船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:山上 はるか
舩井幸雄ドットコムをご覧いただき、ありがとうございます。
株式会社本物研究所の山上と申します。
5月も後半にさしかかりました。最近はまた大気が不安定で、季節が移り変わることを感じさせます。
特に今年は、春にも関わらず真夏のように暑い日があり、そしてまた別の日には冬が舞い戻って来たかのように寒く……と、寒暖差が大変激しいです。
体調を崩される方も増えているのではないでしょうか。
気圧の変化は自律神経に影響します。
雨の日はやる気が出ない、朝に起きるのがつらい、身体が重くてだるい……という方がいらっしゃいますが、これも低気圧の影響です。気圧が低くなると副交感神経が優位になります。副交感神経は身体を休めようとする神経なので、気力ややる気も湧きにくくなるのです。
人は自然とつながって生きていますから、自然界のこと(天候や暑さ寒さ、そして湿気など)によって体調が変化するのは、ごく当たり前のことです。
漢方の世界では、初夏から夏、そして梅雨の時期は身体に湿邪が溜まりやすいと考えます。
この湿邪は重たく、ネバネバドロドロしていて、停滞しやすいという性質を持ちます。そんなものが、身体のどこかに溜まっていると想像してみてください。「だるい」「やる気、元気が出ない」となってしまうのも当たり前……と、思えませんか?
湿邪は温めることで発散できます。といっても大気の暑さもありますので、温め過ぎは禁物です。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、軽い運動を行って体温を上げる、冷たい食べ物・飲み物ばかり摂らずに加熱した食材を使うなどが適切でしょう。
今の時期は食中毒の危険性もありますので、食べ物にしっかり火を通すことは大切です。
それから、気のめぐりを良くする食材もおすすめです。ネギやシソ、ショウガなどは香りで気のめぐりを改善し、身体も温めてくれます。
今の時期に体調を崩してしまうと、夏バテにも繋がりやすくなります。小さな不調であっても見過ごさず、丁寧に対処していく生活習慣を身につけましょう。
88周目:「漢方で長年の悩みが解決」
89周目:「鹿の角がもたらすもの」
90周目:「秋の物悲しさのワケ」
91周目:「日向のひなげし」
92周目:「冬の猫」
93周目:「春は発散の季節」
94周目:「五月の貴公子」
95周目:「薬膳茶体験」
96周目:「夏を乗り越える秘訣について」
97周目:「またしても漢方に助けられました」
98周目:「ミュージカル鑑賞記➀」
99周目:「秋バテの正体」
100周目:「ミュージカル鑑賞記➁」
101周目:「お餅にも薬膳効能が」
102周目:「薬膳的、チョコレートの効果と注意点」
103周目:「塔の中にあるもの」
104周目:「ミュージカル鑑賞記➂」
2023.05.30: 先人の言葉から考えることを始める
2023.05.29: 熱海で土石流が起こった本当の理由
2023.05.26: 夏に向けての養生
2023.05.25: ゼルダの伝説
2023.05.24: 私だけのベストな栄養素
2023.05.23: 『ハリウッド俳優』に学んだこと
2023.05.22: 舩井幸雄記念館 開館7周年イベントのご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと(命の授業、腰塚勇人先生のメッセージ)
2023.05.19: 生活習慣の見直しを
2023.05.18: ある情報から感じたこと
2023.05.17: 世界でただ一人の皇帝(エンペラー)
2023.05.16: 大人のアスレチック!?
2023.05.15: 謎のかかとの痛み‥
2023.05.12: 善と悪の聖獣の終わりなき戦い
2023.05.11: アマノウキフネで行くフィレンツェ・サンマリノ
2023.05.10: 実績
2023.05.09: <二十四節気(4)立夏・七十二候(初候) 蛙始鳴>に思う