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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2009年5月25日
いまの不況は回復しない

 5月18日のこのページで、少し書きましたが、私の今年はじめての経済書が今月末徳間書店より発刊されます。
 以下はその「あとがき」です。ぜひお読みください。
 これがいま当面私の「一番知らせたいこと」です。よろしく。
 結論は「いまの不況は回復しない」です。
 題名は『2009〜2013 資本主義崩壊最終ラウンド』です。
 以下は同書の「あとがき」です。



超プロの友人、びっくり、そして神の声
(私の予測が当たる理由は、これなんです)

 私は予測などを当てても大したことはないと思っていますが、私の予測は40年余にかけて実際によく当たってきたようです。それは、ジャーナリストの柳下要司郎さんが2007年10月に「あ・うん」から出した著書『予測を100%的中させた男 超人「船井幸雄」の近未来予測』1冊をお読みいただくだけでわかります。
 経済面の予測に関しては、私がいま、その情報を一番大事にしている副島隆彦さんが「船井先生は占い師兼呪(まじな)い師」だとその著書で書いてくれていますし、朝倉慶さんは「2002年に出た船井幸雄先生の名著『断末魔の資本主義』の通りに、世の中は動いてきた」とほめてくれています。
 自分で考えると、私の予測の当たる理由らしきものが三つあります。
 一つは、副島さんや朝倉さんのようなその道の超プロの友人が百人余もいて、たえず真実を教えてくれるからです。毎日、世界中から情報が入ってきます。
 今年(2009年)4月に徳間書店から出た副島さんの新著『日米「振り込め詐欺」大恐慌』や朝倉さんの新著『恐慌第2幕』(2009年5月、ゴマブックス刊)には、ここ1、2年についての「正しい真実」と「正しい予測」が掲載されていますが、このような真実を教えてくれる友が百人余りも、たえず自分の専門分野の真実や予測を私に教えてくれるのです。これでは、馬鹿でも私の予測は当たるようになります。
 二つめは、“びっくり”の解明が私は大好きなのです。シティグループが潰れたり、ビッグ・スリーが潰れる・・・などという“びっくり”がありそうだと思うと、私はとことん解明するクセがあります。
 “びっくり”を正しく解明すると、真実がわかり、未来がわかり、対処法が分かるからです。これは、楽しいものです。
 三つめは、なぜか正しい神の声(?)が私にはわかるのです。いまなら、「聖書の暗号」であり、「日月神示」であり、「天風さんの生きざまを活用すればよいこと」などです。こういったことは、その時々、誰かに教えられるのです。
 だから、私の予測は当たるのだと思います。本書の予測も、ほとんど当たるでしょう。
 たいしたことはありませんが、それは、それでよいことだと思っています。
 本書の原稿は、今年2月26日から書きはじめ、4月20日に第1〜4章をとりあえず脱稿しました。しかし考えるところがあり、さらに5月1日に序章を書き、昨日5月8日に全文を読み直し、訂正と補足をしました。
 私はいま、今年の後半から2011年の世界経済については、前記の副島さんと朝倉さんの本に書かれたとおりになると思っています。2冊とも、素晴らしい本です。
 株価は下がり、円高になり、金価格は上がり、債券は暴落し、日本でも生活恐慌になるでしょう。景気は回復しないと思います。日本も大変なことになるでしょう。さらに、2011〜2012年には、ハイパーインフレに世界中が悩まされることになるでしょう。
 ただ私は、2010年過ぎからの天災が気になります。
 アメリカのアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがるイエローストーンのスーパー火山の噴火やカリフォルニアの大地震が気がかりです。また今年、黒点が消えた太陽の動きやメキシコ海流の変化などが気になります。
 2011年には、オバマ大統領が辞める可能性がありますし、アメリカの覇権が揺らぐでしょう。輸出がストップした中国や日本も大変でしょう。
 ともかく、2013年までに6〜8京円あった見えない世界のお金、すなわちデリバティブがゼロに近くなり、資本主義が崩壊することがほとんどの人にわかると思われます。といっても、第三次世界大戦は起こらないでしょう。
 これらのことを本書から読み取り、上手に対処していただければと思い、あえて第三者の意見を多く掲載した本書を世に問うことにしました。
 なお、本書の作成プロセスで櫻庭雅文さんには大変お世話になりました。また、「聖書の暗号」研究家のIさんにも、お世話になりました。あわせてお二人にお礼を申しておきます。
 これから、いよいよ本格的な大変化がきます。対処法は“人間として「天の理」に従って正しく生きること”のようです。
 それさえご理解いただければ、著者として本当に幸せです。読者に期待しております。読者のみなさまのご多幸を祈ります。
                                      2009年5月9日
                           熱海市の自宅書斎で 船井幸雄(転載ここまで)

                                           =以上=

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