船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　明けましておめでとうございます。
　昨年私は体調を崩し千葉県松戸市にあるＴ西病院にお世話になりました。消化器科のＩ先生は、沢山の患者さんを抱える中、外来の席にいた私の隣に座り、入院・療養を薦めました。事務的に病状を聞き、診察をする先生方が多い中、Ｉ先生は私が納得するまで席を立たず話を聞いてくれました。
　それまで父の入院・看病・お葬式・仕事・家庭と精神的に詰まっていながらも毎日が流されるように過ぎていた私に限界がきていること、もうこれ以上会社を休めないこと等々。そんなことをいろいろと考えていた私に一言、先生は「周東さん、少し休みましょう」とニコっと笑いかけて下さいました。
　入院後、輸血の決断時も手術の決断時もゆっくりと時間をかけて考える時間を与えて下さり「きっと良くなります」と一言。

　病気の原因が判明し主治医が変わった後も先生は病室を訪ねて下さいました。
　そして、「自分の中ではこうするのがベストなんだ、私がいなくても会社は何の支障もないんだ」と判っていても踏み切れないでいた私に、「頑張りましょう。健康になりましょう。仕事はその後についてきます」とも言って下さいました。　　

　病院の窓から空をながめる。久々に自分自身を見つめる良い機会も出来ました。先生はきっとこの時間が私には一番必要なことを判っていてくれたのだと思います。どんな言葉よりも。人に疲れ、いき詰まっていた私は、先生から『こころの薬』を処方していただきました。また、３Ｆの東病棟看護士の方々には『こころの安らぎ』を沢山いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。「ありがとうございました。」

　船井会長は、沢山の方々から相談をお受けすると聞きます。私が思うには、相談される方々は、結果も然る事ながら、聞いて欲しいのではないかと・・・。　
　最終的には自分で決断をしなければいけないと判っていても聞いて欲しいのではないかと。背中をそっと押して欲しいのではないかと。

　人にはそれぞれの考え方があり毎日を試行錯誤して生きています。皆さんのそばに『こころの薬』の配達人はいますか。私も誰かに分けられる人になれたらと思いますが・・・・・。


■ 船井幸雄グループ株式会社本物研究所社長　
佐野浩一全国講演会決定！！

『佐野浩一を見込んで鍛えたら、私よりも“船井”になった』〜船井幸雄談〜

テーマは“本物時代のヒトとモノ”。
「本物」を研究開発し、広く啓蒙、普及活動を行っている本物研究所社長　佐野浩一が「本物」の生き方、人づくりの「本物」、商品の「本物」、技術の「本物」を魂を込めて分かりやすくお伝えいたします。

大阪会場：大阪産業創造会館　A・B会議室
住所：大阪府大阪市中央区本町１−４−５
日時：平成１８年１月２２日（日）　１３：３０　〜　１６：００

福岡会場：深見ビル　Ｂ会議室 　
住所：福岡県福岡市博多区博多駅前４丁目１４番１号
日時：平成１８年２月１８日（土）１０：００　〜　１２：３０

金沢会場：金沢勤労者プラザ　２０４研修室
住所：石川県金沢市北安江３−２−２０
日時：平成１８年３月１８日（土）　１０：００　〜　１２：３０

参加申し込みはコチラ！
http://www.honmono-ken.com/kouen.html


１周目：「人を引き付ける力・引き寄せる力」
２周目：「やりがいを感じるキーワード」
３周目：「船井会長と父　（テーマ：船井会長に伝えたいこと）」