船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:重冨 嘉代子
みな様こんにちは、いつも「船井幸雄.com」をご覧いただきましてありがとうございます。
お正月モードから通常モードへ戻りつつありますが、皆さまは、この年末年始をいかがお過ごしでしたでしょう。
私は、日ごろ落第点の主婦業を挽回しようと、自宅でゆっくり家事業務に専念いたしました(あまり声高に言うのも、おかしなこと、笑われてしまいますね)。
今回のお休みには、なるべく外食を控え、自分で好きなものをつくり、“おいしい”を自画自賛して、食卓を囲む時間を大切にしようと思いました。
日常の中で気が付きながらも、ついつい後回しにしてしまうことばかりが増え、山積みとなっていましたので、このお休みに、ようやくそれらのことにも時間を使い、すっきり、さっぱりという気持ちになりました。
そんななかで、久しぶりに子どもと一緒にテレビの前に座ってみると、そこから流れてくる情報は、なんて刺激的なのだろうと思いました。
グルメ番組にゲスト出演している人たちから異口同音に伝えられる“おいしい”の声と、それにあわせて大写しになるゲストの表情。
ドラマ番組では、男性女性問わずに涙するシーンがあり、これも大写し。
そして、コマーシャルは、次々と、大きな音量で音楽が変り、さまざまなアピール。グラスになみなみと注がれたビールの(泡)を、画面いっぱいに、大きく映し出し、
“おいしい”“ゴックン”を表現。(思わず我が家の冷蔵庫に向かう気持ちに。)
こちら側でみている人の年齢や、その時間など関係なく次々と流されています。
なんて刺激的なシーンの連続なのだろうと、改めて感じました。
これらを、無意識に見ている(見せられている)子供たちの眼には、強調され、増幅された、コトバや表情だけが、おくりこまれていることに、親として嫌悪感を抱きました。
刺激を受けると、ヒトは、より強い刺激を求めるようになると教わったことがあります。テレビゲームの世界だけではなく、大人社会と子ども社会に区別をつけることが難しくなっているのではないでしょうか。
たくさんの情報に恵まれながらも、晒されてもいる私たちの生活。
私たちは、情報社会のスピードとその量に、追われてしまわないように自らはもちろん、子どもたちが、その中におぼれてしまわないようにすることが大人の責任なのではないかと痛感しました。
お正月休みを、ゆっくり過ごし、普段は、特急列車に乗り車窓から眺められなかった
(気づかなかった)情景を、普通列車の車窓から眺めた思いです。
テレビを消して、家族の静かな時間(僅かな時間でも)を、大切にしようと思ったところです。
みな様は、如何でしょう。
1周目:「ブログブームから (テーマ:船井会長から学んだこと)」
2007.01.30: 1月23・24日の「船井幸雄グループ研修会」を終えて (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.29: 怒られること (テーマ:船井幸雄グループに入って一番感動したこと)
2007.01.26: テレビを消して、静かな時間を (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2007.01.25: 和田裕美さんの手帳 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2007.01.24: 長老 船井幸雄にPR力を学んだ (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.23: どんな時も、イキイキ・ワクワク楽しむこと とは? (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.22: つらい日々も過ぎてみれば (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.19: 固定客化(実体感編) (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2007.01.18: 体温を上げて、身も心も温めよう (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2007.01.17: 最近ふと思ったこと (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.16: 美術・骨董がストレスを癒す!? (テーマ:私のストレス解消法)
2007.01.15: 最近読んでオススメしたい本
2007.01.12: 取材の是非 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2007.01.11: 船井会長との出会いの本 (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.10: いつのまにか、ストレス解消〜! (テーマ:私のストレス解消法)
2007.01.09: 言葉の重さ (テーマ:船井会長から学んだこと)
2007.01.05: 五次元という光 (テーマ:船井会長から学んだこと)