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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2007年3月2日
「直感力研究会」に思う

 先週の2月22日、23日に「淡島ホテル」を主会場に2007年の直感力研究会のスタディツアーを行ない、60人の参加者が、2日間直感力について勉強しました。
 この研究会は、20年の歴史があります。私が中心になり、偶数月に開催してきました。会員制の研究会で、毎年2月のスタディツアー以外は、会員にしか参加してもらっていません(入会資格などは、事務局=03−5782−8110 重冨までお問合せください)。この2日間の実情は2月26日の『にんげんクラブ』の有料ホームページに、写真つきで紹介しているので、ぜひ御覧ください。
 直感力というのは、「ふつうの人には分らないことが、瞬時に正しく分る能力」と言われており、この研究会では、毎回、直感力に優れていると思える人を1人以上招き、それらの人の話を聞き、実演してもらい、私が解説をしてきました。
 なぜなら、「人間はだれでも直感力を持っており、それを多くの人は使えなくなっただけだ。だから活用できるようになれる」・・・と各種の実例から私は信じているからです。
 また、「直感力」は「想造力」とともに、人間にとってはベストの能力とも思えますし、この力を活用できるようになると、非常にプラスになると思えるからです。
 2月22日、23日は、波動探知術(ラジエスセシア)の活用で直感力を開発した古村豊治さんや、「日月神示」の岡本天明さんの奥さまの岡本三典さんなどに、お話しを聞きました。
 また、一日に100万トン以上の富士山の伏流水が湧出する柿田川を全員で見学したり、フシギな雰囲気の淡島の山頂にある淡島神社にも何人かの人に参拝してもらいました。これらのところでは直感力に目ざめる人が、いつもいるからです。
 2月23日のこのホームページにも書きましたが、私はいま人々にとってもっとも大事なのは、「直感力を発露させる能力を身につけること」、「本物を知り、本物と付きあうこと」、そして、「大事な情報を正しく知ること」の三つだと思っています。
 これらは、それほどむずかしいことではありません。
 現に、ここ1ヵ月余の間で、私が、直感力にびっくりさせられた人には、
 美鈴さん(1月25日)、小林芙蓉さん(1月26日)、奥田祐斉さん(1月26日)、貞廣里美さん(1月30日)、市川亀治郎さん(2月10日)、神尾学さん(2月13日)、竹下雅敏さん(2月13日)、宮崎忠さん(2月14日)、七沢賢治さん(2月16日)、清水國明さん(2月16日)、岡本三典さん(2月22日)、田中和栄さん(2月22日)、古村豊治さん(2月23日)、吉尾知江子さん(2月27日)、その他直感力研究会スタディツアーに参加された中の20余人の人たちというように多くいらっしゃるからです。
 ところで、私は十数年前、かなり直感力の研究をしていました。
 たとえば拙著『人間の研究』(1990年10月、PHP研究所刊)には、次のように書いています。

 第一部の原稿はすでに7月末に出版社に渡しました。いま、印刷の準備に入っていますし、諸般の事情で、書きなおす時間がありませんから内容の変更は不可能なのですが、なぜ少し反省しているか説明します。私は家族や何人かの私の知人に第一部の原稿のコピーを見せました。
 「わかりやすいし、たのしくおもしろい。これを読むとコツとは、大変効果のあるものだ、ということはわかるが、コツの会得はむつかしいものだな……と読者が思いはしないでしょうか」と私の原稿を読んだ何人かの人からいわれたのです。私も、このようにいわれれば、多少そのような気がします。そこで第二部以降では、この点をカバーするようペンを進めようと思います。
 きょう(いま原稿を書いている日)は平成2年8月12日です。
 第一部で少し説明しましたが、私と親しい新井昭広近畿大教授が訳しました、ゲオルク・キルヒナー著『振り子と占い棒の謎を解く』――放射線感知術ハンドブック(ビジネス社刊)の最終ゲラが、きのうビジネス社より私のところへとどきました。この本の「推薦の言葉」をラジエスセシア応用の「振り子診断法」の実践者として書いてほしいというのです。
 この本は大著です。きのうの午後4時ころから読みはじめ、昨夜は5時間くらいしか眠らずに、やっと今朝10時ころ読み了えました。10時間以上も読破するのにかかりましたが、私にとってこのようなことは、100冊に1冊くらいしかありません。大体3時間内に読み終ります。読むのは大変でしたが、それ以上にいろいろなことを改めて知り、勉強になりました。ラジエスセシア(放射線波動探知技術=フーチもその一種)についての自信もできました。
 
