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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2007年3月20日
放浪「volI」を読んで、このホームページ読者へのお願い

 映画監督の四ノ宮浩さんの小冊子『放浪』(オフィス4プロダクション TEL:03−3354−3869)の「volI」が送られてきました。よい冊子です。年3回は出したいとのことで、これは今年2月発行の第1号です。四ノ宮さんのすばらしい生きざまを感じました。しかしです。
その中に、以下のような文章がありました。

「どうしたら世界中の貧困と飢餓と戦争がなくなるのか」
「これから僕たち日本人はどんなことを思い、どんな生活をして、どんなことを心の支えに生きていけばいいのか」


 実は、僕のこころの中では湧き上がっていることがかなりたくさんあるので、映画とは一味違うが、小冊子にして関係者各位にお配りしようかとも思ってきたところである。今まとめようと思っていますので、しばらくお待ちくださいませ。(この小冊子のことです)

 それから「これからの5年、いよいよ正念場」船井幸雄氏著には以下のことが書かれていて、僕は今、心の中に引っかかってしょうがないのでここに載せさせていただきますのでお読み下さい。

「どうやら1700年ごろから世界を支配してきた一握りの人々がいるみたいだ。
アメリカの独立、フランス革命、第1次世界大戦、第2次世界大戦、コミンテルン、ナチス、共産主義国家、中国の成立などや、日本でいうと明治維新、日露戦争の勝利、太平洋戦争の敗北、原爆の被爆、戦後の経済大国化とバブル崩壊などもすべてその一握りの支配属の意向により生起したと考えると、よく納得できる。
今、支配層の人々は、人類のほとんどを奴隷的管理下におくべく計画し、着々と実行している。」

 と書かれていた。(本当なの?)
 このことが真実だとしたら間違いなく世界史は変わると思うが、みなさんはどう思いますか。
 又、推薦図書として、「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」(翻訳副島隆彦)を推していたので、僕も読んでみたら、凄いことが、僕の常識を覆されることが、山のように書かれていた。

 この本の要点も引用させていただくと、
1.アメリカは一握りの権力者たちにより支配させている。アメリカの真の権力者とは、デビットロックフェラーを筆頭とするロックフェラー一族。
2.アメリカ大統領は選挙により選ばれるのではなく、財界人の団体「CFR」(外交問題評議会)、金融業者のトップで構成される「三極委員会」、政治指導者、銀行家、企業経営者、実業家からなる「ビルダーバーグ会議」で選ばれる。
3.CFR、三極委員会、ビルダーバーグ会議のメンバーはすべて「イルミナティ」や「フリーメーソン」などの秘密結社の一員であり、彼らの崇拝する神は「ルシファー」でキリスト教解釈によれば、サタン=悪魔にあたり、金銭欲を肯定し、強欲を礼賛する存在。
4.CFR、三極委員会、ビルダーバーグ会議の実体上のトップはデビットロックフェラーで大統領、閣僚たちは、実質的に彼にコントロールされている。
5.ロックフェラー一族は20世紀アメリカの成長とともに膨大な資産を築いてきたが、今度はアメリカを捨て、中国を次の超大国に仕立て上げるべく、最先端技術をひそかに渡し、経済成長させ、さらなる富を手に入れ、世界を支配する計画。
6.アメリカは、日本の3倍の約30兆ドル(3300兆円)の国家負債(財政赤字)があるが、この金は一人ひとりのアメリカ国民のために使われたものではなく、一握りの権力者たちを富ませるために使われたもので、この金の金利はアメリカ国民から重税で徴収する。(アメリカは一人当たりの収入の44%が様々な税金で取られるシステムであるみたいだ)
つまり、アメリカの財政赤字の1年間の金利約30兆円は国民の税金で支払われ、国民は負債を返すために奴隷化されつつある。
7.日本の日銀に相当するドルを刷っているアメリカ中央銀行のFRB(連邦準備銀行)は、民間銀行で、FRBに融資しているのはニューヨークの12行のユダヤ系銀行。
日銀も私有企業の株式会社であるが、JPモルガンチェース銀行とシティグループを大株主にしている。
8.第2次世界大戦後、ソビエト連邦と中国という共産主義2大国を育てたのはロックフェラー一家。そして共産主義勢力の脅威を理由に、アメリカの兵器軍需産業を拡大させた。
9.過去において、アメリカが関わったすべての戦争は、一握りの権カ者たちの陰謀により引き起こされた。(第1次世界大戦のルシタニア号事件、太平洋戦争の真珠湾攻撃など)その目的は、戦争による破壊事業と復興による収益。
2001年911米同時多発テロも同様に壮大なやらせで、アメリカ国民を戦争に駆り立てるための策略ということを今、アメリカ国民の60%が知ったり、疑ったりしている。
10.ロックフェラー家は1991年ソビエト連邦を潰した。以来、中国を成長させ、今までのアメリカ同様、今後は中国に、日本を含む周辺国との紛争を起こさせ、破壊と復興をやらせ、ユダヤ系金融財閥とともに収益を手に入れようとしている。
11.エイズ、SARSなどの病原菌は、世界の死亡率を上げるために、アフリカ全域やゲイたちをターゲットにして人工的に開発されたもの。(薬はほとんど石油から精製され、ロックフェラー系の製薬会社が作っている)
12.マイクロチップを体に埋め込んで人間を監視するシステムや人工地震を引き起こす大量破壊兵器が開発され、すでに完成している。

