船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:砂田 ともゑ
皆さま、こんにちは。
(株)船井ビジョンクリエイツ、マーケティング&セールスプロモーション担当の砂田ともゑです。
船井幸雄グループに入社してちょうど二年が経ちました。あっという間の二年でしたが、本当に目が回りそうなくらい(笑)、たくさんの方とお会いしたように思います。 思い返すと、講師陣、お客様、取引先の方、グループの方、本当に多くの方から深い気づきや学びをいただきっ放しの二年で、毎日が驚きと感動、喜びと嬉しさの連続でした。
もちろん、良い感情だけではなく、悔しいことや辛いこと、苦しいことや腹立たしいことなど負の感情を抱くことも沢山ありました(苦笑)。
ですが、総じて思い出すのは、楽しくて幸せなことばかりです。つまり、それだけ有意義な時間を過ごさせていただいているのでしょうね。本当にありがたく思います。
これからも、毎日を大事にして、たくさんの方から学びと気づきをいただけることに感謝しながら、希望を創り出せるような人間になれるように努めていきたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、またまた決意表明のようなご挨拶から始まってしまいましたが(笑)。
今日は、仕事をしていて感動したことをお伝えしたいと思います。
最近、ある≪ことわざ≫が、パッと脳裏に浮かびました。
『一芸に秀でる者は多芸に通ず』ということわざです。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、このことわざは
「一つの道を究めた人は、ほかの多くの事柄も身につけることがたやすくなる、または、自ずと見えてくるようになる」
という意味を持ちます。
現代のように、インターネットをはじめとするデジタル世界が高度に発展した状況ですと、多くの情報があっという間に検索できる為、それを学んだり、上手に活用して、自分のスキルをアップさせる「多芸」な方は多くいらっしゃいます。そういった方に対しても、このことわざは適用するのかも知れません。
たとえば、エクセルという表計算ソフトも得意ならばワードという文書作成ソフトも得意、同じようにフォトショップ(フォトレタッチツール)が得意ならばイラストレーター(ドローソフト)も得意・・・というように、これも立派に「二芸」だと思います。
だけど、わたし個人としては、それらは「得意とする能力」「テクニック」という部類であって「芸」とは少し違うのかな? とも思います。
なぜ、そんなことをしみじみ思ったかと言うと・・・
ある日、世界的な石笛演奏家の横澤和也先生に教えていただいたお話が、非常に素晴らしくて、その時に「この方って、本当にすごい! 一芸に秀でる人はやはり博識なんだ!」と、大感激したからです。
それは、2月11日のことでした。(株)船井ビジョンクリエイツで、洸西暁子(こうざい・あきらこ)先生をお招きして「暦」のセミナーをご案内したのですが、同日、応援でかけつけてくださった横澤先生と、夜、お客様たちと懇親会でご一緒したのです。
当然、全員の話題は「暦」について。
講師である洸西先生と横澤先生を中心に楽しく盛り上がっていたのですが、その時に、秘術や密教、占星術などなど、色んな国の「占い」の話になり、面白い秘話や恐ろしい裏話、妖しい内容(笑)から驚きの歴史の真実まで、普段聞けないようなお話をお二人の先生から教えていただいたのです。
洸西先生によれば、占いは「当たる・外れる」の勘のようなものではなく、古代から伝わる凝縮された叡智であり、宇宙と自然と人のエネルギーが織り成して溢れる神秘的な波動(バイオリズム)が日常と密接に結び付いている理論的な学問とも言えるのだそうです。
そこで続いた横澤先生のお話によれば、占い(運命学)は素晴らしい理論の一つだからこそ、古くインドの王様や中国の皇帝には、お抱えの占い師がいて、瑣末なことから重大なことまで、国の行く末に関わることについてアドバイスを求めていたそうです。
そこで、王様達には絶対の決まりごとがあったと言います。これはジョーティッシュ(太古インド占星学)の小沢泰久先生からも学んだのですが、王様たちはその生誕した日時を明かさなかったそうなのです。
この世に生を受けた日時から、その個人の運命が、すべてではないにしろ、方向性が読み解けるから・・・ということがあるからだそうです。確かに、それって凄いことですよね。
だって、ある国のトップの動き(思考や言動の方向性)が分かれば、敵対する国からすれば・・・お分かりですよね?
そういったことから、古くインドの王様や中国の皇帝たちは生誕した日時を明かさなかっただけではなく、占い師に良き日を選ばせ、生誕祭などを決めたとも言われているそうです。
洸西先生と横澤先生の「占い(運命学)」に関するお話をたくさんいただいて驚きっ放しだったのは言う間でもありません。
特に、「占い(運命学)」の専門家では無い横澤先生の知識の豊富さに!
素晴らしい笛の音色を生むことで知られている横澤先生ですが、どうして、こんなにも博識なのだろう? と思って質問したところ、「笛の稽古を日々重ね、ご神事に関わらせていただくことが多い中で、多くの方から学ばせていただいています」とのお答えが。
自分の精神性が成長することが笛(芸)を極めることに繋がることに気づいて、色んなことを積極的に学ぼうとしているのだと、そんな言葉を聞いて、わたしはガツンと頭を殴られたような気がしました。
この二年の間に、たっぷり学びを重ねてきたつもりでしたが・・・「まだまだ、わたしは勉強不足で、思いも未熟だなあ」と(苦笑)。
ですが、その思いには、まだまだ至らなくて悔しいとか、マズイ! 頑張らなきゃ! といった焦燥感は無く、ただ、「わたしももっと頑張れる! だって、こんなにも素晴らしい先生方が目の前にいるのだから!」という前向きな感謝で溢れていたのです。
本当に素晴らしい時間を日々過ごさせていただいているのだと、ありがたく思いました。
そして、同時に、思い浮かんだのです。
『一芸に秀でる者は多芸に通ず』ということわざを。
ただ、何かを上手に操るテクニックだけでなく、個人の(精神性の)成長が多芸(博識)となっていくのだ・・・そういうことを教わりました。
どんなことでも、自分のため、それが誰かのためになると信じて、努力の積み重ねをしてまいりたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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