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今月の"ほんもの"の紹介は、ずばり"炭"です。
最近では炭は「なんとなくいいもの」として定着されてきていますが、知れば知るほどそのパワーはすごいようです。
今月は、そんな"炭"の効果とその大きな可能性についてご紹介します。
底知れないパワーのある炭を、生活の中にもっと取り入れてみてはいかがでしょうか。 |
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炭の効果とは? |
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炭には、炭素、ミネラル(ミネラルの60%はカルシウムとカリウム)などが含まれていて、特に炭に含まれるミネラルのバランスは人間の体にとってとても良いものです。これらのミネラル成分は樹木のうちは、水に溶けないか、溶けにくい性質がありますが、炭化して木炭になることで水に溶けやすくなります。 |
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炭には酸化を防ぐ効果があります。酸化とはつまり老化のこと。炭を生活の中に取り入れることで、老化を防ぐこともできるのです。 |
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炭には無数の穴があり、そこが微生物の棲み処(すみか)となります。土壌中に炭があることで、微生物が健全に働き、栄養分が豊富な土壌になり、そこで育つ植物も元気になります。 |
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炭には環境ホルモンを吸着する作用があります。生殖細胞に直接影響を与える環境ホルモンは、そのせいで新婚カップルに子どもができないというケースも増えていますが、炭を体に取り入れることで環境ホルモンを体外へ排出することも可能なのです。 |
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炭には、ダイオキシンなどの有害な化学物質を吸着させたり、大気中に飛散している窒素酸化物を無害化させる効果もあります。 |
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炭には多くの毒素を吸着させる力があり、血流からも毒素をきれいに取り除く作用があります。だから毒物事故などの際に炭を食すると効果的に毒素を体外に排出することができるのです。 |
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では、生活の中に炭を取り入れるにはどんな方法があるのでしょうか?
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家の中に炭を置こう! |
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炭は空気を浄化させ、いやなにおいを吸収します。アトピーなどの抑制にもとても効果があるのです。部屋の中にたくさんの炭を置きましょう! |
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炭を食べてみよう! |
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「え、炭を食べるの!?」という声が聞こえてきそうですが、実は炭は、食べることが最も効果的なのです。炭はなんとなく「焦げている」というイメージがあるかもしれませんが、炭をつくる段階で、「焦げているもの」に含まれる発がん性物質のタールは煙として外に放出されるので、炭の成分に体に悪いものは含まれていません。
炭を食べることで、バランスのいいミネラルを直接、体に取り入れることができ、血液中の毒素も排出してくれるので血液もサラサラになります。 |

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炭を細かく砕いてカプセルに詰めたもの。宮下さん(以下でご紹介しています)は、毎日これを食べています。松の炭が食べやすくお薦めだそうです。 |
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炭の食べ方としては、細かく砕いたものをそのまま食べてもいいし、クッキーやパンに焼く前に混ぜ込んだり、味噌汁の中に混ぜて食べるというのもいいでしよう。
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お風呂に炭を入れよう! |
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お風呂に炭を入れると、炭からカリウム、カルシウムなどが出て、温泉のような効果が出ます。 |
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おいしい野菜づくり |
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家庭菜園などを行なう際に、細かく砕いた炭を土に混ぜると、土の中にミネラルがたっぷり含まれます。また炭は微生物の棲み処(すみか)になるので、微生物の分解のおかげで、土に栄養分がたっぷり含まれ、おいしい野菜ができます。 |
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花びんに炭を入れて、植物イキイキ! |
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炭を水の中に入れた宮下さん宅にある植物。根がすごい勢いで伸びています。 |
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花びんに炭を入れるのもとても効果的。
水の中にミネラルが溶け出し、植物がとても長持ちします。 |
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