 もし、以上のことがすべて本当だったらすごいことだが、みなさんどう思われますか(転載ここまで)。


 私は、これらについてはよく知っていることなので、「もっと充分に読んでほしいな」と思いながら四ノ宮さんの文章を読みましたが、私も副島さんも「このように考えると納得できる」「その可能性は、高い」という前提で、本に記したのです。そのことは明記しています。このホームページの読者の皆さんにお願いしたいのは他人の本は「上手に正しくお読みください」ということなのです。
 ところで、今月末に私と中丸薫さんが、徳間書店から対談本『いま二人が一番伝えたい大切なこと』(3月31日刊予定)を出します。
 以下は、その中での中丸さんの「FRBやアメリカの税制」についての発言です。

 去る12月6日のCNN/ロイターの報道によると、総額125兆ドルに達する世界の「富」の約85%を世界の成人人口のうち、たった2%が保有しているといいます。 全世界的な格差が、国連大学の研究機関の調査報告で明らかにされているのです。昨今、日本国内でも格差社会の問題が深刻化しています。究極的な原因としては、この世の中にお金が存在すること、そして、お金が必要不可欠な社会を作ってしまったわたしたち自身にあるのですが、本来不正な法という枠組みを解体し、代替案を検討・採用することで、ある程度問題を改善することは可能であると同時に、重要な課題であると思います。
 アメリカにおいて、そもそも違憲にもかかわらず、誰もが受け入れてしまっていることにFRB(連邦準備銀行)と所得税の存在があります。
 合衆国憲法では、通貨の発行は議会で承認を得て、財務省が発行する必要があるのですが、現状においては、国営ではなく、株式会社のFRBが紙幣を独占的に発行しています。いわば政府は極めて原価の低い紙切れを高額でFRBから買い取って、紙幣を使用させてもらっていることになります。政府がFRBに支払っているその代金は結局のところアメリカ国民の税金でまかなわれており、FRBの紙幣利用料として、アメリカ国民は年額1人当たり約100ドルを払っている計算になるとされています。公的な役割を担ったFRBにもかかわらず、株主を含めた詳細は公表されておらず、あまりにも不透明です。そのため、長年アメリカでは、FRBと関わる一部の裕福層が為替相場の操作を行い、マネーゲームのために私物化してきたと批判する人々が存在します。
 また、実のところ、合衆国憲法ではすべての国民に平等に税金を徴収することのみが許されており、所得税の徴収は認められていないのです。実際に、20世紀初頭までは、主に関税と消費税による歳入でアメリカ政府はしっかり機能していました。また、「平等」に反する点で、州毎に異なる消費税率も違憲であり、本来は国家消費税のみが許されるのです。ただ、所得税の徴収に関しては、1913年に修正が加わったことで一部採用されましたが、あくまでも当時の平均所得の6倍以上を稼いでいた裕福層から、一時的に戦費を調達すべく行った緊急措置であり、一般庶民に適用されることはなかったのです。ところが、戦争が終結しても、所得税は廃止されず、逆に裕福層以外の庶民からも所得税が徴収されることになってしまいました。それが理由で、所得税廃止を求める市民団体がアメリカではいくつも存在し、今でも消費税撤廃を求めて署名運動も行われています。
 因みに、所得税を廃止して、国家消費税のみで政府の歳入をまかなうことに関しては、NESARAインスティテュートをはじめとする研究機関が試算を行っており、生活必需品へ非課税枠をどの程度設けるかにもよりますが、14〜22%で、十分政府は機能するとされているのです(参考:ケイーミズモリ著『世界を変えるNESARAの謎』/明窓出版刊)。クリントン前大統領も所得税を廃止して、全米一律の国家消費税の採用を検討した過去がある。)


