トップが語る、「いま、伝えたいこと」
私は2ヵ月に一度の割りで血液検査をしています。
先週、8月12日にも、やりました。その結果が8月13日に出て来ました。
55項目ほど調べましたが、超異常値が血糖値です。224mg/dLと高いのです。これに関連するHBA1Cも6.3%と少し高く、後、標準内よりはみ出しているのは中性脂肪と動脈硬化指数です。他は正常でした。
これを見た私が信頼している担当医師は、「船井さん、まちがいなく糖尿病ですよ。血糖値を下げる治療や療法をしましょう。前回も前々回も血糖値は高かったから」といい、それなりの薬を出し、治療法を教えてくれました。これを、いまやっています。
ところで、私の親友に「血液検査を読む名人」という有名な医師がいます。
この友人に8月12日と、前回(6月13日)の血液検査の結果を送って意見を聞きました。
この人は「糖尿病の可能性はあるが、この血液検査でみる限り非常に少ないですよ。理由はこれこれだ」と実に詳しく分析して、それをFAXし、電話でまで30分以上も説明してくれました。
さすが親友だとうれしくなりましたが、びっくりしました。私自身、非常に迷いました。しかし糖尿病の可能性は否定できないので、安心できる治療からはじめました。
私は10有余年『船井幸雄の病院経営道場』を毎月、開いてきました。何百もの病院や医院の経営についてはよく知っています。多分プロと言えると思いますが、自分で病気になったのは2007年3月がはじめてといってもいいくらいです。だから病気のことはほとんど知りません。
2年来、有名な病院、有名な医師や歯科医に診てもらいましたが、大事なことになると、診断結果が異なることが多いものです。180度ちがうことさえあります。びっくりします。西洋医学も東洋医学でも、名人といわれる人々がそれなりにちがうことを言うからです。
それくらいまだ病気というのは、分らないことが多い…と思いましたが、彼ら個々人は、自分の意見を信じている人が多く、結局、私のような患者は、自分のカラダなので、気になるから、少しの勉強では、勉強すればするほど迷うようになります。
私は気楽な性格なので「すべて必然、必要、ベストだ」と信じ、自分の判断で最近では対処することにしています。糖尿病にも同様で対処しはじめました。
ともかく医学や医師などについて言いますと、そのコトバも権威も、書物やパソコン上で書かれていることも、いまのところ70%の信頼と30%の疑問で対処するべきだと思っています。これはむつかしいが、楽しいことです。
=以上=
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