トップが語る、「いま、伝えたいこと」
ちょうど1週間前、このページで、「分りやすく真実を書いた名著がない。しかし、そのようなところへ出た副島隆彦さんと朝倉慶さんの経済についての本は、よく分る。このような本が出てくるのは、すばらしいことだ」というようなことを書きました。
副島さんの本は『日米「振り込め詐欺」大恐慌』で4月30日の発刊。
朝倉さんの本は『恐慌第2幕』で5月10日発刊です。
ところが、もう一冊5月20日刊で、中丸薫さんとベンジャミン・フルフォードさんの対談本『ドル消滅の仕組み』が5月20日に青志社から発刊されました。
中丸さんもフルフォードさんも私と親しい人で、よくいろんなことを知っている人たちです。
彼らが主として「闇の勢力」という世界を支配してきた(?)という人々について、ストレートに書いたのが、この本と言ってもよく、同書の出版社は、この本についてつぎのように述べています。
さらにお二人のつぎのような発言も同書の帯に書かれています。以下お読みください。
国連、IMF、世界銀行がアメリカから逃げ出す!
アメリカ・ロシア・中国、血みどろの闘争の果てに、
2012年には世界の仕組みがすべて変わる。
権力構造を知り尽くした2人が、
知られざる「闇の世界の舞台裏」を語りつくす。
「アメリカは債務不履行に陥り、各州が独立に向けて動いている」(ベンジャミン・フルフォード)
「日銀はドル紙幣を印刷している」(中丸薫)
『泥棒国家日本と闇の権力構造』(徳間書店)から4年。アメリカ倒産の裏側や、日本再生のための秘策など、衝撃の真実とタブーを徹底的に語った一冊です!
■金融危機以来何が起きたかというと、2008年9月以降、アメリカが刷っているドルが国際通貨として認められなくなった。そこで、ドルが紙くずになったら困る人たちが必死でドルの価値を守った。だから、米連銀(FRB)が13兆ドルも刷っているのに、ハイパーインフレーションが起きないのはそういうわけです。
―――ベンジャミン・フルフォード
■日銀がサブプライムローン問題が始まっていたときにやっていたことはとんでもないことでした。本来、日銀は日本のお札を刷るところです。ところが1回に60兆円分のドルを刷ってアメリカに納入しているのです。2008年の秋から2、3ヵ月の間に80数兆円分のドルを刷ってアメリカに送っています。―――中丸薫(転載ここまで)
ともかく私も読んでみました。
その大半は、私も彼らから聞いたり、他の情報で知っていることだったのですが、もちろん知らないこともありました。
しかし常識的にいうと、とうていありえないと思うようなことが、何十も書かれているのにびっくりしたのです。
たとえば「1985年のJALの墜落は米軍のミサイル」によるとか
「2007年7月の中越地震は地震兵器による」…などで、
「○○さんは、このような理由で殺された」というようなことが多く出て来ます。
知名度もあり、社会的信用もあるお2人のことですから、びっくりしました。
私は書かれていることの真偽については分りません。同書には正しいことも多く書かれていると思います。
ともかく、いま、このような本が日本で出版されたことに驚いたのはたしかです。
副島さんや朝倉さんの前記の著書とちがった意味で、「世の中の変化」を感じさせられる本の出版でした。
みんな私と親しい人で、よい人、勉強熱心、調査熱心な人です。
私にいろんな情報を教えてくれる人たちです。
それだけに、彼らの今後のより一層の御活躍を祈るとともに、このページの読者にも、できるだけこの3冊はお読みください…とお願いしたいと思います。多分、非常に勉強になると思います。
=以上=
2009.05.25:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】いまの不況は回復しない
2009.05.22:【先週のびっくりより】中丸さんとフルフォードさんの対談本
2009.05.18:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】今年2月中旬からの3ヵ月で知った特に大事なこと三つ
2009.05.15:【先週のびっくりより】分りやすく真実を書いた本がほとんどない
2009.05.11:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】中矢伸一さんの新著『[天の叡智]日月神示』
2009.05.08:【先週のびっくりより】二つの真実
2009.05.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】私の新著『人間力』(羽生善治さんとの「ほんねの対談書」ビジネス社刊)が、今月出ます。
2009.05.01:【先週のびっくりより】神さま(?)との付きあい方