 次に先ほど書きあげました、この本への私の推薦のコトバを原文のままここにも掲載します。これをお読みになることにより、皆さまが、コツとの付きあい法をおわかりいただけると思うからです。また私のいいたいことも御理解いただけると思います。

            *     *     *

「振り子診断法」の一人のプロとして本書を推薦します。

 私の本業は経営コンサルタントです。30年近くもこの仕事にかかわってきましたので、いままでに真剣に仕事でつきあった経営者の数は数千人以上もいらっしゃいます。
 経営者業は意志決定業です。客観的データをどれほど準備しましても、最後の判断は経営者個人の直感(?)にたよることになります。
 なぜなら客観的データがどうであれ、良心に反することや、やりたくないことは実行しても、まず成功しないからです。成否の結果には個人的な要因が多くかかわりますので、やはり個人の勘によって意志決定をするのが正しいといえるでしょう。
 これらのアドバイスの必要から、私は直感力の研究に全力投球をしてきました。個人個人にとって、まちがいのない正しい答を得る方法はないだろうか?……と、あらゆる分野を調べ、自らも挑戦してきました。このことについては拙著『ビジネスに活かす「直感力」の研究』=昭和62年、PHP研究所刊を参照してください。
 私はいろんなことに挑戦しました。その中で論理的にも結果的にも私が納得できた手法の1つが、『放射感知術』です。私はその応用テクニックの一つである「振り子診断法」を私なりに使えるようになりました。
 これらの詳細については、今年10月にPHP研究所より発刊される私の最近著『船井幸雄の人間の研究』に記しましたので、ぜひ御一読ください。
なお『振り子診断法』の一人のプロとしていいますと、読者の中で放射感知術を覚えたいと思われる方は、慎重に、できれば立派な実践家に指導をお受けください。
 理論的には、だれにでも体得できるはずですが、正しい答を得るようになるのは、かなりむつかしいといっておきます
 私は「自他同然の心境=自分と他人を区別せず、同じように対することができる心境」になるか、瞑想の極意でも知らないと、むつかしいような気がします。一方、他の手法で、直感力をあるレベルまで開発しますと、「振り子診断法」は補助手法として活用する以外は不要になります。
 以上のような理由で、私は現在「振り子診断法」を、あまり利用しておりません。また私に「振り子診断法」をおぼえるきっかけをつくってくださった政木和三博士も、いまではお使いになっていないようです。
 本書は私の尊敬する新井昭広近畿大教授によって訳された本ですが、新井さんはまじめな学者です。御専門は宗教哲学ですが放射感知術の学術的研究者といってもよい人です。
 ぜひ本書を学術書としてお読みください。そしてフシギなことを否定しない人になってほしいのです。
 世の中のできごとにはフシギや奇跡はないはずです。やがて原理がわかるでしょう。
 そのためにも、フシギなことを好きになってほしいのです。
 フシギなことの書かれたまじめな学術書、世の中のためになる本、振り子診断法のプロの私もいろいろ教えられた本、そして親友の訳した本として、本書を推薦いたします(転載ここまで)。


 このようにして直感力につきましては、いまではかなりのことをマスターしましたが、そのキーは「よい人間性」と「よい場」、「よい仲間」のような気がします。
 直感力やこれらは楽しく有益なものですから、ぜひ皆さまも御研究ください。
                                            =以上=

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