船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　『船井幸雄.com』をご覧の皆様、こんにちは。
　（株）本物研究所の木下でございます。

　さて、今回は“自由”をテーマに書きたいと思います。

　皆様は、“自由”と聞いて、何を最初に想像されますか？

　最近の私は、まだ見ぬ土地への“旅”を想います。


　学生時代には、海外へ出てバックパック旅行なぞをよくやっていたものですが、社会人になってからは時間が取れなくなったこともあり、国外に出ることもなくなっていました。そんな私の関心を、再び国外へ向けさせたのが、小さい頃から仲のいい、同い年の従姉でした。

　従姉は、昨年９月からちょうど３６５日間の世界旅行へ出発しました。３年前に結婚した旦那さんと、北米→南米→欧州→中東ときて、今は東南アジアにいます。聞けば、ふたりとも小さいころから世界を旅することが夢だったそうです。でも、１００年に一度の不況といわれる今の時期、最初は収入の面での不安があったそうです。
　でも、「でも一度きりの人生、後悔はしたくない」と想い、決断したのだとか。同じ夢を抱いている人はたくさんいるはずです。でも、私を含め、多くの人が不安や恐怖が先行し、なかったかのように、抑え込んでしまうのではないでしょうか。従姉夫妻は、多くの人が直面するそんな感情と向き合い、それでも、やっぱり一歩踏み出したのです。そんな決断に強く心を打たれました。
　詳細は以下のサイトをご覧ください。
→ http://www.honaicoca.com/
　
　思えば、日本に生まれた私たちは、少なくない数の人がどこでも行ける環境にあると思います。現在、ＮＨＫで放送されている、私が大好きな番組「龍馬伝」の時代に、世界にいけた人は、ほんの一握り。ましてや国内でさえ、旅することもなかったのではないでしょうか？
　そんなことを考えると、１５０年前ではなく、今、この時代に生まれたありがたさに、涙せずにはいられません。

　上述した“自由”、つまり
　“どこへでも行ける自由”だけではありません。

　好きなものを好きな時に食べられる自由、
　好きな服を着ることができる自由、
　好きな仕事を選べる自由、
　好きな場所に住むことができる自由、
　好きなことを好きな方法で表現できる自由
　好きな人を愛せる自由、、、


　今の時代、日本に住んでいる私たちの多くは、先人達が過去に勝ち取った多くの自由を享受できます。
　それなのに、「〜ができない」、「〜があるから僕にはできない」などと思っていた私は、先人たちに失礼してきたなぁと感じるのです。
　私は、それこそいろんな不自由を身にまとってきました。それだけに、リハビリが必要そうですが、一歩ずつ進んでいきます。
　さぁ、一つ一つ自由を取り戻そう！！


※この文章で、何か気付いたこと、共感できたことなど、アドバイスがある、等、何かありましたら、お気軽に以下の連絡先までメールください。ご感想をお待ちしております。
→ kinoshita@honmono-ken.com


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