トップが語る、「いま、伝えたいこと」
愛知万博が幕をあけました。
多分、私は会場へは行かないだろうと思います。大規模な「催し」がきらいだし、行く時間も労力も惜しいからです。
それとともに1970年大阪万博のことを思い出しました。
当時私は大阪に住んでいました。「船井総研」の前身である「日本マーケティングセンター」を設立した年であり、私はまだ37才でした。もともと好奇心旺盛な性格でしたから、何回か万博会場に行きました。そして、がっかりしました。なぜなら、その最大のお目当はアメリカ館の「月の石」でしたが、いつ行っても、この石を見るためには待ち時間は3時間以上ということで、とうとう拝見できなかったのです。これですっかり大きな催しがきらいになり、特に人工のものを見せる大催事場には足を運ばなくなりました。ディズニーランドをはじめテーマパークにも興味をなくしました。
ところで、最近親しくなった副島隆彦さんから『人類の月面着陸は無かったろう論』という去年6月30日に徳間書店から出た彼の著書をもらいました。
それまでも、何人かの知人から、同じようなことを聞かされていましたが、いたってすなおな私は、「いまのアメリカならともかく、まったく素敵だった1950年から1970年ころまでのアメリカという国がそんな、とてつもないウソをつくはずがない」と思っていました。
それだけに、この本を読んでびっくりしました。
次ぎに同本の「まえがき」に書かれた副島さんの文章を紹介しますが、副島さんの言うのが正しいような気がします。
そのうち時間ができれば眞疑を調べたいな・・・と思っていますが、読者の皆さま方もぜひ研究してみてください(ご購入の際はこちらからどうぞ→http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198618747/qid%3D1112926068/250-6707977-9198654)。
まえがき
この本は、「人類の月面着陸は本当に有ったのか」の疑惑を真っ正面から追及する本である。
今から35年前の1969年7月20日の、NASA(米航空宇宙局)が行なったアポロ計画の有人宇宙飛行であったアポロ11号による、人類初の月面着陸、そして月からの生還という大実験はおそらく無かっただろう、という内容の本である。
アメリカ政府は今から35年前のあの時、私たち地球上の全ての人を大きく騙したのである。そして今なお騙し続けている。だからアメリカ政府とNASAは、35年間にわたって、私たち人類を巨大な欺罔(ぎもう)と迷蒙(めいもう)の中に置き続けているのである、と主張する本である。
この一冊丸々で、これでもかこれでもかとたくさんの証拠を挙げてこの事実を証明する。
「こんな本を書いて、あなたは正気か? 頭は大丈夫か?」と、問われるのは覚悟の上である。
私は、この『人類の月面着陸は無かったろう論』、即ちあれはアメリカ政府が捏造した巨大な権力犯罪である、という立論をして、このことを日本国民に本気で訴えかけようと思う。
私は「アポロ計画」自体が無かったとは言っていない。
アポロ計画は実際有ったし、今も月面には、何機かのアメリカ製の月ロケットが軟着陸に失敗して地表に激突した痕跡が残っているはずである。従って、私は、「アポロは月へ行っていない」という不正確な書き方はしない。アポロという名のロケット(ただし全て無人)の残骸はあるのだ。だが、人間(人類)は、月には降り立っていない。そんなことは無理なのだ。
従って、NASAが公表している、あれらの月面での飛行士たちの活動の映像は全て偽りであり、偽造品である。
とてもではないが、人類はいまだに人類を月に送るどころか、月面探査機を月の軌道上で周回させて無事に地球に戻すだけの宇宙ロケット技術さえ持っていない。今の今でも地表からの高度400キロメートルぐらいの地球の周りをグルグル回る以上のことをできはしないのである。だから私は、この本の書名を慎重に構えて『人類の月面着陸は無かったろう論』とした。
今のこの2004年の人類の最新技術を全て寄せ集めても、無人の探査ロケットが月まで行って周回して、軟着陸して、月面を探検して、試料(サンプル)を集めて、そして再発射して、地球まで無事帰ってこさせることはできない。それだけでもあと30年ぐらいかかるのではないか。
そうすると、あのアポロ飛行士たちが月から持ち帰ったという“月の石”というのは一体、何なのか?
人類の月面旅行が今なお無理である大きな理由(根拠)のひとつは、あのスペースシャトル「コロンビア号」の失敗である。乗員7人を乗せたコロンビア号は地球帰還の寸前の着陸の途中に爆発事故を起こした。昨年の2003年2月1日のことである。人類はまだ地表からたかだか250キロメートルから400キロメートルのあたりをグルグルと周回する以上のことはできないのだ。有人ロケットを地球から出たり入ったりさせるだけでも爆発炎上するぐらいの技術力しかないくせに、どうしてあの遠い月(38万キロも彼方にある、晴れた夜には私たちにも見える)まで行って帰ってこれたなどと主張したのか。そして今もみんなでよくもまあ信じ込んでいるものだなと私は、ひとりであきれかえる。
この世を冷酷に見切っていた優れたコラムニストの故・山本夏彦氏が書いたごとく、まさしく一体、「何用あって月世界へ?」(何のために月に行くなどと言い出したのだ)なのである。
人類(アメリカの宇宙飛行士たち12人もが!)は月には行っていない。行けはしない。これから30年たっても行けない。宇宙は真空である上に放射線(宇宙線)に満ちた恐ろしく危険な所だから、生身の生物は、とてもではないが、何千キロ、何万キロもの遠くまで人間を乗せた宇宙飛行などできはしないのである。せいぜい、まだまだ空気(地球大気)がかなりある地表から1000キロメートルぐらいのところまでしか行けない。その先には、恐ろしい「ヴァンアレン帯」という放射能地帯がある。
私は騙されない。
他の多くの、日本国民の99.99パーセントが、「アポロ計画がアメリカのついた大きな嘘だった、なんてとても信じられない」と言って、私を精神病者扱いしても私は構わない。この問題を扱うと決めた私の決意は堅くて深いのである。どうせ、あと5年ぐらいで大きな真実は明らかになるのである。
副島隆彦
ともかく愛知万博ということで、「月の石」と大阪万博を思い出し、あらためてびっくりした副島さんの本の内容でした。
=以上=
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