船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:平田 友子
みなさま、こんにちは。いつも『船井幸雄.com』をご覧くださいまして、ありがとうございます。立春を過ぎ、暦のうえでは「春」ですが、北日本では記録的な大雪にみまわれ、寒い日が続いています。みなさま、風邪など、お召しではないでしょうか?
さて、2009年は「新型インフルエンザ」の発生で、一時、国内が混乱しました。 新型インフルエンザの国産ワクチンが足りないと懸念され、海外からワクチンが輸入されました。しかし、新型インフルエンザの流行は09年11月をピークに広がりを見せていないとのこと……。厚生労働省の発表によると、国産ワクチンも大幅に余るという結果に(ただし、10年1月12日時点の在庫)。あの騒ぎは、何だったのでしょうか?
当初はワクチン摂取対象者に優先順位(@医療従事者 A妊婦&基礎疾患を有する者 B1歳〜小学校3年生に相当する年齢の小児…)がつけられました。私は、この順位を聞いたとき特別に何も疑問は持ちませんでした。妊婦さんが、インフルエンザに罹(かか)ることによって胎児に影響が出たら、かわいそうだから予防できるものなら、予防した方がいいと思ったのです。
ところが、毎月『ザ・フナイ』で連載していただいております、新潟大学大学院医歯学総合研究科、教授の安保徹先生の2010年2月号の連載原稿を読んで、ビックリしました。
(転載はじめ)
新型インフルエンザの流行によって、注目を集めたことの一つが妊娠した女性の免疫力です。医療関係者も一般の人も妊婦は免疫力が低下するという意識を植え付けられていたように思います。妊婦はインフルエンザの感染時にタミフルを投与する必要があるとか、優先的にインフルエンザワクチンを受けてもらおう、という話がありました。しかし、このような考え方は正しいものではありません。
妊娠が免疫力を落とすという考え方がもし正しいならば、多くの女性はある時期に感染症や他の病気に罹ってしまい、女性全体の平均寿命を低下させることになるでしょう。しかし、現実は反対です。妊娠、出産などを経験する女性の方が男性よりも寿命が長くなっています。
さらに、このような現実的矛盾に加えて妊娠時の免疫には他には無い特徴もあります。それは、妊娠時の代謝亢進により白血球全体の防御力が増強するということです。妊娠の進行と共にその女性は代謝が亢進(こうしん)します。これは大きくなりつつある胎児を養うための生体反応です。脈拍が上昇し、生きる力が高まるのです。そして、白血球を含めたからだ全体の働きが活性化してゆくわけです。ここでは、妊娠時の免疫や不妊のメカニズムなどを明らかにします。間違った知識を得て、不安を抱え込まないようにしなければなりません。
(中略)
…妊娠期に免疫抑制状態になって感染に弱くなると理解するのは間違っています。代謝亢進によって白血球全体の働きは上昇するからです。無用な不安を抱く必要はないでしょう。
(転載おわり)
安保先生のお話によると、「妊娠しているときは、免疫力が上って、生きる力が高まる」のです。私は「知らない」ということは恐ろしいことだと、素直に感じました。最初に疑問に思わないことでも、あとで事実を知って驚くこともあるでしょう。そして、「アレっ? 何かヘンだな」と疑問に思ったときは、真実を確かめる努力は必要です。
また、インフルエンザなどの病気に罹らないようにするには、やはり免疫力が大切であることも再認識しました。最近、私は風邪をひいてしまい咳が止まりませんでした。 ちょっと疲れたな、と自分の身体が訴えかけてきたら、身体の声を聞いて休むことも必要だと思いました。
ご自分にあった方法で、免疫力アップをしていきましょう♪
安保先生には、弊社発行の『ザ・フナイ』で、毎月「未来型の医学と新しい可能性」と題して、新たな視点で医療についての連載をいただいております。ぜひ、お読みください。
1周目:「私が“本物”になるためのバイブル (テーマ:船井会長から学んだこと)」
2周目:「船井会長との出会いの本 (テーマ:船井会長から学んだこと)」
3周目:「確信。 (テーマ:船井会長から学んだこと)」
4周目:「「いま二人が一番伝えたい大切なこと」を読んで (テーマ:最近読んでオススメしたい本)」
5周目:「成功へと導く“バイブル” (テーマ:最近読んでオススメしたい本)」
6周目:「健康になる方法がわかる波動機器 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
7周目:「「新潟・豪農の館」を訪れて (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
8周目:「2007年を振り返って (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
9周目:「船井会長へ、エィッ!“おもい”は伝わる (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
10周目:「ホ・オポノポノを実践しよう! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
11周目:「食生活を見直そう! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
12周目:「気の力 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
13周目:「道教・老荘思想とは何かを考えてみました (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
14周目:「「食」とは、人が良くなること (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
15周目:「「言霊の力」と名前の秘密 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
16周目:「今日を真剣に生きる (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
17周目:「事実や真実を知ることの大切さ (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
18周目:「体温を高めて代謝を亢進させよう (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
19周目:「ベンジャミンさんから学ぼう! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
20周目:「『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』 (テーマ:最近読んでオススメしたい本)」
21周目:「助けあいと『預言者』 (テーマ:船井会長から学んだこと)」
22周目:「命ある食材から生きる力をいただく (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
2010.02.24: 魂にはパターンがあった?! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.23: 一芸に秀でる者は多芸に通ず (テーマ:仕事をしていて感動したこと)
2010.02.22: 本物研究所の新卒採用チームの主事に? (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.19: “心”の感動と“魂”の感動 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.18: 病気をしたら通ってみたい病院 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.17: 大切なメッセージ (テーマ:船井会長から学んだこと)
2010.02.16: 断食体験 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.15: なんとなく、それとなく (テーマ:私が日々思ふこと)
2010.02.12: 仕事とは、自身を成長させるもの (テーマ:仕事をしていて感動したこと)
2010.02.10: 妊婦さんの免疫力 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.09: 人間関係の試練を乗り越える (テーマ:船井会長から学んだこと)
2010.02.08: 商品を購入したくなる方法? (テーマ:最近読んでオススメしたい本)
2010.02.05: モテモテカヨ・・・ (テーマ:私が日々思ふこと)
2010.02.04: ワクワク楽しく!いい二酸化炭素♪ (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.03: 感動する、にんげんクラブ幸塾交流会 on 2010年2月27日(土) (テーマ:仕事をしていて感動したこと)
2010.02.02: にんげんクラブも大激変中です。 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.02.01: 素直になれた同僚の一言 (テーマ:仕事をしていて感動(学んだ)こと)