トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　「自然法則学会」（ＴＥＬ　０３−３４１０−０５７６）を主宰している飯田　亨さんという人がいます。彼の著書には、自分の経歴をつぎのように記しています。

飯田　亨（いいだ　とおる）　１９４７年生まれ・陰陽自然学の開祖
現代最強の未来予知学である独自の陰陽自然学を編み出す。祖父である飯田天涯、父飯田黄庸に継ぐ陰陽学研究の三代目で、一家の研究暦は１００年に及ぶ。
飯田流の「１８０年陰陽暦・陰陽９０年期論・３０年期論・１０年期論」、「年月九数帰一論」「年月十ニ支運動論」「年月十干帰一論」を興し、驚異の未来予知に成功し続け、現代の「占いブーム」とは完全に一線を画している。

　この飯田さんの最近著（２００６年１月、産業能率大学出版部刊）の『地球核力激震１０年』を先週読みました。
　船井総研の小山政彦社長が、「あの本はおもしろいですね」と言ったからです。
　この本によりますと、「２００８年４月〜２００９年３月は９０年に一度の歴史大激変」の時で、つぎのようなことがおこると、この時点についての予測目次に載っていました。

専制国家群の衰退が顕著
緊迫は東アジア･中近東から
いつが一番危険か
世界的な異変の長期予測
東西国家間の激震は｢卯･酉｣
南北対立と国内勢力紛争は｢午･子｣
ブッシュ米大統領が動く時期は
米国の新型大統領
胡錦濤･中国国家主席が動く時期は
金正日総書記が動く時期は
三十八度線が撤去される時期は
ＥＵは統合から分裂へと逆転する
日本でも反政府国民運動が勃発
日本自民党解体･新生
民主党が大進化する
憲法九条問題は
２００８年四月を境に原油が暴落する
世界的企業統合は解体分裂方向へ（抜粋ここまで）

　興味のある方は、この本を御一読ください。
　未来のことは分りません。ただ人間には、知る力とルール化力、そして直感力がありますから、ある程度の予測はできます。
　私の研究では、「この世では、未来のことも、ほとんど決まっているから、それを知る方法もある」ように思います。拙著の『この世の役割は「人間塾」』（ビジネス社刊）や『にんげん』（ビジネス社刊）で述べたように、熟達した占星学者や易者は、非常に正確に未来のことを予測して当てます。『にんげん』の書中には、その理由も述べました。「しかし、後１０年もたつと、多分、彼らの予測は当らなくなるだろう」として、その理由も述べておきました。
　これらのことをふまえて飯田　亨さんの『地球核力激震１０年』を読みますと、おおいに参考になりました。
　同書の「エピローグ」に彼はつぎのように書いています。

　巻末で的中させた予想の項目にページを割いた。自己宣伝臭が強くなって恐縮だが、実際に予想がピタリとあたっていることを強調したかった。今まで読者の皆さんは予想本で､事件がおきる年月まで的中させたのを見たことがないだろう。本書の執筆を始めてからでも、ブッシュやブレアの再選、人民元の切り上げ､世界各国の異常気象、八月のハリケーンや台風による米国や日本、中国の大洪水、九月の小泉首相の政治生命を賭けた衆院解散などをおきた月まで的中させている。
　毎日の出来事と予想の的中は、今流行のＢＬＯＧにも掲載しているのでホームページと合わせてご覧いただきたい。
http://www.interq.or.jp/fishing/nal/
http://plaza.rakuten.co.jp/shizenbr/
http://blog.livedoor.jp/shizenbr/
http://blog.goo.ne.jp/shizenbras/

　自然と人類の動向に関する歴史考証は、歴史年表だけの単純論に始まり、時間の周期的区切りで探索する輪廻的研究、地球活動の歴史や太陽活動、星々の運行などと比較する手法まで様々である。しかし、単なる直進する矢と考えられている「時間」には実は、特異な性質がかくされており、それに呼応相関して自然と人類の歴史が形作られているというのが私の持論であり、人と時間の本性とに、感応すべき接点があるから感応するというのが私の歴史時間論の真骨頂なのである。
　これに基づいて十年前より著書で「未来予知」が可能であると喝破し続け、事実多くの成果をあげてきた。
　「過去・現在・未来」と連続する共存世界にあって、「未来」だけに、「見えざる不確定性」の焙印を課す盲目の時代は終わりにするべきだ。
　私にいわせれば、無の一瞬の現在と、既に通り過ぎた過去から導き出される鮮明な未来イメージこそが、枯渇しかけた人類の新たな生命源泉となるものと確信する。

平成乙酉清明

飯田　亨
innal@fishing.interq.or.jp（抜粋ここまで）

　これは参考になる文章です。と同時に拙著『にんげん』の１５７ページから１６２ページの文章（小題は「なぜ占星術や易は当たるのか？　＝多分、近未来、易や占星術は無用になる＝」）もあわせて、お読みください。
　ともかく私は２００８年〜２００９年が飯田さんの予測のようになることを期待している自分を知り、びっくりしたのです。結果は３年後には分ります。楽しみですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝以上＝