 これは、事実です。
 真実を知ることは大事です。そのためには真実について書こうとしている人の文章は正しくお読みいただきたいのです。
 たとえば、拙著『これからの5年、いよいよ正念場』には、私はつぎのように書いています。
 前記の四ノ宮さんの文章と比べてお読みください。彼の受けとり方がちがっていると思うでしょう。

まえがき
 私と親しい人に副島隆彦さんがいます。本業は大学教授ですが、事象の真実をとらえるするどい感性と理性の持ち主です。
 最近、アメリカ人ジャーナリストのヴィクター・ソーンさんが2003年に出した本『The New World Order Exposed』を訳し、その内容を解説した『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』(2006年3月、徳間書店刊)で、日本の知識人に大きなショックを与えている人です。
 私は副島さんが好きで、よく会いますし、彼から多くの情報をいつも得ているのですが、この本にはショックを受けました。
 近代といいますか西暦1700年頃から世界を支配してきた一握りの人たちがいる……ということを、友人の中丸薫さん(国際問題研究家)から、よく聞かされていましたし、ジョン・コールマンさん、太田龍さんらの諸著作で多少は心得ていたのですが、「それらの大半が正しいようだ」と認めざるをえないのが、この本の内容だからです。
 この本を読むと、アメリカの独立、フランス革命、第一次、第二次の世界大戦、コミンテルンやナチス、共産主義国家・中国の成立などだけでなく、日本の明治維新、日露戦争の勝利、太平洋戦争の敗戦、原爆の被爆、戦後の経済大国化とバブル崩壊なども、すべてその一握りの支配層の意向によって生起したと考えると、よく納得できるのです。
 それだけでなく、その支配層の人々が、いま、人類のほとんどを奴隷的管埋下におくべく計画し、着々と実行しているのだと、この本の内容からは判断できるからショックを受けたのです。
 結論をいいますと、そんなことが進行中とは思いたくないとしても、「その可能性は非常に高いと想定して対処策をたてるべきだ」ということになります。
 ともかく本書の読者も、ぜひソーンさん著、副島さん訳のこの上下二冊の本を、お読みいただき、人類のあり方と、自分のあり方を考えてほしいのです(転載ここまで)。


 私がここで言いたいのは、四ノ宮さんのような方でも、他人に誤解されるような読み方と書き方をされる・・・ということです。あるいはそのような「読み方」で拙著を読まれたのかも知れないということです。
 もちろん、そうされないように私も副島さんも、中丸さんも充分に注意して文章を書いていますが、今回の件は私にとってはよい勉強になりました。これからは、さらに気をつけて文章を書こうと思います。
 しかし、そこで読者にお願いしたいのです。これから本をお読みになる時は、一言一句まで注意して、お読みいただきたいのです。ぜひ、よろしく。
                                             =以上=

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