船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:大高 真也
月刊『Funai★Media』編集部で、編集・原稿作成・写真撮影・各種データ管理・本の発送・販促物管理・編集部備品管理など、いろいろやっています。
雑誌編集の仕事は、お客様(読者様)から感謝のお手紙をいただいたり、取材先の方から「いい記事を書いてくれてありがとう」などと褒めていただくことがあり、そんなときにはとてもうれしく思い、また励みにもなります。
今回は、自分にとってとても耳の痛い言葉について、こらえながら書きたいと思います。
船井会長が日ごろからよく口にされ、なおかつ実践していることの一つに「即時処理」があります。「やるべきこと・やらなければならないことを、とにかくその場で判断し、解決しましょう」ということですが、これがまた本当に難しいものです。とくに、自分があまり乗り気でない仕事や、手間や時間がかかりそうなことなどは、ついつい後回しになってしまいます……いや、ここで「ついつい」などと言っている時点でだめですね。自分のことは、甘い基準で見てしまっているというのがよくわかる表現です。「ついつい」などと軽い感じで表現すると、そこには「しょうがないことだけど」という言い訳がましいニュアンスが含まれてしまいます。しかし「ついつい後回しにしてしまう」ことを選択しているのは、紛れもなく自分自身の意思ですから、「明らかに意図的な怠慢」であるとも言えるのでしょうか……。
ただ、いくら怠慢な心をなくし、すべてをその場で処理しようという心構えでいても、そこにはどうしても個人の能力というものがかかわってきます。「即時処理を心がけて新しい仕事ばかりをこなしていたら、本来やるべきだった最重要課題ができなかった」では、話になりません。それを実践するためには、自分の弱さ・甘えに打ち克つ心構えをもつだけではなく、加えてそれを遂行できるだけの能力がなければなりません。
――と考えると、あらためて会長が実践していることの凄さがわかります。「即時処理」を行うための、@心構え とAそれができる能力 の二つを兼ね備えているからです。
会長レベルになることは難しいかもしれませんが、心構えと能力を両方もち、「即時処理」ができるように鍛えていきたいと思います。
1周目:「近くて遠い? 遠くて近い?」
2周目:「“勉強好き”で“すなお”な姿勢」
3周目:「強い意志 (テーマ:私からみた船井幸雄)」
4周目:「妥協せず、こだわり過ぎず (テーマ:私が強く影響を受けた船井会長の言葉)」
2006.01.30: 現実世界で生きる (テーマ:船井会長に伝えたいこと)
2006.01.27: 健幸 (テーマ:私からみた船井幸雄)
2006.01.26: “行動すること” (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2006.01.25: 47歳の会長!? (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2006.01.24: 「こだわらない生き方をしよう」 (テーマ:私が強く影響を受けた船井会長の言葉)
2006.01.23: 勉強 (テーマ:私が強く影響を受けた船井会長の言葉)
2006.01.20: 忘れ得ぬ言葉 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2006.01.19: 最近仕事をしながらよく考えること (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)
2006.01.18: ツキを呼ぶ (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)
2006.01.17: 船井流になる瞬間 (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)
2006.01.16: 即時処理 (テーマ:私からみた船井幸雄)
2006.01.13: 今日も自然体の船井会長 (テーマ:私からみた船井幸雄)
2006.01.12: 挙釣禄為真 (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)
2006.01.11: こころの薬 (テーマ:船井会長へ伝えたいこと)
2006.01.10: 私の船井流(テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)
2006.01.06: 長所伸展 (テーマ:私が強く影響を受けた船井会長の言葉)
2006.01.05: 2005年、船井会長を通して感じたこと (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)