船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　４月１７日〈土〉に（株）船井メディアのヒューマンカレッジがあり、今回の講師の方が石川県在住で養護学校の先生でいらっしゃる山元　加津子さんのお話を聞く機会がありましたので、私の出身地のお隣の県で人物的に非常に興味深くどんなお話がきけるだろうとワクワクしながら１３才の娘と一緒に参加させていただきました。
　一見、地味な感じで話し方も地方のなまりがあり、おだやかだなぁという印象でしたが、すばらしい人間性とパワフルな生き方に感動いたしました。
　講演のタイトルは［この世に要らない人なんていない］で特に印象に残ったことは、誰一人としてこの世にいらない存在なんてない。みんな必要な存在として今ここにいるということ。
　自分は先生だから、子供たちにいろんな事を教えてあげないといけないと思っていたけど、生徒から教えられたり、学ぶことができ共に成長できるということが仕事を通じて分かったということ。
　三世というのは、過去・現在・未来のことで切り離すものではなく、すべてつながっており、人生は楽しいことばかりでなく悩んだり、苦しんだりしながら日々生活をしている。それにも意味があり、未来の良いことにつながっているから信じてやり続けることが大事だということです。
　娘は障害者の大ちゃんが書いた詩で

『さびしいは心の風邪です。
せきをして、鼻をかんでやさしくして寝れば一日でなおります』

　という詩に感動し、学校の宿題で発表したいとのことでした。少しでも何か感じてくれたので参加した意義があったと感じました。

　通称かっこちゃんの大親友、宮ピーが突然倒れて脳幹からの出血が多く、植物状態になってしまい、宮ピーの身内は出産したばかりの妹さんしかいないため、夜は、かっこちゃんが毎日病院に通い看病をしているということでした。身内でもできないようなことも毎日こなしていてあの体のどこにそんなエネルギーがあるのか不思議なくらいです。
　かっこちゃんは、医者からは回復の見込みがないといわれてもかっこちゃんは大丈夫！きっとよくなりますと何回もいいきったそうです。
　かっこちゃんの良くなってほしいという強い思いが、メルマガを通じて多くの方から支援を受け、意思が伝達できる機械で宮プーの思いを伝えることをができ、みんなが手が動くようにと願えば、二日後に宮プーの手が動き、毎日少しずつですが回復に向かっているようです。
　人の思い・願いというのは信じれば奇跡をおこすことができるんだということをかっこちゃんから学ぶことができました。
　この機会をいただけたのも私自身、２年前に大きな決断して東京に来て、この広い東京で（株）船井メディアやグループの人たちと出会った奇跡だと今、感じています。


２２周目：「心豊かに生きる　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
２３周目：「意識して実行しよう！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」