トップが語る、「いま、伝えたいこと」
最近の2−3年、私が人間としてもっとも好きな人の一人に中矢伸一さんがいます。考え方がすなおで正しい。ポジティブな考え方をする人で、勉強家。
彼は一語一語を充分に考えて書き、話しており、しかも文章も話しもお上手です。生きざまを見ても彼には、本当に教えられています。
この中矢さんが、先月30日刊で徳間書店より『[天の叡智]日月神示』という新著を出しました。
この本は参考になります。知っていることもありましたが、見事にまとめられており、アタマの整理ができます。定価は税ぬきで1600円ですが、ぜひ多くの日本人に御一読をお奨めしたいと思いました。
同書の「まえがき」の中につぎのような文章があります。
日月神示の存在について私が知ったのは、今から四半世紀も前のことである。噂には聞いていたものの、周りに詳しく知っている人はおらず、全文に接する機会はなかった。しかし求めていれば縁があるもので、ある人を通じて全巻を手にすることが出来た私は、夢中で読みふけった。そして、「これこそが私が求めていたもの!」と直感した。
私は日月神示にアクセスする以前に、いろいろな宗教書を読んだ。宗教団体にも実際に身を投じたりして、ずいぶんとお金も時間も費やした。もし、日月神示に示された内容が手軽に入手出来るようになれば、私のようにあちこちに首を突っ込んだり、回り道をしなくてもよいのではないか。
そう考えた私は、当時仕事で緑のあった徳間書店に企画書を出した。するとその企画書が意外にも通り、私はこの分野では初めての著書を出版することになった。
こうして世に出だのが、最初の『日月神示』(徳間書店、1991)である。そしてこの本が予想外にもベストセラーとなることにより、以降は次々と続編や関連本を書くことになった。とくに三十代の頃は、とにかくたくさん本を書いた。
世紀末が何事も起こらずに過ぎるとその動きも沈静化したが、今ふたたび『日月神示』に対して関心が集まるようになっている。それは大変喜ばしいことなのであるが、過去の私の作品はほとんどのものが絶版で、入手困難な状況にある。
日月神示関連の著作に関しては、時代や流行の変遷(へんせん)によって色褪(あ)せるものではない。むしろこんなご時世だからこそ、多くの人の共感を呼ぶところもある。そこで、テーマ別に編纂(へんさん)したダイジェスト本があったほうがいいと思い、今回、徳間書店のご協力のもと、三つのテーマに分けて新たに編集し直してみることになった。
これら日月神示三部作は、「天・地・人」の三巻に分かれている。
今回の[天の叡智(えいち)]篇は、霊的世界の実相について。[地の叡智]は、日本とユダヤの関係や「イシヤの仕組み」について。[人の叡智]は、「私たちは何を為すべきか。どうやって道を開くべきか」という実践論についてである。
一作目の「天」にあたる本書では、霊的世界の実相について、“これだけは知っておきたい基礎知識”をテーマに、宗教や精神世界の方面に明るくない人にも判りやすくまとめたつもりである。
今生、日本人として生まれた以上、「死ぬ」までに読んでおくべき一書として、宗教・無宗教の枠を超え、なるべく多くの日本人に接していただければ、これに優る喜びはない。
2009年4月 中矢伸一
また同書の冒頭に、同書のポイントが5つにまとめて書かれています。
@行き詰まった世界の間違いの元は、いったいどこにあったのか?
日月神示ならズバリ答えられます!
A神とマネーを置き換えてしまった世界中の人々
宗教団体に属することで
マコトの信仰を見失った人々
世界の霊がかり、日本の霊がかり、
神を求めて洗脳されてしまった人々
B空前のチャネリング――
天使・神・宇宙人・地底人との対話ブームも
神示に示された通り
審神(神の査定)も審神の仕方も知らなければ、
ただの邪霊のおもちゃ!
C奇蹟を求めるもの、
金を求めるもの、
人集めを求めるもの、
救いは自分のところの教え以外ないと言うもの、
天国を求めて地獄を産む人々、
みなみな下級霊に踊らされる者たち
D日月神示の道は、
みなみな楽天地
神の地獄、禊(みそ)ぎ祓(はら)い清め!
急げ、急げ!
金の地獄、禊ぎ祓い清め!
急げ、急げ!(転載ここまで)
以上のとおりですが、実によく分る内容の本です。
そして、この本の中に書かれていることを実行することが、5月8日のこのページで書きました『二つの真実』の二つ目、「決められていた個々人の生涯や、人類の歴史を、よい方=正しい方に変えることができる人間になれる」決め手のようにも思います。決してむつかしいことではありません。
中矢さん御自身が、そのように生きている人ですし、私は何人もそのような人を知っています。私も努力中です。
ぜひ、まじめにやってみてほしい…とお願いしておきます。
=以上=
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