トップが語る、「いま、伝えたいこと」
ここ2週間ほど、私の周りにはびっくりが多発しています。
具体的に言いましょう。一つめは気候が変です。「びっくり」しました。
9月22日に私は草加市に所用で行っていました。最高気温36℃、全く暑い一日でした。
9月23日は熱海にいました。最高気温は27℃。前日より一挙に9℃も下がりました。過しやすい一日でした。
9月24日は東京にいました。最高気温は19℃。前日よりまた8℃も下がりました。寒くてふるえるほどでした。
9月22日夜はクーラーで部屋を冷やさねばどうにもならなかったのが、9月24日夜はヒーターに切りかえました。真夏が一日で秋になり、その翌日は初冬になったようなものです。
二つめは9月24日に那覇地検が尖閣沖で逮捕した中国人船長を釈放と発表し、実際に翌日に、この船長が釈放されたことです。
政府は菅首相以下、政治介入はしていない……というのですが、実に国辱的なびっくりする行為が地検の決定だけで行われたことにびっくりしました。変な国ですね。日本の役人と政治家は、私のような叩きあげの経営者とちがうのだ、とあらためて大びっくりしました。菅内閣の支持率は下がるでしょう。日本の政治家や官僚は、自己責任とリスクマネジメントが、全く分っていないようで、大びっくりです。
三つめは9月30日に息子(船井勝仁 船井本社社長)が処女著作『生き方の原理を変えよう』を徳間書店から発刊したことです。よく書かれているよい本です。
私は、「だれでも1−2冊は良い本を書ける。毎年2−3冊、10年つづけて20−30冊良い本を出せたら一人前だ」と彼に言っておきましたが、先週、この本を読んで、私は今月の船井本社の株主総会で代表取締役会長をやめ、単なる取締役会長になり、彼に船井本社の代表取締役社長として全面的に会社の経営を委せることにしました。
なぜ、この本を読んで全面的に委せる気になったかは、一度同書を読んでみてください。私の言いたいこと、したいこと……しかし、できなかったことが全部書かれているからです。彼がどのような経営をするか、また、どのような2冊目の本を書くかがたのしみです。
四つめは『ザ・フナイ』の2010年10月号に矢山利彦医師が私のことを書いています。
その部分を転載しますが、ぜひ『ザ・フナイ』10月号(10月1日発行)の矢山さんの「宇宙コンピュータとヒト脳コンピュータを貫く情報原理と易の関連」全文をお読みください。
では私のことを書いている一部だけ転載します。
本来、医師は患者の情報を第3者に言ってはいけないのですが、船井先生にご容赦いただきまして発表します。
船井先生の口腔を診察させていただいた時のことです。
痛みの強い部位にはウイルスや細菌の感染と同時にアドレナリンの共鳴反応が強く見られました。数多くの患者さんを見た経験上、これはウンウンうなっているレベルの痛さだと思われましたが、その様子はなく、驚いたことに頭部に全くアドレナリンの反応がなかったのです。特に呼吸法や気功などしないでその状態なのです。
「苦痛はあっても苦悩はしない」状態を自然体で体現できている、こんな方は今までにまだ船井先生一人しか、お目にかかっていません。
逆の例は、毎日見ています。体の症状は改善しているにもかかわらず、残った症状を自分の中で拡大して悩む人、どんなに手をつくしても苦悩が減らずにアドレナリン過剰の状態から免疫機能が低下していく人、ほんとうに心の状態が体の状態に直結していることを痛切に実感しています。悩むこと、脳にアドレナリンを出し続けることは、本当に体を痛めます(転載ここまで)。
このようなことを私はよく言われます。去年、某総合病院の総合検査結果を見て2〜3人の医師から言われました。「この検査結果では、生きているのがフシギなのだが、船井先生はお元気に原稿を書き、講演をし、経営者業もされていますね。もう一度調べさせてくれませんか? しかしうちの病院の検査がまちがっているとは思えないのだが?」と。私はふつうの人間ですから、時々、このように医師から首をかしげられますが、自分でも首をかしげ、ちょっと「びっくり」しています。
その他、十以上も「びっくりすること」がありました。その中の一つ二つだけ紹介しましょう。
ヒカルランド9月30日刊のコンノケンイチ著『宇宙論の超トリック 暗黒物質(ダークマター)の正体』を読んで、巻末対談(コンノさんと副島隆彦さん)の副島さんの、物理学者やいままでの物理セオリーのぶったぎり方に痛快さをおぼえるとともにびっくりしました。
ビッグバン理論、相対性理論などの彼の切りすて方は見事なものです。アインシュタインやホーキングがまちがっているのは、いまでは事実と分ったとはいえ、彼らを尊敬し、まちがいを知らない人が多いだけに、一読に値する対談です。
これを読んだ私の秘書(20代女性 独身)がいま量子物理学に凝っています。彼女は去年、量子医学(島博基 兵庫県立大 名誉教授)で、私が助けられたり、今年「聖書の暗号」を私が量子論で説明したのを知って量子というコトバに興味を持っていたからでしょう。が、余暇時間の全てを、量子論の勉強に当てています。これにもびっくりです。
これだけ、私の周辺だけでもびっくりが多発するのを見ますと、あきらかに世の中が変ってきたように思います。
作家の加治将一さんが私と1時間余しゃべり、そして私の近著2冊『本音で生きよう』(ビジネス社刊)と『「聖書の暗号」の大事なポイント』(ヒカルランド刊)を読んで、「船井幸雄先生、僕は進化します。もうそこにおりません」と書いて、彼の著書を送ってくれましたが、これは、「量子論的発想」に加治さんもなりつつあるな……と分る一文です。
どうやら少し心ある人は人智をこえた自然や自然のルールを知り、それらとまちがいなく付きあわねばならないような激変の時代が来たようです。
皆さんもぜひ、御自分のここ1−2週間の「びっくり」を検証してみてください。
多分、「有意の人」ほど「びっくり」が多かったと思います。たのしい時代が来たようです。
=以上=
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2010.10.11:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】船井本社や「にんげんクラブ」の経営を全面的に息子(船井勝仁)にまかせることにしました。
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