動エネルギーについて」
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102周目:「大地震の前兆が現れている」
103周目:「ロシアとウクライナの裏で起きていること」
104周目:「ニッポンの政治について一言」

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